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プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Actas |
19世紀末のロンドンが舞台。スパイチーム「ホワイトピジョン」に新たな任務が与えられる。それは、英連邦への人物引き渡しだ。古書店の店主を奪還する作戦で、アンジェ、ドロシー、チセは王国の拘置所から店主を救出することに成功する。一方、「スパ」という存在が明らかになり始める。
作品概要・あらすじ
あらすじ
19世紀末、王国(アルビオン王国)と共和国に二分されたロンドン。スパイチーム「ホワイトピジョン」のもとへ、英連邦への人物引き渡しという新たな任務が下る。標的はとある古書店の店主。アンジェ、ドロシー、チセらは、王国の拘置所に囚われた店主の奪還作戦に挑む。緻密な計画と機転で救出を成功させる彼女たちだったが、その裏で「スパイ」をめぐる新たな影が静かに動き始めていた。少女たちの諜報戦と、それぞれの想いが交錯する物語の幕が上がる。みどころ・魅力
① 重厚に描かれるスチームパンク・ロンドンの世界観
分断された架空のロンドンを舞台に、霧に煙る街並みやレトロな機械描写が美しく映像化されています。歴史改変SFならではの緊張感ある空気と、スパイたちが暗躍する夜の都市の雰囲気が、劇場版クオリティの作画で堪能できます。② 少女スパイたちのスリリングな諜報作戦
拘置所からの店主奪還を軸に、潜入・欺瞞・連携が緻密に組み立てられていきます。アンジェの大胆さ、ドロシーの妖艶な手腕、チセの剣技など、それぞれの個性が活きる作戦展開はシリーズ屈指の見応え。一手先を読む駆け引きから目が離せません。③ キャラクターたちの絆と新たな謎の予感
任務をこなしながらも垣間見えるメンバー同士の信頼と、各々が抱える事情が丁寧に描かれます。さらに終盤で示唆される「スパイ」をめぐる謎が、続く章への期待を一気に高めます。シリーズの新章としての導入にふさわしい余韻を残す一作です。キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | 橘正紀 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 黒星紅白 |
| キャラクターデザイン | 秋谷有紀恵、西尾公伯 |
| 音楽 | 梶浦由記 |
| 美術監督 | 杉浦美穂 |
| 音響監督 | 岩浪美和 |
| OP | Void_Chords feat. Yui Mugino「LIES & TIES」 |
| ED | アンジュ「Nowhere Land」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
テレビシリーズが好きだった、それだけの理由で劇場に行った。あの13話を見終えたとき、続きがこういう形で——年単位の間隔をあけて、章立てで——少しずつ来ると知って、正直「気の長い話だな」と思ったのを覚えている。で、実際に気が長かった。だから第1章のスクリーンが暗くなった瞬間は、再会というより「やっと顔を見られた」に近い感覚だった。最初に見たときは話を追うだけで精一杯で、ホワイトピジョンの面々がまた嘘をついて、また誰かを盗み出している、その手触りを確認するので終わってしまった。落ち着いて見返すと、テレビ版の続きでありながら、画面の密度がひとまわり上がっているのがわかる。劇場の音響で聴くと、足音ひとつ、銃の撃鉄ひとつの重さが違う。配信でも追えるけれど、この章はできれば暗い部屋で音量を上げて見たほうがいい類のものだ。
嘘を仕事にする少女たちが、たったひとつだけ嘘をつかないもの
プリンセス・プリンシパルという作品は、ずっと「嘘」の話をしている。スパイなのだから当たり前だ、と言ってしまえばそれまでなんだけれど、この作品の嘘はもっと根っこのところにある。壁で分断された王国とコモンウェルス、身分を入れ替えて生きるアンジェとプリンセス、敵か味方か最後まで読めない大人たち。登場人物のほとんどが、本名でも本心でもないもので世界と接している。Crown Handlerの第1章で、古書店の店主を拘置所から奪還する任務を追っていくと、その「嘘の層」がまた一枚めくれて、「スパ」という存在の輪郭が見え始める。物語は前に進んでいるのに、足元の地面はむしろ柔らかくなっていく感じがある。
でも、この作品が単なる騙し合いのスパイものではないと思うのは、嘘を職業にしている彼女たちが、たったひとつだけ嘘をつかない領域を持っているからだ。それはチームへの信頼、というと綺麗すぎる。もっと言えば「お前は今ここで嘘をついていない」と互いに賭けられる関係のことだ。任務では平気で身分も感情も偽る人間が、仲間に対してだけは素の判断を晒す。その一瞬の素の顔のために、この作品は延々と嘘の風景を描いているんじゃないか、と劇場で見ていて思った。テレビ版から地続きのこのテーマが、章立ての劇場版という「待たされる形式」と妙に噛み合っている。観客であるこちらも、次の章で明かされる本当を信じて、嘘だらけの今を見続けるしかない。構造そのものが作品のテーマをなぞっている。
特に刺さったシーン
序盤の奪還作戦、拘置所に入り込んでいくくだりが良かった。派手な銃撃で押し切るんじゃなく、嘘と段取りで内側から崩していく、あのプリプリらしい手触りが戻ってきて安心した。古賀葵が引き継いだアンジェの声は、テレビ版とは違う重みを足しつつ、嘘をつくときの平坦なトーンはちゃんと地続きで、ここでまた彼女の声を聴けるのか、と妙に胸に来た。大地葉のドロシーが場を転がす軽口を入れた瞬間、張りつめていた空気が一度ゆるむ、あの呼吸の作り方も健在だ。音楽が立ち上がる終盤の展開では、劇場のスピーカーが低音を押し出してきて、思わず座席で背筋が伸びた。飛田展男の声が場を締めると、ああ大人の世界の重さはこういう声で支えられているんだな、と毎回納得させられる。シーンの絵そのものより、声と音でここまで緊張を作れるのか、というところに一番痺れた。
読んで見たくなったら——『プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- テレビシリーズが好きで、あの世界にもう一度入りたい人
- 派手なアクションより、段取りと駆け引きで崩していくスパイものが好きな人
- 声優の演技や劇伴の鳴り方で作品の温度を測るタイプの人
- 結論を急がず、章立てで小出しにされる物語を待てる人
合わない人
- テレビ版を見ていない状態でいきなり入りたい人(まず1期から見てほしい)
- 1本で話が綺麗に着地することを期待している人
- 立て続けに続きを浴びたい人(次の章まではどうしても待たされる)
次に見るなら
まず順番として、未見ならプリンセス・プリンシパルのテレビシリーズから。Crown Handlerはあの13話の続きなので、ホワイトピジョンの関係性を知ってから劇場版に入ると、嘘の一枚一枚の効き方がまるで変わる。
戦前を舞台にした諜報の駆け引きそのものが好きならジョーカー・ゲーム。感情を殺して任務に徹するスパイたちの冷たい知能戦は、プリプリの大人パートに通じる手触りがある。
分断された街と、力を持たされた者たちの陰の仕事という意味ではDARKER THAN BLACK -黒の契約者-も近い。夜の都市を舞台に、正体を隠した人間が任務をこなしていく空気が好きなら、たぶん合う。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章」は、dアニメストア・U-NEXT・Huluの3つの配信サービスで視聴できます。いずれのサービスも見放題作品としてラインナップされているため、ご利用中のサービスがあればすぐに楽しめます。これから契約を検討する場合は、アニメ作品に強いdアニメストアや、無料トライアルのあるU-NEXTから試してみるのがおすすめです。









