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ホリミヤ -piece-
| 放送年 | 2023年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | CloverWorks |
片桐高校の卒業式を迎えた堀京子と彼氏の宮村伊澄、そして友人たちが学生生活を振り返る。前作では省かれた人気サイドストーリーを新たにアニメ化した作品。彼らが共有した思い出は儚いものだが、一つ一つが貴重な記憶の色彩あふれるピースとなっている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
片桐高校に通う堀京子と宮村伊澄は、お互いの「もうひとつの顔」を知ることで距離を縮め、やがて恋人同士に。本作『ホリミヤ -piece-』は、2021年放送の前作アニメでは描ききれなかった原作の人気エピソードを新たにアニメ化した作品。卒業式という節目を軸に、堀・宮村とその仲間たちが共有した何気ない日常の断片――ひとつひとつの「ピース」が、色鮮やかな青春の記憶として丁寧に紡がれていく。
みどころ・魅力
① 前作で描かれなかった原作エピソードが続々登場
前作アニメでは尺の都合でカットされた人気サイドストーリーが多数収録されており、原作ファン待望の内容が目白押し。メインカップルだけでなく、脇を固めるキャラクターたちにもしっかりとスポットが当たり、それぞれの関係性や内面がより深く掘り下げられている。
② 日常の「小さな瞬間」を切り取るやわらかな空気感
大きな事件よりも、放課後の何気ない会話や教室の風景、友人同士のさりげないやり取りを丁寧に描く作風が特徴。ゆったりとした時間の流れの中に、思わず笑えたり胸が温かくなったりする瞬間が散りばめられており、日常系・ラブコメが好きな視聴者にとって心地よい作品となっている。
③ 卒業という節目が加える、ほのかなエモさ
物語全体に「卒業式」というフレームが重なることで、キャラクターたちが過ごしてきた時間に自然と感慨が生まれる構成になっている。笑いあり、青春のほろ苦さありのバランスが絶妙で、視聴後には「あのころ」を懐かしむような余韻が残る。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| シリーズ構成 | 吉岡たかを |
|---|---|
| 原作 | |
| 原案キャラデザ | 萩原ダイスケ |
| キャラクターデザイン | 飯塚晴子 |
| 美術監督 | 薄井久代、守安靖尚 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | おもいのたけ「幸せ」 |
| ED | 坂口あみ「URL」 |
| ED | 河野桜「ドクロニンジャコノハ」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
前作のホリミヤを見終わって、続編があると知ったときの第一声は「え、必要?」だった。あの作品、一応ちゃんと終わってたし。配信リストに並んでいたので、まあ惰性で、くらいの温度で始めた。
最初の数話の感想は「補完だな」だった。大きな事件は起きない。告白もクライマックスも特にない。それが最初はちょっと物足りなかった。でも3話か4話あたりで、あ、これ意図的だ、と気づく。
2周目に入ったとき、各エピソードの「何でもなさ」が逆に意味を持ち始めた。pieceという副題は伊達じゃなくて、こぼれ落ちたパズルのピースを一枚ずつ拾っている作業だと分かる。そう思って見ると、前作が急に違う顔をして見えてくる。
本筋が終わった後に残った時間の話
ホリミヤ-pieceを「前作の補完」と片付けると、一番大事なものを見落とす。
この作品が掘り起こしているのは、青春の記憶というのは本筋だけじゃない、という当たり前のことだ。クライマックスに向かって積み上げられたエピソードではなく、特に何でもなかった日の放課後、誰かが誰かの弁当の唐揚げを食べた、くらいの出来事。それが積み重なって、卒業した後に「あのときよかったな」と思う記憶を作っていく。
前作ホリミヤは、堀と宮村の関係性を軸に、わりと整理された形で学校生活を描いた。本筋があって、それに沿って人物が動いた。pieceはその「本筋のあいだにあった時間」を掘り起こす作業をしている。
仙石兄弟のエピソードが特にわかりやすくて、浪川大輔と岡本信彦の掛け合いは前作よりも画面の余白が多い。どちらかが主役で何かを達成する話ではなく、ふたりがそこにいた、という記録みたいな質感がある。声優と夜あそびのMCふたりが実兄弟役というキャスティングも今更ながら気が利いているが、pieceではそのふたりの「何もしていない時間」が増えていて、それが妙にいい。
内山昂輝が演じる宮村の、ぼそっとした台詞のひとつひとつも、前作より力が抜けている。前作では感情の出どころが見えやすい台詞が多かったけれど、pieceの宮村はもっと日常の粒度で喋っている。「高校生ってこういうふうに喋るよな」という感覚が確かにある。
津田健次郎が演じる安田真の使われ方も好きで、前作でも存在感はあったが、pieceでは彼のちょっとした反応——笑うとか、驚くとか——が丁寧に拾われている。主役ではないキャラクターへのカメラの向け方が、この作品の誠実さだと思う。
特に刺さったシーン
堀京子を演じる戸松遥の、感情が高ぶっていない場面での演技が刺さった。前作は恋愛的な山場での台詞が印象に残りやすかったが、pieceの堀は廊下でぼんやりしていたり、友達と他愛もない話をしているシーンが増えている。そういう「何でもない場面」での声の質感——ちょっと気が抜けていて、でも確かにそこに人がいる感じ——が、作品の空気とよく合っている。
終盤の卒業前後のエピソードで、登場人物たちが「もうすぐ終わる」ということを意識し始める瞬間がある。直接的なセリフで語られるわけじゃないのに、画面の光の色と音楽と、微妙な間で伝わってくる。2回目に見たときはそのあたりで妙に胸に来て、自分でも少し驚いた。
作画は全体的にやわらかく、前作より色温度が高い印象がある。記憶の中の景色というのはだいたいこういう色をしている、という演出だと解釈していて、それが意図的なら相当好みだ。
読んで見たくなったら——『ホリミヤ -piece-』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 前作ホリミヤを完走した人(これはほぼ必須条件)
- 結末より過程を楽しむタイプ
- サイドキャラクターのちょっとした反応で満足できる人
- 日常系アニメのゆるいテンポに慣れている人
- 卒業・青春の「終わり」というモチーフに弱い人
合わない人
- 前作未視聴(人物関係の前提なしに見ると、誰が誰かすら分かりにくい)
- 毎話に起承転結を求める人
- 恋愛の進展や葛藤ドラマを期待している場合は、かなりズレる
- 前作でサイドキャラクターにほぼ興味が持てなかった人
次に見るなら
スキップとローファー(2023年)
地方から上京した主人公の高校生活を描く日常系ラブコメ。大きな事件より小さな関係性の積み重ねで物語が進む作り方がpieceと近い。主人公のまわりにいるキャラクターが全員きちんと描かれているのが好きな人に。
月がきれい(2017年)
中学生の恋愛を繊細な空気感で描いた作品。ホリミヤ-pieceの「言葉より間で伝える」演出が好きだったなら確実に合う。全体的にテンションが低く、日常の質感を大切にしている。
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2011年)
青春と記憶と、もう戻れない時間というテーマが好きなら。pieceより感情の振れ幅は大きいが、「その時間がたしかにあった」という手触りを大切にしている点が共通している。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『ホリミヤ -piece-』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中です。いずれも見逃し配信に対応しているため、好きなタイミングで全話をまとめて視聴できます。前作『ホリミヤ』と合わせて一気見するのがおすすめです。
よくある質問
まとめ
『ホリミヤ -piece-』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中です。いずれも見逃し配信に対応しているため、好きなタイミングで全話をまとめて視聴できます。前作『ホリミヤ』と合わせて一気見するのがおすすめです。



