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ホリミヤ
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | CloverWorks |
学校では完璧な社交家のホリだが、実は気さくな引きこもり。一方、陰気な外見のミヤムラは優しい心とピアスとタトゥーを隠している。偶然の出会いで、二人は誰にも見せたことのない素顔を互いに明かす。この出会いは新たな関係へと発展するのだろうか?
作品概要・あらすじ
あらすじ
学校では誰もが憧れる優等生・堀京子だが、家では弟の世話をこなす庶民的な一面を持つ。一方、暗くて地味な印象の宮村伊澄は、学校では見せないタトゥーとピアスを持つ別の顔があった。ある日の偶然の出会いをきっかけに、二人は互いの「素の姿」を知ることになる。やがて芽生える特別な感情と、じんわりと温かい青春の日々を描いたラブコメディ。みどころ・魅力
① 「外面と素顔」のギャップが生む自然なラブコメ展開
完璧に見える堀と、陰気に見えるミヤムラ。そのギャップが互いへの好奇心と信頼に変わっていく過程が丁寧に描かれており、告白や交際後もダレることなくキャラクターの関係性が深まっていく構成が秀逸です。② テンポよく描かれる周囲のキャラクターたち
メインの二人だけでなく、友人グループそれぞれの恋愛模様やコミカルなやり取りもしっかり描かれています。群像劇としての完成度が高く、脇キャラへの愛着も自然と湧いてくる点が本作の大きな魅力の一つです。③ 日常の「あるある」に刺さる温かみのある演出
大きな事件は起きないけれど、何気ない会話や放課後のひとときが丁寧に積み重なる演出が光ります。クスッと笑えてほっこりする空気感は、見終わったあとに「また観たい」と思わせる心地よい余韻を残します。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 石浜真史 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 吉岡たかを |
| 原作 | |
| 原案キャラデザ | 萩原ダイスケ |
| キャラクターデザイン | 飯塚晴子 |
| 音楽 | 横山克 |
| 美術監督 | 守安靖尚、薄井久代 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | 神山よう「色香水」 |
| ED | フレンズ「約束」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「どうせTHE・少女漫画だろう」と思いながら見始めた。ホリとミヤムラが互いの秘密を知り合うという設定は、正直、既視感があった。学校と家での顔が違う女の子と、見た目と中身が違う男の子——この組み合わせは使い古されている。だから最初の数分で「あ、わかった」と思ったのだが、それがまるで当たらなかった。
2回目に見たときに気づいたのは、この作品は「どう付き合うか」よりも「どう素でいられるか」を描いているということ。2人が惹かれ合う過程より、2人が誰かの前で素の顔でいることへの安心感を積み上げていく描写に、妙に重心が置かれている。内山昂輝のミヤムラが、はじめて笑う場面があるのだが——あそこで「あ、この作品ちゃんとやってる」と思った。
「素の顔を見せられる場所」を手に入れるまでの話
ホリミヤを「ラブコメ」と呼ぶのは正確だが、何かこぼれ落ちる気がする。恋愛の成就を軸に置いた作品というより、「人前では別人を演じながら生きている子たちが、たった1人だけ素でいられる相手を見つける」という話だと思っている。
堀京子は学校では完璧な生徒として振る舞い、家では母親代わりとして弟の面倒を見る。宮村伊澄は陰キャのふりをしながら、体のピアス跡とタトゥーを誰にも見せない。この2人がやっていることは本質的に同じで、「本当の自分を見せたら何か壊れるかもしれない」という怖さを抱えながら、それぞれの「役」を演じて生きている。
だからこの作品でいちばん重要なのは、告白のシーンでも初デートでもなくて、2人がお互いの「隠している部分」を見てしまう瞬間だと思う。戸松遥が演じるホリは、家にいるときの声がすこし違う。力が抜けている。学校のホリを知っている人間が見ると、そのトーンの差だけで「ああ、ここが本当の場所なんだ」と伝わる。内山昂輝のミヤムラも、学校でのあのぼそぼそした話し方と、ホリの前での話し方が、じわじわ変わっていく。
こういう作品が「すっきり終わった」と感じられるのは、2人の関係が「完成した」からではなくて、2人がそれぞれの「素の場所」を確かに手に入れたからだと思う。ラブコメとして見るとそうなるが、もっと単純に言えば「居場所の話」だった。13話という尺で、それを過不足なくやり切ったのは、かなり誠実な仕事だと思う。
特に刺さったシーン
ホリが宮村に対して、かなり強引というか、ほとんど無茶な要求をするシーンが終盤にある。「好きな人にひどくされたい」という、ちょっと説明しにくい心理を描くのは普通のラブコメだとスルーするか、笑いに変換するかどちらかだと思うのだが、この作品はそこをわりと真顔でやった。
戸松遥のあの場面の声が、甘えているのか怒っているのか泣いているのか判断がつかない音をしていて、2回目に見てようやく「これは信頼の表現なんだ」と気づいた。「ひどくしてほしい」は言葉通りの意味ではなくて、「あなたならどんな姿を見せてもいい」という、ものすごく歪んだ信頼の言い方だった。
それを内山昂輝のミヤムラが、困惑しながらも受け取ろうとするやりとりは、このアニメで一番「人間の話をしている」と感じた数分間だった。福山潤の柳や津田健次郎の安田がそれぞれ脇を固めているのに、主役2人の画面のときだけ空気が少し変わる感覚があった。
読んで見たくなったら——『ホリミヤ』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 「好きになる過程」より「付き合ってからの2人」に興味がある人
- 関係性がゆっくり変化していくのを見守るのが好きな人
- 学校という場所での「演じている自分」に覚えがある人
- すっきり終わるラブコメを探している人(引き延ばしがない)
- 内山昂輝・戸松遥の演技で何かを感じたことがある人
合わない人
- ライバルキャラや三角関係のドラマを期待している人——ほぼない
- テンポが速いラブコメが好きな人——わりとゆったりしている
- サブキャラのエピソードに尺を割かれるのが苦手な人——群像劇的な回が数話ある
- 原作ファンで「あのエピソードが見たかった」タイプの人——13話では絞られている
次に見るなら
くノ一ツバキの胸の内——恋愛禁止のくノ一たちが感情を持て余す日常系で、「素の顔が出てしまう瞬間」の描写が好きなら刺さる。ホリミヤほど直接的ではないが、隠している部分が滲み出る見せ方が丁寧。
山田くんとLv999の恋をする——ゲームというフィルターを通して、素の自分をさらけ出すまでの距離感が近い。主人公の感情の変化を追うのが好きなら、同じ感触で見られる。すっきり終わる点もホリミヤと似ている。
四月は君の嘘——こちらは重さがまったく違うが、「誰かの前でだけ本当の顔を出せる」という核心は同じ。ホリミヤで感じた「居場所の話だった」という感覚をもっと正面から描いた作品として、続けて見ると対比が面白い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ | |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ホリミヤ』は現在、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluと多くの主要配信サービスで視聴可能です。契約中のサービスからすぐにアクセスできる環境が整っているため、気軽に1話から試してみることができます。サブスク済みのプラットフォームでそのまま楽しめる点も、本作を手に取りやすい理由の一つです。


