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ダンベル何キロ持てる? シルバーマンジム鬼トレ講座
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 2話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Doga Kobo |
ダンベル何キロ持てる?のDVD/BDの3巻と4巻に収録された特別版。ファニメーションの米国ブルーレイリリースにも含まれている。これらはテレビアニメの各話の終了時に通常見られるエクササイズセッションの、まったく新しい拡張版である。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『ダンベル何キロ持てる?』のBlu-ray/DVD第3巻・第4巻に収録された特別映像。本編の各話エンディング後に挿入されていたエクササイズコーナー「シルバーマンジム鬼トレ講座」を、大幅に拡張した完全版として再構成した作品です。ひびきや紗倉たちおなじみのキャラクターたちが、本格的なトレーニング方法をギャグたっぷりに解説。コメディとスポーツ実用性を両立させた、ファン必見のボーナスコンテンツです。みどころ・魅力
① 本編では尺不足だったトレーニング解説が「完全版」で蘇る
テレビ放送時は各話の締めに短く収録されていたエクササイズコーナーが、このSPで大幅拡張。本編でサラッと流れていた筋トレのポイントや正しいフォームが、たっぷりの尺でわかりやすく掘り下げられており、本編を見た後の「もっと詳しく知りたい」という欲求を見事に満たしてくれます。② ギャグとガチの筋トレ知識が共存する唯一無二の構成
ひびきや朱美ちゃんのコメディ的なやり取りを楽しみながら、実際に使えるトレーニング知識が自然に頭に入ってくる構成が秀逸。笑いながら学べる作りは原作の強みをそのまま活かしており、アニメとしての完成度と実用性を高い次元で両立させています。③ キャラクターの濃いリアクションが引き続き楽しめるファンサービス
本編キャストがそのまま出演し、シルバーマンジムのメンバーたちのワイワイとしたやり取りが満載。本編を見終えた後のおまけコンテンツとして、またはキャラクターをもっと堪能したいファンへの純粋なサービス映像として、見て損なしの仕上がりです。キャスト・声優一覧












スタッフ
| 原案キャラデザ | Maam |
|---|
関連作品
アニメ
書籍
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
本編を全話追ったあと、DVD特典という形で存在を知ったのがこの「シルバーマンジム鬼トレ講座」だった。各話末の筋トレコーナーを引き伸ばしたものらしい、と説明を読んで「それで単品作品として出すのか」とちょっと笑った。でも考えてみれば、本編のあの短尺コーナーは毎回妙に真剣で、ひびきがフォームを説明するとき空気が一段変わる感じがあった。ファイルーズあいの声がそこだけ少しトーンを落として、笑いより「伝えること」に切り替わる瞬間が好きだったのを思い出す。配信はどこにもないので映像の入手から始まるのが現実なのだが、見つけて再生した瞬間に「本編より筋トレが多い」という当たり前の事実に改めて笑った。これはアニメの皮を被った筋トレ教材で、しかもそれを本気でやっていた。
筋トレを「見ながら覚えられる」ように設計した、本気の教材アニメ
本編の「ダンベル何キロ持てる?」が優れていた理由のひとつは、筋トレの正確な情報をキャラクターの会話に溶かし込む手際にあった。笑わせながら、しかし動作の説明は手を抜かない。この「シルバーマンジム鬼トレ講座」はそのエクストラ部分を単品で膨らませたものだから、当然エンタメ密度よりも実用性の比重が高くなる。それがこの作品の正体だと思う。
フォームの解説をキャラクターにやらせると、視聴者は「楽しんでいる」という感覚のまま情報を受け取れる。堀江由衣が演じる里美の、若干おっとり気味の物言いで語られる解説は、スポーツジムのインストラクターが話すそれより圧倒的に入ってくる。石川界人の街雄が筋肉の部位名をいちいち全力で読み上げるのも、バカバカしいようで記憶に刻まれる仕組みとして機能している。東山奈央が演じるジーナは「本格的な怖さ」の象徴で、彼女が登場すると空気がピリッとする。留学生という設定をまとったまま、正しいトレーニングへの妥協のなさを体現するキャラクターとして使われている。
2回目に見ると気づくのは、演技の使い分けが細かいことだ。雨宮天の朱美はコメディ担当に振られがちだが、この講座では「やってみたいが自信がない人」の視点をうまく引き受けていて、視聴者が疑問に思いそうなことを彼女が代わりに聞く構成になっている。ファイルーズあいのひびきはその逆で、本編では全開のエンタメキャラが、講座パートでは抑えた声で「本当に伝えようとしている」トーンに切り替わる。この二人の役割配分は明確に意図されたものだと思う。
筋トレを「勉強する」ではなく「見る」行為として提示した本編と、その教材部分を独立させたこのSP。DVDに封入するためだけに作ったにしては、教える気が本気すぎる。おまけとして片付けるには、出演陣がやっていることの密度が高すぎる作品だ。
特に刺さったシーン
種目の解説中にひびきの顔つきが変わる瞬間が何度かあって、そこが毎回好きだった。ファイルーズあいの演技は普段のコメディトーンと切り替えが明確で、正確なフォームの説明に入ったときだけ声の奥に何かが乗る感じがある。「笑えるキャラが真剣になる」という落差の使い方として、かなり計算された演出だと思う。あれを自然にやれる声優はそう多くない。
石川界人の街雄が部位名や種目名を叫ぶくだりは何度見ても笑えるのだが、同時に情報として頭に残るのが不思議で、改めてこの手法の強さを感じた。普通のナレーターの声だったら絶対に覚えていない。キャラクターの声と感情に乗せることで筋肉の名前が引っかかる仕組みで、これは本編から一貫している。
全体を通じてBGMの抜き方がうまく、解説中は音楽をほぼ落として声だけ残すシーンが多い。音楽のないところで声優の演技がより際立つ構成で、東山奈央の低めの通り声が静かなシーンで特に映えていた。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編を全話見ていて、筋トレコーナーだけをもっと長く見たいと思っていた人
- キャラクターを通じて筋トレ情報を受け取るのが性に合っている人
- 声優の演技の「切り替え」を細かく追うのが好きな人
- 筋トレを始めたばかりで、フォームを視覚的に確認したい人
- BDやDVDの特典映像をきちんと見る習慣がある人
合わない人
- 本編未視聴でキャラクターへの愛着がない状態で見ようとしている人
- コメディや掛け合いを期待している人(実用的な構成で笑いの密度は本編より低い)
- 配信がなく映像を入手する気になれない人(現状では視聴ハードルが高い)
- 純粋にアニメとして評価したい人(教材として機能しているが映像体験の完成度は本編に劣る)
次に見るなら
本編を見ていない人にはまずダンベル何キロ持てる?を勧める。このSPの前提となるキャラクター関係と筋トレコーナーの文脈がすべて本編にある。ひびきと里美の掛け合いが好きになれれば、このSPも楽しめる。
スポーツ系の情報とコメディを一緒に摂取したい場合はケンガンアシュラも選択肢に入る。格闘技ジャンルで方向性は違うが、身体の動きや技術の解説を真剣にやりながらエンタメとして成立させる作りとして近い感触がある。
キャラクターたちの日常にゆるく付き合う感覚を求めるならNEW GAME!が合うかもしれない。専門知識を会話の中で自然に溶かし込みながら、キャラクター愛着で引っ張るタイプの作品として同じ受け取り方ができる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
本作は現在サブスクリプションサービスでの配信は確認されていません。視聴にはBlu-ray/DVDの第3巻・第4巻を入手するのが確実な方法です。本編『ダンベル何キロ持てる?』のファンであれば、ソフト購入の際にあわせてチェックする価値があるボーナスコンテンツです。


