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FAIRY TAIL (2014) OVA
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 3話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | A-1 Pictures |
グランドマジックゲームでの賭けにより、フェアリーテイルAチームとBチームが対決する日が来た。勝者は敗者に好きなことをさせられる権利を得る。二つのチームによる一日の騒動が繰り広げられる。その後、ナツとエルザはマビスを励まそうとする。
作品概要・あらすじ
あらすじ
グランドマジックゲームでの賭けをきっかけに、フェアリーテイルAチームとBチームが全力でぶつかり合う日がやってきた。勝者は敗者に何でも命令できる権利を手にし、仲間同士の本気の争いが一日中繰り広げられる。個性豊かなメンバーたちの騒動が次々と巻き起こる中、後半ではナツとエルザがギルドの守護霊・マビスのもとを訪れ、彼女を励まそうとする心温まる場面も描かれる。みどころ・魅力
① ギルド内バトル!AチームvsBチームの全力勝負
普段は共に戦う仲間同士が、今作では敵として激突。勝者が敗者を自由に使える賭けという設定が絶妙で、全員が本気を出すからこそ生まれるギャグと熱量のバランスが楽しい。キャラクターそれぞれの個性がコンパクトに楽しめる、ファン必見の内容だ。② 命令権をめぐる一日の大騒動
「何でも命令できる」という設定を存分に活かしたドタバタ劇が見どころ。普段のシリアスな展開とは一線を画すコメディ全開の内容で、フェアリーテイルキャラの魅力を別角度から楽しめる。笑いあり、ほっこりありの濃密な一日が描かれる。③ ナツとエルザが見せる、マビスへの優しさ
ドタバタ劇が落ち着いた後半では、ナツとエルザがマビスを励まそうとする静かな場面が用意されている。アクションとコメディが中心のOVAにおいて、仲間への思いやりが伝わる感情的なシーンとして印象に残る構成となっている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | アミノテツロー、北村淳一 |
|---|---|
| 音楽 | 高梨康治 |
| 音響監督 | はたしょうじ |
| OP | 米倉千尋「Give me five!」 |
| ED | 米倉千尋「5文字の恋の行方」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
フェアリーテイルは本編を途中で断念している。話数が多すぎる。ナツが何かを失って、仲間が怒って、バトルが始まって、また誰かが何かを失う——そのループに600話以上つき合う体力が残っていなかった。だからこそ、OVAという切り口でなら見られる、という感覚があった。本編の文脈を知らなくても(正確には「知っているが追えていない」状態で)、単体で楽しめるかどうか。そういう半分テスト的な気持ちで再生した。
結果から言うと、これは「断念組のリハビリOVA」として機能する。グランドマジックゲームズという大会の後日談という体裁で、AチームとBチームがドタバタをやる前半、そしてマビスというキャラクターに絡む後半——と二部構成になっているが、どちらも「フェアリーテイルのノリを凝縮した30分」として成立している。2回目に見たとき、中村悠一グレイの力の抜け方と大原さやかエルザの真顔コメディが、1回目よりずっとよく聞こえた。
「誰が一番か」ではなく「誰とやるか」しか気にしていない連中の話
このOVAの構造はシンプルだ。AチームとBチームが対決して、勝者が敗者に一日何でも言うことを聞かせられる——という賭けが前半の軸になる。普通のバトル漫画なら「強さの証明」や「プライドのぶつかり合い」として描くところを、フェアリーテイルはここに全力でコメディを持ってくる。
なぜかといえば、このギルドの連中にとって「誰が強いか」は本質的な問題じゃないからだ。強さの序列なんて彼らはとっくに知っている。日常的に殴り合っているから。問題は「今日誰と一緒にバカができるか」であって、対決の勝敗はその口実でしかない。そういうギルドの空気感をOVA1本で証明してしまっている。
後半のマビスのエピソードがまた効いている。ギルドマスターの幽霊(という理解で合っているはず)を、ナツとエルザが「元気づけようとする」くだりなのだが、大原さやかが真顔で変なことをやる瞬間と、釘宮理恵ハッピーの絶妙に空気の読めない一言が重なったとき、このギルドの「居場所感」がじわっと出てくる。誰も特別うまくやっていないのに、なぜかその場にいて楽しそうにしている——その描写がフェアリーテイルという作品の核心だと思っていて、OVAはそれをコンパクトに体現している。
本編を全部追えている人間には「知っているキャラたちのお祭り」として機能する。断念組には「このギルドってこういう空気なんだ」という再確認になる。どちらの見方をしても成立するのは、テーマが強さや成長ではなく「一緒にいること」に絞られているからだ。
特に刺さったシーン
前半のチーム対決パートで、エルザが真剣な顔をして完全に見当違いのことをやる場面。大原さやかの声のトーンが「本気でやっている」感を出しているせいで、内容のバカさとのギャップが倍になる。エルザというキャラクターはシリアスとギャグの振れ幅が異常に広いのだが、大原さやかはその両方を同じ「地に足のついた声」でやるから、コメディのときも安っぽくならない。
堀江由衣シャルルと釘宮ハッピーのやり取りも、このOVAの中で数回笑えるポイントになっている。釘宮理恵はああいう「ちょっと抜けているけど憎めない」ポジションをやらせると本当に絶妙で、ハッピーがいるだけでシーンの温度が変わる。長年419本のキャリアで培われた間の取り方が、短いOVAの中でも効いている。
後半、マビスを励ますくだりでナツが取る行動は「こいつらしいな」という納得感がある。解決策が論理的でも合理的でもなく、ただ「こいつらがやりそうなこと」として機能している——そういうキャラクターの一貫性が、本編を長く続けてきた作品ならではの強みだと思う。
読んで見たくなったら——『FAIRY TAIL (2014) OVA』はAmazonプライムビデオで視聴できる(30日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- フェアリーテイル本編をある程度見ていて、キャラクターへの愛着がある人
- バトルよりもキャラクター同士のコメディ・掛け合いが好きな人
- 中村悠一・釘宮理恵・大原さやかの演技をまとめて楽しみたい人
- 本編が長くて断念したが、雰囲気だけ確認したい「断念組」
- 30分で完結するお祭り的な作品が好きな人
合わない人
- フェアリーテイルを一切見ていない人(キャラクターへの愛着が前提になるため)
- OVAにも本編と同じ熱量のバトルや感情的な展開を求める人
- ストーリーの起伏や伏線回収を重視する人
- ギャグが連続するテンポを苦手とする人
次に見るなら
ギルドという「居場所」を軸にした人間関係とコメディが好きなら、テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロスはアクションと仲間描写のバランスが近い。旅のパーティーを「動くギルド」と捉えると、キャラクター同士の掛け合いの気持ちよさが似ている。
「長いシリーズのお祭りOVA」として楽しむなら、ブラッククローバーのOVA・特別編も同じ文脈で見られる。魔法×ギルド的な組織×主人公の熱量という構造が共通していて、フェアリーテイルを好む層にはほぼ間違いなく刺さる。
コメディの密度を重視するならこの素晴らしい世界に祝福を!が近い。パーティーの全員が何かしらバカで、それでも一緒にいる理由がなんとなくある——そのノリはフェアリーテイルOVAの笑わせ方と同系統だと思う。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「FAIRY TAIL (2014) OVA」は、AmazonプライムビデオとNetflix、Huluで視聴できます。主要な動画配信サービスで配信されているため、すでに加入中の方はすぐに視聴可能です。仲間同士の笑えるバトルと心温まるシーンが詰まった作品ですので、本編ファンはぜひチェックしてみてください。






