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2008

天体戦士サンレッド
★ 3.5 / 5.0コメディ
| 放送年 | 2008年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 26話 |
| 原作 | 漫画 |
タマ川地域、主に神奈川県川崎市を舞台に、悪の組織フロルシャイムと正義の味方サンレッドの戦いが繰り広げられる。ユニークな点は、サンレッドが乱暴で暴力的、失礼なヒーローである一方、フロルシャイムの幹部たちは概して礼儀正しく良心的なことである。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
神奈川県川崎市のタマ川地区を舞台に、悪の組織フロルシャイムと正義の味方サンレッドによる戦いが日常的に繰り広げられる。ところがこの戦い、ヒーローのサンレッドは乱暴で口が悪く、恋人の家に居候するだらしない男。一方の幹部モンスターたちは礼儀正しく、近所付き合いも良好で、料理の腕まで立つという異色の逆転構造がくり広げられるご当地コメディ。みどころ・魅力
① ヒーローが最もダメで悪役が最もまとも、という笑える逆転構造
正義の味方であるはずのサンレッドは態度が横暴で生活力ゼロ。対するフロルシャイム幹部たちは礼儀正しく、掃除・料理・近所付き合いまで丁寧にこなす。この”常識の逆転”がギャグの根幹で、バトルシーンよりも日常のやり取りに笑いが詰まっています。② 川崎の街並みをリアルに描いたご当地ネタの密度
川崎市内の実在スポットや地元文化を細かく盛り込んだ描写が特徴で、知っている人ほど刺さる濃いご当地コメディとして成立しています。地方の空気感がリアルに漂うからこそ、モンスターが普通に商店街を歩いているシュールさが際立ちます。③ 短編ならではのテンポの良さで気軽に見続けられる
1話あたりの尺が短く設定されているため、テンポよくギャグが畳み掛けられます。まとめ視聴にも一話ずつの流し見にも向いており、疲れているときでも気軽に笑える作品として重宝します。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 岸誠二 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 上江洲誠 |
| キャラクターデザイン | 森田和明 |
| 音楽 | 伸次 柿島 |
| OP | manzo「Mizunokuchi Taiyou Zoku」 |
| OP | 万蔵「ファミレス太陽族」 |
| ED | 河西智美「Niwatori Dango Nabe」 |
| ED | 板野友美「『羞恥心』着メロバージョン」 |
| ED | Tomomi Kasai & Tomomi Itano「天体戦士サンレッドのテーマ」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルだけ知っていたやつをようやく見た。「戦隊もののパロディ」という情報しか持たないまま再生したら、最初の数分で「あ、全然そういうアニメじゃないな」と気づいた。フロルシャイムの怪人が川崎の商店街で普通に生活して、料理の段取りとか近所付き合いの心配をしている。サンレッドはというとヒーローなのに彼女に怒られて縮こまってる。設定だけ書くとギャグアニメあるあるに見えるが、実際の空気感は妙にリアルで、日常ドラマを見ているような落ち着きがある。2回目に見たとき気づいたのは、川崎という舞台の選択の妙で、下町的な生活感がこのゆるさを成立させているんだと分かった。ヴォルガンが醤油を借りに行くシーンひとつ取っても、街の質感が背景に溶け込んでいる。「悪の組織」の方が、よっぽどまともな大人だった
サンレッドの核心は、善悪の逆転それ自体ではなく、「大人としての生活」をどちらが担っているか、という話だと思っている。 フロルシャイムの幹部たちは礼儀正しく、近所付き合いを大切にし、季節の行事を丁寧にこなす。料理を覚え、節約に頭を悩ませ、組織の維持を真剣に考える。「悪の組織」というラベルを背負いながら、どこをどう見ても真面目な社会人だ。一方のサンレッドは短気で横柄で、彼女の佳代子さんには頭が上がらない。戦闘力は申し分ないが、それ以外の生活能力はひどく怪しい。 この構図が示しているのは、「強さ」と「まともさ」は別物だということだ。ヒーローものは「強くて正しい」という前提で成立してきたわけだが、サンレッドはその前提を静かに崩す。強い、でもまともじゃない。その落差が笑いになりながら、「これ普通に自分たちの話だな」と思う瞬間が来る。 ヴォルガンというキャラクターがそれを特に象徴している。彼は怪人でありながら、地域コミュニティの中で誠実に生きている。料理が得意で、困っている人を放っておけない。「悪」の側に立ちながら、生活者としての倫理観を持っている。それはどこか、組織の論理と個人の良心の間で揺れる普通の社会人と重なる。 短編フォーマットで1話10分前後という構成も、この世界観にちょうどいい。長くなると説明になるが、この尺は「状況を見せて終わる」だけで成立する。余白があるから、笑いの後に少し考える時間が残る。特に刺さったシーン
ヴォルガンが近所に溶け込んでいくくだりが何度見ても好きで、特に日常の些細なことで真剣に悩んでいる場面は毎回じわじわ来る。怪人という設定を完全に忘れてこちらも一緒に心配してしまう。声の演技がまたいい具合に普通のトーンで、「悪の組織の幹部」として特別に力を入れている感じがしない。その自然体が逆に効く。 サンレッドが戦って勝って、でも家では完全に立場が逆転している場面も好きで、「強さの文脈が完全に別の場所にある」ということをほぼセリフなしで見せてくれる回があった。佳代子さんの圧が静かで、それがまた怖い。声優の演技で「この人には逆らえないな」が瞬時に分かる。戦隊ものの演出様式を丁寧に踏みながら、中身は完全に川崎の日常になっているテンポの設計が、見るたびに感心する。読んで見たくなったら——『天体戦士サンレッド』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ギャグアニメに「ゆるい日常感」を求めている人
- 怪人・悪役サイドに肩入れしてしまうタイプ
- 短編アニメが好きで、1話ごとに完結する構成を好む人
- 川崎・神奈川の地名や風景に馴染みがある人(テンションが1割増しになる)
- ヒーローものの文法を知っていて、それをずらされると笑える人
合わない人
- ストーリーの起伏や感情の盛り上がりを期待している人
- 作画クオリティに敏感な人(TV_SHORTの水準なので見た目は地味)
- コメディに明快なオチを求める人(このアニメのオチはたいてい静かに終わる)
- ヒーローがかっこよくあってほしい人
次に見るなら
DD北斗の拳もキャラクター同士の「強さと日常のズレ」で笑わせる系で、サンレッドのノリに近い。原作の文法を知っていると倍楽しいが、知らなくてもキャラクターの落差でちゃんと笑えるように設計されている。こちらも短編フォーマット。 はたらく魔王さま!は「強大な悪の存在が現代社会で普通に生活する」というサンレッドのフロルシャイム側をメインに据えた作品に近い感触がある。スケール感は違うが、強大な存在が日常に溶け込む可笑しさという軸は共通している。 恋愛ラボとは毛色が違うが、同じく「設定と行動のズレで笑わせる」系として宇宙パトロールルル子を。脱力系の笑いを拾っている点でサンレッドのあとに自然につながる一本。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『天体戦士サンレッド』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで視聴できます。複数のサービスで配信されているため、すでに加入しているサービスからすぐに始められます。短編で全話数も多いので、サクッと流し見したい方にも向いています。