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プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章「BUSY EASY MONEY」
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Actas |
ドロシーとチセが、自然史博物館の部屋にホワイトピジョンチームのメンバーを集めた。ドロシーが何か話したいことがあるらしい。
作品概要・あらすじ
あらすじ
壁によって二分された架空のアルビオン王国を舞台に、スパイチーム「ホワイトピジョン」が新たな任務へと動き出す。ドロシーとチセは仲間たちを自然史博物館の一室に集め、秘密裏に協議の場を設ける。何かを打ち明けようとするドロシーの言葉が、チームの運命を動かす新たな作戦の幕開けとなる。テレビシリーズから続く少女スパイたちの緊張と信頼の物語が、劇場版クオリティで描かれる第1章。みどころ・魅力
① 劇場版ならではの圧倒的な映像・音楽クオリティ
テレビシリーズから格段にブラッシュアップされた作画と音響が、スチームパンク的なアルビオン王国の世界観をより深く表現。細部まで作り込まれた背景美術と、Kalafina出身メンバーによる音楽が合わさり、没入感の高い作品に仕上がっています。② ドロシーとチセ、対照的なスパイのコンビネーション
陽気なベテランスパイのドロシーと、寡黙な剣士チセという対照的な二人の関係性が本章の軸。言葉少なくも通じ合う信頼感と、それぞれのプロとしての顔が交差する場面は、キャラクター描写の巧みさが光ります。③ 謀略と人間ドラマが交差するスパイ活劇
ただのアクション作品にとどまらず、仲間との信頼・組織への忠義・個人の葛藤といった人間ドラマが丁寧に描かれます。「何を打ち明けようとしているのか」という引きが生む緊張感は、続章への期待を高める巧みな構成です。キャスト・声優一覧










スタッフ
| 監督 | 橘正紀 |
|---|
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1期が終わったとき、あの13話できれいに完結していたから、続きは要らないと思っていた。だから劇場版三部作という報が来たとき、正直「引き伸ばしか」という目で見ていた。それが第1章を見て最初の5分で崩れた。
ホワイトピジョンチームが自然史博物館に集まるシーンから、あの世界の空気がそのままそこにあった。壁で分断されたアルビオン、張り詰めた信頼と疑惑が共存する少女たちの関係、スチームパンクな街の質感。OVAというより劇場版第1章という立ち位置で、TVシリーズの補完でも外伝でもなく、純粋な続きとして始まる。1期を見た人間が見るべき作品で、そこは冒頭から迷いなく打ち出されている。
2回目に見ると、最初に「ただの集合場面」と処理していた部分に、各キャラクターの細かい間合いの違いがあることに気づく。1度目は世界観の再確認で手一杯になるので、できれば間を空けずに2回見てほしい。
嘘をつき合う仲間同士が「それでも信じる」根拠を探す話
スパイものとして見ると物足りない、という感想をたまに目にする。確かに謀略の規模は地味だし、大どんでん返しもない。でもこの作品が描いているのは諜報技術じゃなくて、「嘘をつくことが仕事の人間同士が、それでも互いを信頼しようとするとき、何を根拠に信じるのか」という問いだ。
第1章でドロシーが「話したいことがある」とチームを集める。業務連絡なら別の場所でいい。わざわざ集めるという行為そのものに、この作品の核がある。全員が別の思惑を持っているかもしれないと知りながら、同じ場所に来ている。嘘が前提の関係の中で、それでも「場を共有する」ことで何かを確認しようとする。
TVシリーズから引き継いでいるのは、アンジェとプリンセスの入れ替わりという設定だけじゃない。「本当のことを言えない関係の中で、どこまで本音を持てるか」というテーマ自体が続いている。第1章は三部作の起点だから結論を出しにくい位置だが、その問いを再提示する密度は高い。
単なる「百合スパイもの」として消費されがちな作品だが、関係性の描き方はかなり慎重だと思う。感情を前面に出さず、行動と間合いで関係を示す。だからこそ、感情が滲むシーンが効いてくる。
特に刺さったシーン
大地葉のドロシーは、劇場版になって明確に存在感が増した。チセとの掛け合いの軽さと、メンバーを集めてから「話したいことがある」と切り出す場面の微妙な重さの落差が、1回目より2回目に効いてくる。あの軽さが演技だとわかっていても、重さの側が演技に見えてしまうところに大地葉の巧さがある。
古賀葵のアンジェは、感情の振れ幅を殺した声で台詞の節々に何かを滲ませる芝居を1期からずっとやっているが、劇場版サイズの音響で聞くと解像度が上がる。終盤のある選択の瞬間、声だけで「迷った」ことが伝わってくる。
関根明良のプリンセスは、スクリーンサイズで表情の細部が見えるぶん、声のニュアンスとの一致が際立つ。集合シーンで周囲を気にしながらも揺らがない立ち振る舞い、あの微細な緊張感は劇場で見てはじめて伝わる密度だと思う。
読んで見たくなったら——『プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章「BUSY EASY MONEY」』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- TVシリーズ1期を完走していて、もう一度あの世界に戻りたい人
- スパイものより「関係性もの」として見たい人
- セリフより間合いや表情で語る作品が好きな人
- 大地葉・古賀葵・関根明良の芝居が好きな人
- 劇場版ならではの音響・作画の密度を楽しめる人
合わない人
- TVシリーズを見ていない人(世界観の前提が必要で、ここから入るのは厳しい)
- スパイ謀略の派手さや大どんでん返しを期待している人
- 三部作構成に疲れる人(第1章単体では解決しないことが多い)
- 会話より行動で話を動かしてほしい人
次に見るなら
ジョーカー・ゲームが好きなら、スパイものの「謀略より心理」という軸で重なる。あちらは男性キャストのドライな諜報戦で、感情をいかに削ぎ落とすかという美学は似ている。Crown Handlerとセットで見ると、同じジャンルでの感情の扱い方の違いが面白い。
少女終末旅行は、閉じた世界で2人が何かを持ち続けようとする話という意味で、Crown Handlerと奇妙に重なる。スパイでも謀略でもないが、「それでも信じる」という感覚の根っこが近い気がする。
スパイ×ファミリーは、嘘の関係から本物の何かが育っていく構造が似ている。こちらは明るくポップに振り切っているので、Crown Handlerの重さが疲れたときの口直しとして使うといいかもしれない。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章』は、dアニメストア・U-NEXT・Huluの3サービスで視聴できます。いずれも月額サブスクリプションで見放題対象となっているため、手軽に楽しめます。テレビシリーズのファンはもちろん、劇場版から入る方にも入りやすい第1章ですので、ぜひこの機会に視聴してみてください。









