プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章「BUSY EASY MONEY」

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2021プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章「BUSY EASY MONEY」

プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章「BUSY EASY MONEY」

★ 3.4 / 5.0
放送年2021年
フォーマットOVA
話数1話
原作オリジナル
制作Actas

ドロシーとチセが、自然史博物館の部屋にホワイトピジョンチームのメンバーを集めた。ドロシーが何か話したいことがあるらしい。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

壁によって二分された架空のアルビオン王国を舞台に、スパイチーム「ホワイトピジョン」が新たな任務へと動き出す。ドロシーとチセは仲間たちを自然史博物館の一室に集め、秘密裏に協議の場を設ける。何かを打ち明けようとするドロシーの言葉が、チームの運命を動かす新たな作戦の幕開けとなる。テレビシリーズから続く少女スパイたちの緊張と信頼の物語が、劇場版クオリティで描かれる第1章。

みどころ・魅力

① 劇場版ならではの圧倒的な映像・音楽クオリティ

テレビシリーズから格段にブラッシュアップされた作画と音響が、スチームパンク的なアルビオン王国の世界観をより深く表現。細部まで作り込まれた背景美術と、Kalafina出身メンバーによる音楽が合わさり、没入感の高い作品に仕上がっています。

② ドロシーとチセ、対照的なスパイのコンビネーション

陽気なベテランスパイのドロシーと、寡黙な剣士チセという対照的な二人の関係性が本章の軸。言葉少なくも通じ合う信頼感と、それぞれのプロとしての顔が交差する場面は、キャラクター描写の巧みさが光ります。

③ 謀略と人間ドラマが交差するスパイ活劇

ただのアクション作品にとどまらず、仲間との信頼・組織への忠義・個人の葛藤といった人間ドラマが丁寧に描かれます。「何を打ち明けようとしているのか」という引きが生む緊張感は、続章への期待を高める巧みな構成です。

キャスト・声優一覧

アンジェ・ル・カレ
アンジェ・ル・カレ
メイン
古賀葵
プリンセス
プリンセス
メイン
関根明良
ベアトリス
ベアトリス
メイン
影山灯
藤堂ちせ
藤堂ちせ
メイン
古木のぞみ
ドロシー
ドロシー
メイン
大地葉

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スタッフ

監督橘正紀

関連作品

アニメ

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

1期が終わったとき、あの13話できれいに完結していたから、続きは要らないと思っていた。だから劇場版三部作という報が来たとき、正直「引き伸ばしか」という目で見ていた。それが第1章を見て最初の5分で崩れた。

ホワイトピジョンチームが自然史博物館に集まるシーンから、あの世界の空気がそのままそこにあった。壁で分断されたアルビオン、張り詰めた信頼と疑惑が共存する少女たちの関係、スチームパンクな街の質感。OVAというより劇場版第1章という立ち位置で、TVシリーズの補完でも外伝でもなく、純粋な続きとして始まる。1期を見た人間が見るべき作品で、そこは冒頭から迷いなく打ち出されている。

2回目に見ると、最初に「ただの集合場面」と処理していた部分に、各キャラクターの細かい間合いの違いがあることに気づく。1度目は世界観の再確認で手一杯になるので、できれば間を空けずに2回見てほしい。

嘘をつき合う仲間同士が「それでも信じる」根拠を探す話

スパイものとして見ると物足りない、という感想をたまに目にする。確かに謀略の規模は地味だし、大どんでん返しもない。でもこの作品が描いているのは諜報技術じゃなくて、「嘘をつくことが仕事の人間同士が、それでも互いを信頼しようとするとき、何を根拠に信じるのか」という問いだ。

第1章でドロシーが「話したいことがある」とチームを集める。業務連絡なら別の場所でいい。わざわざ集めるという行為そのものに、この作品の核がある。全員が別の思惑を持っているかもしれないと知りながら、同じ場所に来ている。嘘が前提の関係の中で、それでも「場を共有する」ことで何かを確認しようとする。

TVシリーズから引き継いでいるのは、アンジェとプリンセスの入れ替わりという設定だけじゃない。「本当のことを言えない関係の中で、どこまで本音を持てるか」というテーマ自体が続いている。第1章は三部作の起点だから結論を出しにくい位置だが、その問いを再提示する密度は高い。

単なる「百合スパイもの」として消費されがちな作品だが、関係性の描き方はかなり慎重だと思う。感情を前面に出さず、行動と間合いで関係を示す。だからこそ、感情が滲むシーンが効いてくる。

特に刺さったシーン

大地葉のドロシーは、劇場版になって明確に存在感が増した。チセとの掛け合いの軽さと、メンバーを集めてから「話したいことがある」と切り出す場面の微妙な重さの落差が、1回目より2回目に効いてくる。あの軽さが演技だとわかっていても、重さの側が演技に見えてしまうところに大地葉の巧さがある。

古賀葵のアンジェは、感情の振れ幅を殺した声で台詞の節々に何かを滲ませる芝居を1期からずっとやっているが、劇場版サイズの音響で聞くと解像度が上がる。終盤のある選択の瞬間、声だけで「迷った」ことが伝わってくる。

関根明良のプリンセスは、スクリーンサイズで表情の細部が見えるぶん、声のニュアンスとの一致が際立つ。集合シーンで周囲を気にしながらも揺らがない立ち振る舞い、あの微細な緊張感は劇場で見てはじめて伝わる密度だと思う。

読んで見たくなったら——『プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章「BUSY EASY MONEY」』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • TVシリーズ1期を完走していて、もう一度あの世界に戻りたい人
  • スパイものより「関係性もの」として見たい人
  • セリフより間合いや表情で語る作品が好きな人
  • 大地葉古賀葵関根明良の芝居が好きな人
  • 劇場版ならではの音響・作画の密度を楽しめる人

合わない人

  • TVシリーズを見ていない人(世界観の前提が必要で、ここから入るのは厳しい)
  • スパイ謀略の派手さや大どんでん返しを期待している人
  • 三部作構成に疲れる人(第1章単体では解決しないことが多い)
  • 会話より行動で話を動かしてほしい人

次に見るなら

ジョーカー・ゲームが好きなら、スパイものの「謀略より心理」という軸で重なる。あちらは男性キャストのドライな諜報戦で、感情をいかに削ぎ落とすかという美学は似ている。Crown Handlerとセットで見ると、同じジャンルでの感情の扱い方の違いが面白い。

少女終末旅行は、閉じた世界で2人が何かを持ち続けようとする話という意味で、Crown Handlerと奇妙に重なる。スパイでも謀略でもないが、「それでも信じる」という感覚の根っこが近い気がする。

スパイ×ファミリーは、嘘の関係から本物の何かが育っていく構造が似ている。こちらは明るくポップに振り切っているので、Crown Handlerの重さが疲れたときの口直しとして使うといいかもしれない。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章』は、dアニメストア・U-NEXT・Huluの3サービスで視聴できます。いずれも月額サブスクリプションで見放題対象となっているため、手軽に楽しめます。テレビシリーズのファンはもちろん、劇場版から入る方にも入りやすい第1章ですので、ぜひこの機会に視聴してみてください。

よくある質問

Q. テレビシリーズを見ていなくても楽しめますか?
A. 基本的なキャラクター設定はテレビシリーズで描かれているため、先にテレビシリーズを視聴しておくとより深く楽しめます。ただし劇場版単体でも世界観は把握できる作りになっています。
Q. 第2章以降も同じサービスで配信されていますか?
A. 配信状況はサービスによって異なる場合があります。各サービスの最新情報を直接ご確認ください。第1章を視聴後に続きが気になった方は、配信ラインナップをチェックしてみましょう。
Q. 上映時間はどのくらいですか?
A. 第1章の上映時間は約60分です。劇場版シリーズの1章として区切りよくまとまっており、短すぎず長すぎない、集中して視聴しやすい尺になっています。
Q. スパイアニメが初めてでも楽しめますか?
A. はい、楽しめます。本作はスチームパンク風の独自世界観を持ち、謀略よりもキャラクターの関係性や感情描写に重点を置いた作品です。ジャンル初心者でも入り込みやすい丁寧な作りが特徴です。

まとめ

『プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章』は、dアニメストア・U-NEXT・Huluの3サービスで視聴できます。いずれも月額サブスクリプションで見放題対象となっているため、手軽に楽しめます。テレビシリーズのファンはもちろん、劇場版から入る方にも入りやすい第1章ですので、ぜひこの機会に視聴してみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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