Lostorage conflated WIXOSS

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2018Lostorage conflated WIXOSS

Lostorage conflated WIXOSS

★ 3.4 / 5.0サイコロジカル
放送年2018年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作その他
制作J.C.STAFF

平穏な日々は束の間で、セレクター・バトルの影が再び迫る。水島清衣が異変に気付き、暗黒の連鎖を断つため行動する。今回のバトルには新カード「キー」が登場し、以前とは異なるルールで構成されている。黒幕と対峙しながら、選ばれし者たちが新たな戦いに挑む。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

セレクター・バトルが終わりを告げたはずの平穏は、長くは続かなかった。水島清衣は身近に起きる不審な出来事に気づき、再び迫りくる闇の連鎖を断つべく行動を起こす。今回のバトルには新カード「キー」が登場し、ルールも以前とは大きく様変わり。シリーズをまたぐ黒幕の存在が明らかになる中、選ばれし者たちは新たな命がけの戦いへと挑む。WIXOSSサイコロジカルシリーズの集大成となる2018年放送作品。

みどころ・魅力

① シリーズ全体を貫く謎が収束する「集大成」の物語構造

「selector infected WIXOSS」から始まり「Lostorage incited WIXOSS」へと続く伏線が、本作で一気に回収される。複数シリーズのキャラクターが交差し、点と点がつながる快感は長期ファンほど深く刺さる。初見でも楽しめるが、前作を踏まえて観ると感情の振れ幅が段違いに大きくなる。

② 新ルール「キー」がもたらす心理戦の再構築

旧来のセレクタールールを知るキャラクターにとっても、新カード「キー」の登場は戦略の根本を揺るがす。ゲームのルール変更が物語の緊張感と直結しており、情報の非対称性と読み合いが生む心理的圧迫感はシリーズ屈指の密度を誇る。

③ 少女たちの意志と代償が交差する重厚なキャラクタードラマ

バトルに巻き込まれる少女たちの葛藤、覚悟、そして選択の重さを丁寧に描く群像劇としての側面も本作の大きな魅力。精神的な消耗と成長が交互に描かれ、キャラクターへの感情移入を深めながら物語の核心へと引き込まれていく。

キャスト・声優一覧

蒼井晶
蒼井晶
メイン
赤﨑千夏
穂村すず子
穂村すず子
メイン
橋本ちなみ
小湊るう子
小湊るう子
メイン
加隈亜衣
紅林遊月
紅林遊月
メイン
佐倉綾音
御影はんな
御影はんな
メイン
久保ユリカ
森川千夏
森川千夏
メイン
井口裕香
ピルルク
ピルルク
メイン
大西沙織
水嶋清衣
水嶋清衣
メイン
大西沙織
植村一衣
植村一衣
メイン
茅野愛衣
メル
メル
サブ
金元寿子
リル
リル
サブ
伊藤静
ナナシ
ナナシ
サブ
井澤詩織

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スタッフ

監督吉田りさこ
シリーズ構成土屋理敬
原案キャラデザHitoto*、坂井久太、鈴木マナツ、さらちよみ
キャラクターデザイン佐藤嵩光
音楽井内舞子
美術監督柳原拓巳
音響監督岩浪美和
OP井口裕香「UNLOCK」
ED井口裕香「I」

関連作品

アニメ

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

ずっと積んでいた。WIXOSSシリーズは「いつか」リストの常連で、Lostorageをようやく消化したタイミングでconflatedに踏み込んだ。正直、Lostorage単体でも気持ちはかなり削られていたので、「また始まるのか」という気持ちで再生ボタンを押した記憶がある。

1話を見た瞬間、嫌な予感がした。良い意味で。旧シリーズのキャラクターが戻ってきて、ああこれは収拾のつかない方向に転がるやつだ、と。2周目で改めて見ると、序盤の伏線の張り方がやたら丁寧なことに気づく。最初は展開の速さに流されて見逃していた表情の変化が、後半の重さを予告していた。前作を知っているかどうかで1話の密度がまったく変わってくる作りで、「続きものを続きものとして扱っている」誠実さがあった。

「自分」を賭けることでしか繋がれない、という残酷な設計

WIXOSSというシリーズが一貫して問い続けているのは、願いの代償についてだ。初代セレクターバトルは「勝てば願いが叶う」という嘘で少女たちを集め、Lostorageはコインという形で「自分の記憶」そのものを賭けさせた。conflatedはその両方が合流する。ルールが変わり、「キー」という新しいカードが登場するが、根本にある問いは変わっていない——何かを得るためには、何かを手放さなければならない。

ここで面白いのは、バトルの勝敗よりも「なぜ戦うのか」という動機の描き方だ。水島清衣が異変に気づいて動くとき、彼女の行動原理は勝利への欲望ではなく、誰かを守りたいという切実さから来ている。それがこの作品の核心で、「強くなりたい」という純粋な向上心ではなく、失いたくないものがある人間の後ろ向きの強さみたいなものが描かれている。

新カード「キー」の導入も単なるゲームシステムの変更ではなく、物語の構造に対応している。鍵を持つことは、誰かの秘密や過去に踏み込む権利を得ることでもある。そのメタファーとして機能していて、2周目で見るとかなり周到に設計されていると気づく。

佐倉綾音が演じる紅林遊月のキャラクターは、Lostorageから引き続き感情の起伏が激しい。だがconflatedではその振れ幅の意味が変わってくる。怒りや悲しみが「誰かのための感情」として解釈できるようになっていて、旧作を知っているかどうかで全然違う見え方をする。旧作キャストと交差するたびに、積み上げてきた文脈が一気に機能する瞬間がある。

この作品が単なる「バトル×友情」ものではないのは、「勝って平和になりました」という着地点を目指していないからだと思う。傷を負ったまま、それでも続けるという選択肢しかない状況を丁寧に積み上げていて、見終わった後の静けさはそこから来ている。黒幕との対決も、カタルシスよりも「終わり方の重さ」として機能していた。

特に刺さったシーン

終盤、森川千夏がある選択を迫られる場面。井口裕香の声の処理がここで際立っていた。普段のキャラクターよりも音域を絞って、感情を表に出さないまま台詞を言い切るシーンで、その「出さなさ」の方が怖かった。何かを覚悟した人間の声というのはこういう感じだ、と思わされる演技だった。感情を爆発させる演技より、抑制された台詞の方が刺さることがあって、これはその典型だった。

茅野愛衣が演じる植村一衣は、シリーズを通じて「巻き込まれる側」から「引き受ける側」への変化が描かれていて、conflatedの中盤あたりでその転換点がある。静かな台詞なのに重量があって、ああ茅野愛衣だと気づく瞬間がある。2回目に見るとそのシーンの前後の演出の丁寧さも分かって、改めて作り手の意図が見えてくる。

伊藤静演じるリルの存在は、LRIGという「ゲームのコマ」であることと、感情を持つ存在であることの間で揺れている。セリフの量が多くない分、声のテクスチャーで場面を持たせている箇所が多く、金元寿子のメルも含め、LRIGたちの「人間じゃないのに人間くさい」描写はこのシリーズの強みだと改めて思った。

読んで見たくなったら——『Lostorage conflated WIXOSS』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • WIXOSS旧作(Selector)とLostorageを両方見ている人
  • 魔法少女系ダークファンタジーに耐性がある人
  • キャラクターの内面描写とセリフの重みで作品を評価する人
  • 声優の演技の細部を拾いながら見る習慣がある人
  • 伏線を後から回収されると気持ちいいタイプ

合わない人

  • 前作未視聴で本作から入ろうとしている人(前提知識ゼロだとかなり厳しい)
  • バトルの爽快感や勝利の達成感を求めている人
  • 重く鬱々とした雰囲気が長く続くのが苦手な人
  • 設定やルールを丁寧に解説してほしい人(本作はそこをかなり省略する)

次に見るなら

魔法少女まどか☆マギカは、「願いと代償」というテーマの文脈を理解する上で外せない。あちらの方が構造としてシンプルだが、WIXOSSを見た後に改めて見ると、この手の作品がいかに「嘘のルール」で少女たちを追い詰めるかという設計の共通点に気づいて、また違う見え方をする。

シリーズを最初から整理したくなったらselector infected WIXOSSに戻るのが正しい。conflatedから入ってしまった人はとくに。旧作が持っている、むき出しの残酷さと「願いが叶うとはどういうことか」という問いの鋭さは、シリーズの原点として今も刺さる。

Wonder Egg Priorityは、「傷を負ったまま戦い続ける」という感触が近い。制作が違えば文法も違うが、「守りたいものがある人間の不合理な行動」を肯定も否定もせず描くスタンスは共鳴する部分がある。結末に賛否があるのも含めて、WIXOSSを好きな人に刺さりやすいと思う。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+
『Lostorage conflated WIXOSS』は、U-NEXT・DMM TV・Netflixの3サービスで視聴できます。主要な動画配信プラットフォームに揃っているため、すでに契約中のサービスをそのままご利用いただけます。シリーズ前作も同サービスで配信されていることが多いので、まとめて一気に視聴するのがおすすめです。

よくある質問

Q. シリーズを全部観ていなくても楽しめますか?
A. 本作は複数シリーズの集大成にあたるため、前作「selector」シリーズ・「Lostorage incited WIXOSS」を先に視聴することを強くおすすめします。単体でも楽しめる部分はありますが、伏線や感情の積み重ねがあってこそ真価を発揮する作品です。
Q. どのサービスで視聴できますか?
A. U-NEXT・DMM TV・Netflixの3サービスで配信されています。各サービスの無料トライアル期間を利用すれば、初期費用をかけずに視聴を始めることも可能です。
Q. 何話構成の作品ですか?
A. 全12話構成のTVアニメです。1話あたり約24分なので、シリーズ全体を一気見しても5時間ほどで完走できます。週末にまとめて視聴するのに適したボリュームです。
Q. ダークな展開が苦手でも観られますか?
A. サイコロジカルジャンルらしく、心理的に重い描写や精神的な代償を伴う展開が続きます。グロ表現はほぼありませんが、精神的なダークさは全編を通じて強め。ハッピーエンドを求める方は覚悟して視聴することをおすすめします。

まとめ

『Lostorage conflated WIXOSS』は、U-NEXT・DMM TV・Netflixの3サービスで視聴できます。主要な動画配信プラットフォームに揃っているため、すでに契約中のサービスをそのままご利用いただけます。シリーズ前作も同サービスで配信されていることが多いので、まとめて一気に視聴するのがおすすめです。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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