GOD EATER Prologue

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2009GOD EATER Prologue

GOD EATER Prologue

★ 3.1 / 5.0アクションファンタジー超自然
放送年2009年
フォーマットスペシャル
話数1話
原作ゲーム

同名のビデオゲームのプリクエル。舞台は2065年で、ゲーム本編の6年前である。精鋭軍事部隊フェンリル極東支部の「神聖武器」の使い手である3人が、強力な怪物アラガミに対する軍事作戦に到着する。その中の一人ソウマはゲーム本編の主人公である。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

2065年、人類は「アラガミ」と呼ばれる謎の生命体の脅威にさらされていた。唯一の対抗手段は「神機(ゴッドイーター)」と呼ばれる特殊な武器であり、それを扱える精鋭部隊「フェンリル極東支部」の神機使いたちが最前線に立つ。本作はゲーム本編の6年前を舞台に、3人の神機使いがアラガミに挑む軍事作戦を描いたプリクエル短編。その中にはゲーム本編の主要キャラクター・ソウマの姿もある。

みどころ・魅力

① ゲーム本編前夜の世界観を映像で体験できる

ゲームの6年前という時代設定により、プレイヤーが知る世界がどのように形成されていったかを映像で確認できる。設定や専門用語の視覚的な補完として機能しており、ゲームをプレイ済みの視聴者には特に発見が多い内容になっている。

② ソウマをはじめとするキャラクターの原点

ゲーム本編の主要人物であるソウマが若き神機使いとして登場する。台詞や立ち居振る舞いから、本編時点とは異なる側面が見え、キャラクターへの理解が深まる一作となっている。

③ アラガミとの戦闘描写による世界観の臨場感

圧倒的な力を持つアラガミに対し、神機使いたちが連携して挑む戦闘シーンは本作の核心。ゲームでは体感できない映像ならではのスケール感と緊迫感で、この世界の過酷さを直接的に伝えている。

キャスト・声優一覧

雨宮ツバキ
雨宮ツバキ
メイン
田中敦子
ソーマ・シックザール
ソーマ・シックザール
メイン
中井和哉
雨宮リンドウ
雨宮リンドウ
メイン
平田広明
アリサ・イリーニチナ・アミエーラ
アリサ・イリーニチナ・アミエーラ
メイン
坂本真綾
ヨハネス・フォン・シックザール
ヨハネス・フォン・シックザール
サブ
小山力也
シオ
シオ
サブ

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スタッフ

監督平尾隆之
原案キャラデザ曽我部修司
音楽椎名豪
美術監督衛藤功二

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

GOD EATERの名前は知っていた。PSPのゲームがかなり売れたのも、2015年にufotableがアニメ化したのも聞いていた。本編はまだ見ていないまま、なぜかプロローグを先に再生した。順序がおかしいのは分かっている。

2009年制作だから映像のクリアさには年代が出る。でも驚いたのは、短い尺で「世界の重さ」を空気として出そうとしていることだった。アラガミに侵食された2065年の地球、フェンリル極東支部の精鋭3人が作戦に向かう——説明より雰囲気を優先した作りで、本編を知らない状態で見ると「ここから続くものが何なのか」を掴めないまま終わる。もどかしさと好奇心が半々になる体験で、それはプロローグとしては正直な作りだと思った。

選ばれた者が「英雄」になれない理由

このSPが短い時間で何を見せようとしているかというと、「神機を扱える人間だけが持つ種類の孤独」だと感じた。GOD EATERの世界では、神機——アラガミの細胞を組み込んだ兵器——は適合者にしか扱えない。そのレアさが彼らを「精鋭」にすると同時に、消耗品として戦場に送り出す構造を作っている。

ソーマ、リンドウ、ツバキという3人のキャラクターを見ると、それぞれが「英雄」とは少し違う位置にいることが分かる。リンドウは飄々としているがその軽さは意図的で、ソーマは重さを全部自分で抱えようとしている。ツバキは場を統率する側にいるが、その静かさには何かを諦めた人間の色がある。3人とも「選ばれた」はずなのに、晴れやかさが一切ない。

中井和哉のソーマはこの短い尺でも「背負いすぎている人間」の声をしていて、平田広明のリンドウは軽さと危うさを同居させた温度でそれを包む。田中敦子のツバキは言葉少なに場を支配する人間の声を持っていて、この3人だけで作品の重力が成立している。尺が短いからこそ、声優がキャラクターの「その後」まで想起させる仕事をしている。プロローグとしての密度は、30分以下の作品としては十分だと思う。

特に刺さったシーン

作戦前の静止したような空気——3人が廃墟めいた景色の中にそれぞれの距離感で佇んでいる絵——が、ずっと頭に残った。派手な戦闘シーンより、あの「何も言わない時間」のほうが記憶に残る。2009年の作画水準でも、その静止感を出せているのは演出の意思があるからだと思う。

坂本真綾のアリサはこのSPではまだ何かを秘めた存在として抑えた声をしていて、本編でどう変化するのかが気になってしまう。平田広明のリンドウは短いセリフでも「この人の過去には何かある」と思わせる温度の調整がうまく、声だけで見ている側の想像を引っ張る。2009年時点でこの役柄をこの温度で演じているのを聞くと、後の展開を知りたくなる。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • GOD EATERのゲームまたは2015年アニメ版を既に経験している人——本来のターゲット層
  • 中井和哉平田広明田中敦子坂本真綾の声で何かを感じる人
  • 2000年代後半の重厚なポストアポカリプス設定が好きな人
  • 「人類対怪物」の構図の中に、選ばれた者の孤独というもう一層を求めている人

合わない人

  • 本編未見の状態では世界観の説明が少なすぎて手がかりが掴めない——自分がそうだった
  • 映像に現代水準のクオリティを求める人(2009年制作の制約はある)
  • 30分以内で完結した物語を期待する人——これはあくまでプロローグ
  • アクション作品はとにかく派手な戦闘をメインで楽しみたい人には密度の方向が違う

次に見るなら

「適合者だけが担える戦い」という構造が好きなら、蒼穹のファフナーが一番近い。島に閉じ込められた子どもたちが適合率によって選ばれ、人類存亡をかけて戦う話で、「選ばれることの重さ」をGOD EATERより更に深く掘り下げている。第1話から重い。

怪物の細胞を体に宿した者が同種の怪物を狩るという構造は、クレイモアが同じ形をとっている。中世風ファンタジーだが「人間と怪物の境界にいる者」というテーマの近さは本物で、GOD EATERの世界観に引っかかりを覚えた人には刺さる可能性が高い。

ポストアポカリプスの閉塞感と怪物との戦いを圧縮して楽しみたいなら、甲鉄城のカバネリも候補になる。駅に立て籠もりながら移動する人類対カバネの構図で、テンポと映像のクオリティが高く、GOD EATERと世界観の重さが近い。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『GOD EATER Prologue』は現時点で主要な動画配信サービスへの配信は確認されていません。視聴にあたっては、パッケージソフトや関連商品に同梱された映像として入手する方法が中心になります。ゲームファンであれば、本編プレイ前後に合わせてぜひ押さえておきたい一作です。

よくある質問

Q. ゲームを知らなくても楽しめますか?
A. 短編として完結しているため映像単体でも視聴できますが、世界観・専門用語・キャラクターの背景はゲームが前提の作りです。より深く楽しむにはゲーム本編のプレイを推奨します。
Q. どのくらいの長さの作品ですか?
A. SP(スペシャル)作品として制作された短編映像です。ゲームの世界観をコンパクトに紹介するプリクエルという位置づけのため、通常のテレビアニメシリーズよりも短い尺になっています。
Q. 2015年のTVアニメ版『GOD EATER』との関係は?
A. 本作はTVアニメ版(2015年・ufotable制作)とは別の映像作品です。2009年のゲームリリース時に制作されたプリクエル短編であり、TVアニメ版とは世界観は共有しつつも制作時期・スタッフが異なります。
Q. 現在、どこで視聴できますか?
A. 主要な動画配信サービスへの配信は現時点では確認されていません。パッケージやゲーム関連の同梱映像としての入手が主な方法になります。最新の配信状況は各サービスで直接ご確認ください。

まとめ

『GOD EATER Prologue』は現時点で主要な動画配信サービスへの配信は確認されていません。視聴にあたっては、パッケージソフトや関連商品に同梱された映像として入手する方法が中心になります。ゲームファンであれば、本編プレイ前後に合わせてぜひ押さえておきたい一作です。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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