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信長の忍び~伊勢・金ヶ崎篇~
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 26話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | TMS Entertainment |
織田信長の家臣・猿飛佐助が、主君を守るため様々な困難に立ち向かう。戦国時代を舞台に、忍者としての高い能力と機転を駆使して、信長の野望達成を支援する。佐助の活躍と成長、そして個性的なキャラクターたちとの絆が描かれる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
戦国時代、織田信長に仕える天才忍者・千鳥が、主君の天下統一を支えるべく縦横無尽に活躍するコメディ短編アニメ第3弾。本作では伊勢平定から、歴史的な撤退戦として名高い「金ヶ崎の退き口」までを描く。個性豊かな戦国武将たちとのドタバタ劇を交えながら、史実の名場面をテンポよく笑いに包んで展開する。
みどころ・魅力
① 5分で完結するテンポ抜群の戦国コメディ
1話5分の短編形式ながら、笑いと史実の要点をぎゅっと凝縮。スキマ時間にさくっと観られるテンポの良さが魅力で、戦国史の知識がなくてもキャラクターの掛け合いだけで十分楽しめる構成になっています。
② 千鳥と信長の凸凹コンビが生む独特の笑い
規格外の能力を持ちながら一途に信長を慕う千鳥と、カリスマ性あふれる信長の関係性が本作の核心。両者のテンション差から生まれるシュールなやり取りは、シリーズを通じて一貫した笑いの源泉となっています。
③ 金ヶ崎など史実の名場面をコメディで体験
伊勢平定・金ヶ崎の退き口など教科書にも登場する歴史的事件が題材。史実の緊張感をそのままコメディに昇華した演出は、歴史ファンには「あのシーンがこうなるのか」という発見が多く、何度も見返したくなる仕掛けが随所にあります。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| OP | 蓮華「白雪」 |
|---|---|
| OP | Lily’s Blow「花の影」 |
関連作品
アニメ
書籍
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「まだやってたのか」が正直な第一声だった。信長の忍びは1期を数話見て以来、なんとなく追いかけるのをやめていた。短編だからこそ「いつでも見られる」と思うと後回しにしてしまうやつ。そのまま存在を忘れかけていたところに伊勢・金ヶ崎篇という続報を知って、「あ、シリーズ続いてたんだな」と気づく流れ。
見始めてすぐ思い出したのは、このアニメが5分枠だということ。1話が終わった瞬間に「え、もう?」となる感覚。コメディとして完成度が高いぶん、短さが物足りなく感じる。2回目に見たとき、あえてまとめて10話連続で流したら、むしろそっちのほうがテンポが心地よかった。
「最強の部下」が最も割を食う、戦国コメディの残酷な構造
信長の忍びが描いているのは、能力と待遇の絶望的なアンバランスさだ。主人公の千鳥は端から見れば規格外の忍者で、ひとりで戦局を変えられるような実力を持っている。なのに、仕えている信長というのがとにかく自分勝手で気まぐれで、千鳥はその振り回しに全力で応えるだけで1話が終わる。
これは単純な「天才部下コメディ」ではない。歴史上で実際に起きた出来事を背景に置きながら、そこに巻き込まれていく忍者の視点を挟み込む構造になっている。伊勢や金ヶ崎という実際の戦場が舞台になっているぶん、コメディのくせにリアルな重力がある。笑えるけれど、これ本当に信長って好き勝手やってたんだな、という感想も同時に来る。
水瀬いのりが演じる千鳥は、その狂言回し的なポジションを絶妙に担っている。感情を乗せすぎず、かといって棒でもなく、「優秀すぎて損してる人の声」としか言えない演技。関智一の森可成は短い出番ながら重厚感があって、声だけで「この人は信長に仕えるのが向いてる人間だな」という説得力を出してくる。
釘宮理恵が演じるねねは、このシリーズのもう一つの軸だ。秀吉の妻として登場するポジションなのに、存在感が夫を超えている場面がある。山口勝平の秀吉と組み合わさったとき、このふたりで別の短編が成立するくらいの密度がある。
伊勢・金ヶ崎篇に限って言えば、シリーズの中でも戦場シーンと日常ギャグの切り替えが巧みになっている印象があった。ギャグのテンポが上がっているのか、それとも見慣れてきたのか、2回目に見たとき、笑いのタイミングを先読みしながら見ていた自分がいた。
特に刺さったシーン
金ヶ崎の撤退戦を扱う終盤の流れが、このシリーズの中で一番好きだ。史実として知っている出来事のはずなのに、千鳥の視点で見ると妙に緊迫感がある。5分枠に押し込めた圧縮感が、逆にテンションを高く保たせている。
村瀬歩が演じる助蔵が絡む場面は、見るたびに細かいところで発見がある。1回目は台詞の内容を追っているだけだが、2回目は声のトーンの変化に気づく。このキャラクターが出てくるたびに「この人、ちゃんと生きてるな」という感触がある。声優の仕事量がそういう印象を作っている。
あと個人的には、釘宮理恵のねねが怒っている場面。「この声でこの怒り方か」という組み合わせのハマり方が、想定以上だった。短編だからこそ一瞬の爆発力が際立つ。
読んで見たくなったら——『信長の忍び~伊勢・金ヶ崎篇~』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 5分枠のアニメを「隙間に見る」ではなく「まとめて一気に見る」派
- 戦国時代の史実を多少知っている(金ヶ崎や桶狭間を聞いてピンとくる)
- 声優の演技を主な楽しみとして見ている
- ギャグアニメだけど設定の作り込みが甘いと気になるタイプ
- シリーズものを追いかけるのが苦にならない
合わない人
- 1話30分以上の尺がないとアニメとして物足りない
- 戦国コメディというジャンル自体が得意でない
- キャラクターに感情移入して追いかけるタイプ(短編にそれを求めると空振りになる)
- ギャグのテンポが早い作品が苦手
次に見るなら
戦国時代のコメディつながりで戦国コレクションを挙げたい。こちらは武将たちが現代に飛ばされるという設定で、信長の忍びとはアプローチが全く異なるが、「史実の人物をどこまでいじるか」のバランス感覚が似ている。短編ではないぶん、1話あたりのキャラクターへの解像度は高い。
声優つながりならゴールデンカムイも合う。関智一が主要キャストに入っており、こちらはシリアスよりの歴史・アドベンチャーだが、硬派な設定にコメディを混ぜ込む構造は信長の忍びと通底するものがある。全く違う時代・ジャンルのはずなのに、見終えたとき「あ、同じ系譜だな」と思った。
5分枠の短編コメディとして純粋に近いなら織田シナモン信長。こちらも信長が主軸だが、こっちは現代に転生する設定。信長の忍びを見た後に続けて流すと、戦国コメディのアプローチの幅に気づける。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『信長の忍び~伊勢・金ヶ崎篇~』は、dアニメストアおよびU-NEXTで視聴できます。どちらのサービスも見放題ラインナップに含まれていますので、お手持ちのサブスクで手軽にお楽しみいただけます。1話5分の短編形式なので、シリーズをまとめて一気見するのもおすすめです。
よくある質問
まとめ
『信長の忍び~伊勢・金ヶ崎篇~』は、dアニメストアおよびU-NEXTで視聴できます。どちらのサービスも見放題ラインナップに含まれていますので、お手持ちのサブスクで手軽にお楽しみいただけます。1話5分の短編形式なので、シリーズをまとめて一気見するのもおすすめです。



