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映画 バクテン!!
| 放送年 | 2022年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | ZEXCS |
中学3年の夏、新体操の魅力に惹かれた二葉翔太郎は、蒼高こと蒼翔館私立高校に入学。男子新体操部に入部し、個性的な先輩たちと、チームのエース・美里涼也に出会う。部員たちはそれぞれの情熱を持ち、翔太郎も新体操の奥深さと仲間との絆の中で、成長していく物語。
作品概要・あらすじ
あらすじ
中学3年の夏、新体操の演技に魅了された二葉翔太郎は、男子新体操の強豪・蒼翔館私立高校へ入学する。個性豊かな部員たちと切磋琢磨しながら、チームのエース・美里涼也とともに高みを目指していく。仲間との絆と自己成長を描いた、TVアニメシリーズの劇場版作品。みどころ・魅力
① 圧巻の演技シーン——男子新体操の美しさをスクリーンで体感
男子新体操ならではのダイナミックなアクロバットと優美なリボン・フープ演技が、劇場版のスケールで描かれます。テレビシリーズでは表現しきれなかった細部まで丁寧に作り込まれた演技シーンは、スポーツ作品としての見応えが抜群です。② 個性派キャラクターたちのぶつかり合いと成長
主人公・翔太郎をはじめ、それぞれに強い信念とバックボーンを持つ部員たちが織り成すドラマが丁寧に描かれています。ライバルであり仲間でもあるキャラクター同士の関係性の変化が、物語に深みを与えています。③ TVシリーズファンも初見も楽しめる劇場版ならではの完成度
テレビシリーズで積み重ねてきた人間関係や伏線を回収しつつ、単独の物語としても成立する構成となっています。既存ファンには集大成として、初見の方には入門作品としても楽しめる一本です。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 黒柳トシマサ |
|---|---|
| 原案キャラデザ | ろびこ |
| キャラクターデザイン | 柴田由香 |
| 音楽 | 林ゆうき |
| 美術監督 | 小倉宏昌、平間由香 |
| 音響監督 | 長崎行男 |
| ED | ワッチ「僕らの一歩」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
TVシリーズのバクテン!!を一通り見ていたので、映画が出たと知ったときは「見に行く理由が1ミリもない」という状態ではなかった。むしろ「見ないという選択肢があるか」という感じで劇場に足を運んだ。最初に見たとき正直に言うと、男子新体操という競技への解像度が低すぎて、演技シーンで何がすごいのかを半分くらい飲み込めていなかった。それがスクリーンの前に座ると変わる。音響が別物になるし、演技のダイナミクスが体で入ってくる。2回目を見て気づいたのは、序盤の日常パートの会話密度の高さで、一度ストーリーの着地を知っている状態だと、各キャラクターが何を抱えているのかが台詞の端々から滲み出ているのが読めるようになっていた。
男子新体操が問いかける「美しくあること」の意味
この作品が単なる「スポーツ青春もの」で終わっていないとしたら、それはおそらくこのジャンルの選択が絶妙に機能しているからだと思う。男子新体操という競技は、社会的な文脈で言えばまだ「なんかすごいけど知らない」の領域にある。女子新体操ほどの知名度もなく、体操競技ほどのオリンピック的権威もない。そういう「少しだけ外れた場所にあるスポーツ」を舞台にしているから、翔太郎たちの戦いには最初から「なぜこれをやっているのか」という問いが付きまとう。
作中の先輩キャラクターたちは、それぞれその問いに対する自分なりの答えを持っている。神谷浩史が演じる亘理光太郎は、チームのエースとして「美しさ」を追求することへの強度が別格で、神谷さんの声の使い方——静かに抑えたときと、感情が噴き出すときの落差——が、そのキャラクターの内側にある緊張感を可視化してくれている。一方で下野紘が演じる女川ながよしのような、もっとゆるい接し方でこのスポーツと向き合っているキャラクターがいることで、作品が「意識高い系の美学論」に閉じるのを防いでいる。
映画というフォーマットが引き出しているのは、この「なぜやるのか」という問いへの解像度の高さだ。TVシリーズで蓄積したキャラクターの文脈を持ったまま見るからこそ、終盤の演技シーンに乗っかってくるものの重さが違う。あのスクリーンの広さと音響で受け取る振付の完成形は、「競技」というよりは「表現の完成」に近い何かとして届く。美しくあることが強さに直結する競技で、男子たちが迷いながら美を追う——その構図が、思ったより深いところを刺してくる。
特に刺さったシーン
終盤の演技シーンで、チーム全体の動きが揃う瞬間がある。あそこで思わず息を止めていた。個々のキャラクターとして長く追ってきた分、全員が一つの演技として機能しているのを見たときの引力が強い。
声優陣という観点で言うと、個人的に刺さったのは小野大輔が演じる七ヶ浜政宗の、感情を押し込めながら喋るシーンで、小野さんは「抑圧している声」の解像度が高い。感情を出さないようにしている人間の声を出すのがうまい声優というのがいて、あのシーンはその強みが出ていた。
佐倉綾音が演じる栗駒あさをの存在感も映画の中で効いていて、男子チームの話でありながらあのキャラクターがいることでバランスが取れているのが不思議だった。佐倉さんの声は、強がっているときと本音が漏れるときの切り替えが早くて、1回目は見逃していた芝居を2回目で発見するタイプのやつだった。
読んで見たくなったら——『映画 バクテン!!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- TVシリーズのバクテン!!を既に見ている人(これは前提として機能する)
- スポーツアニメの「なぜそれをやるのか」という問いに弱い人
- 神谷浩史・小野大輔・櫻井孝宏が揃っている時点で劇場に行く人
- マイナースポーツ題材の作品に対して好意的な人
- チームものの、個人がチームに溶け込む瞬間の描写が好きな人
合わない人
- TVシリーズ未視聴で映画から入ろうとしている人(キャラクターの文脈がほぼ前提)
- スポーツアニメに試合の激熱展開や逆転劇を求めている人
- 男子新体操という競技への興味が全くない人(引っかかりがゼロになる)
次に見るなら
ユーリ!!! on ICEは男性が「美しさ」を競う競技を正面から描いた作品として、バクテン!!と近い温度感がある。競技の外側にある人間関係の積み重ねが演技の重さに直結する構造も似ていて、どちらかを見てから片方を見ると理解が倍になる系統。
Free! -Iwatobi Swim Club-は男子スポーツ×キャラクター群像の定番で、チームとして完成する瞬間の描写への力の入れ方はバクテン!!と方向性が近い。声優陣の豪華さも同じ方向で、そっちが好きならこっちも刺さる確率は高い。
ハイキュー!!はスポーツもの全般の中で「なぜやるのか」の問いへの答えが一番丁寧に描かれている作品で、翔太郎の成長軸に共感できたならこちらの日向翔陽にも同じ回路で入れる。スポーツの楽しさを再発見するタイプの話として地続きで見られる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ | |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『映画 バクテン!!』は、現在**dアニメストア**および**DMM TV**で配信中です。スマートフォンやタブレット、PCからいつでも手軽に視聴できます。男子新体操の熱い青春ドラマを、ぜひお好きなデバイスでお楽しみください。

