日常

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2011日常

日常

★ 4.2 / 5.0コメディ日常系
放送年2011年
フォーマットTVアニメ
話数26話
原作漫画
制作Kyoto Animation

高校生の長野原みお、相生祐子、水上麻衣の幼なじみ3人組の日常を中心に展開する。彼女たちの生活は、天才少女・榎本はかせ、ロボットの秘書ナノ、喋る猫・坂本の世界と交わる。6人とその周囲の人々が、平凡な日常と非日常の両方を経験していく物語である。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

舞台は架空の街・万才町。女子高生の長野原みお、相生祐子、水上麻衣の3人組は、毎日を賑やかに過ごしている。その一方、天才少女・榎本はかせと彼女が作ったロボット・ナノ、そして言葉を話す猫・坂本さんの奇妙な同居生活も繰り広げられる。やがて2つの世界は交差し、個性豊かな人々が巻き起こすドタバタと笑いに満ちた「日常」が、ゆるやかに、しかし全力で展開していく。

みどころ・魅力

① 振り切った「日常系」のギャグセンス

一見ゆるい日常アニメに見えて、随所にカートゥーン的な誇張や破壊的なボケが炸裂する。京都アニメーション制作ならではの緻密な作画が、そのシュールさをさらに際立たせる。静かな日常と突拍子もない展開の落差が笑いを生む独自のテンポは、唯一無二のユーモアセンスとして語り継がれている。

② キャラクターの圧倒的な個性と関係性

主要6人それぞれが立ちすぎているほど個性的でありながら、互いの関係が自然体でほほえましい。はかせとナノの「普通の学校生活をしたいロボット」という切実な願い、みおたち3人のゆるい友情など、キャラクターへの愛着が深まるにつれ笑いの奥に温かさも感じられるようになる。

③ 緻密な作画と音楽が生む体験

京アニの高品質作画が1話完結の細かいコントを何十倍にも面白くしている。EDテーマ「ウッーウッーウマウマ(゚∀゚)」をはじめ、楽曲・BGMの使い方も遊び心にあふれ、視覚と聴覚の両面で笑わせにくる。見返すたびに新たな仕込みに気づける、繰り返し視聴に耐える作品だ。

キャスト・声優一覧

東雲はかせ
東雲はかせ
メイン
今野宏美
相生祐子
相生祐子
メイン
本多真梨子
水上麻衣
水上麻衣
メイン
富樫美鈴
阪本
阪本
メイン
白石稔
長野原みお
長野原みお
メイン
相沢舞
東雲なの
東雲なの
メイン
古谷静佳
笹原幸治郎
笹原幸治郎
サブ
川原慶久
赤城先生
赤城先生
サブ
宮下栄治
桜井泉
桜井泉
サブ
小菅真美
安中榛名
安中榛名
サブ
佐土原かおり
小木
小木
サブ
竹内良太
男子生徒
男子生徒
サブ
土門仁

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スタッフ

監督石原立也
シリーズ構成花田十輝
キャラクターデザイン西屋太志
音楽野見祐二
美術監督鵜ノ口穣二
音響監督鶴岡陽太
OPヒャダイン「百々人の片思い – C」
OPヒャダイン「ヒャダインのじょーじょーゆーじょー」
ED佐々木沙耶香「Zzz」
ED佐々木沙耶香「Zzz (Bossa Nova version)」
ED佐々木沙耶香「Zzz (Acapella version)」
ED佐々木沙耶香「翼をください」
EDNano Shinonome, Hakase & Sakamoto-san「気球にのってどこまでも」
ED佐々木沙耶香「マイバラード」
EDYuuko, Mio & Mai「怪獣のバラード」
ED佐々木沙耶香「グリーングリーン」
EDTakasaki-sensei, Sakurai-sensei, Nakamura-sensei, Makoto Sakurai, Yuria Sekiguchi, Haruna Annaka & Ogi「野生の馬」
ED佐々木沙耶香「あの素晴らしい愛をもう一度」
EDSasahara, Misato, Nakanojou, Weboshi & Fecchan「巣立ちの歌」
ED佐々木沙耶香「仰げば尊し」
EDHakase & Mai「空がこんなに青いとは」
ED佐々木沙耶香「勇気一つを友にして」
EDYuuko, Mio & Mai「Let’s search for Tomorrow」
EDYuuko, Mio, Mai, Nano, Hakase & Sakamoto-san「旅立ちの日に」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

京アニの作品と聞いて見始めたのに、最初の数分で「これ何?」となった。ロボットの女の子が日常を生きていて、小さな教授がいて、喋る猫がいる。でも画面の空気は妙にのどか。「不思議な学園ギャグ」という情報は知っていたけれど、実際に見るとその「不思議さ」の種類が思っていたのと全然違った。

ギャグのテンポが独特、という表現しかできない。普通のコメディは「フリ→ボケ→ツッコミ」の構造が見えるが、この作品は間が長かったり、唐突に終わったり、ツッコミが来なかったりする。最初はちょっと戸惑った。2回目以降に見ると、その「ズレ」が意図的で精密に計算されていることがわかって、見方がまるごと変わった。

「何でもない日」を宇宙規模に引き伸ばすギャグの文法

日常系というジャンルには「ゆるさ」を売りにした作品が多い。この作品が違うのは、「ゆるさ」と「狂気」が同じ顔をして並んでいることだ。

授業中の居眠り、自転車での登校、友達とくだらない話をする放課後。その横で、幼稚園児くらいの天才科学者がロボット(という名の普通の女の子)を作って生活していて、鹿が人間をぶん殴る。どちらのシーンも、作品内では同じ温度で描かれる。非日常を「非日常らしく」見せないことが、この作品の核心だと思う。

みおと祐子と麻衣のトリオを見ていると、ギャグは「笑いを取るための装置」としてではなく、「このキャラクターたちの生活様式」として描かれているのがわかる。麻衣が無表情でみおを振り回す場面は、麻衣にとっては普通の日常だ。みおが狼狽えるほど視聴者はおかしくなるが、それは「変なことが起きている」からではなく、「みおの日常にこういう人間がいる」という事実がおかしいのだ。

京アニの作画がこのテーマを強化している。キャラクターの表情の細かい変化、動きの密度、どれも「ただのギャグアニメ」に使うには過剰なほど丁寧だ。この過剰さが「何でもない場面を真剣に描く」という作品の姿勢そのものになっている。製作側の態度とテーマが一致している作品はそう多くない。そこが、何度見ても飽きない理由の一つだと今は思っている。

特に刺さったシーン

麻衣がみおをひたすら翻弄し続けるシーン群が好きで、何度見ても笑う。麻衣の声のトーンが終始変わらないのがポイントで、「これが麻衣の通常営業なのだ」という説得力を、あの淡々とした演技一本で作り上げている。

男子キャラでは竹内良太が演じる小木の存在が地味に効いていて、出てきた瞬間の空気の変わり方が毎回おかしい。主役ではないし、セリフも多くはない。それでもあの独特の間の取り方は竹内さんでないと成立しないキャラクターだと思う。62本の出演歴があってもこういう役でこういう仕事をする人は、本当に稀だ。

ナノが「普通の女の子」として振る舞おうとするたびに背中のネジが邪魔をする一連のくだりは、2回目に見るとナノの必死さと不器用さが全面に出てきて、初見とは違う感触がある。ギャグとして笑っていたものが、キャラクターの話として見え直す瞬間がある。この作品にはそういう二重底があちこちにある。

読んで見たくなったら——『日常』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

合う人

  • ギャグのテンポに「間」を求める人。笑いが饒舌でなくていい、と思える人
  • ストーリーより空気感で見る派。「話が進まなくていい」と言い切れる人
  • 京アニの作画をそれ自体として楽しめる人
  • コメディアニメを複数回見る習慣がある人(確実に発見がある)

合わない人

  • 「で、この話はどこへ向かうの?」が気になる人には向かない。基本的に着地しない
  • ツッコミがないとギャグとして成立しないと感じる人
  • 序盤でキャラクターが多くて誰が誰かわからないと離脱しやすいかもしれない。意図的に情報が少ない作りになっている

次に見るなら

あずまんが大王(2002)——日常系コメディの原型に近い作品。ギャグの質感は違うが、「学校×変なキャラクター×ゆるい日常」という構造はかなり近い。「日常」よりわかりやすい笑いが多いので、テンポに慣れる前の準備運動として見てもいい。

みなみけ(2007〜)——三姉妹の日常を描いた作品で、ギャグのトーンが乾いている点が近い。麻衣のような「天然なのか確信犯なのかわからないキャラクター」が好きなら刺さる可能性が高い。日常系の中では比較的テンポが読みやすい。

ポプテピピック(2018)——「日常」よりさらに破綻した方向に行くが、「ギャグの文法を意図的に壊す」という共通点がある。「日常」で変なテンポが好きになったなら、この方向性はたぶん合う。覚悟は必要。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『日常』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中です。主要な動画配信サービスで幅広く視聴できるため、すでに加入済みのサービスからすぐに視聴を始められます。無料トライアルを活用すれば、初回は実質無料で全話まとめて楽しむことも可能です。

よくある質問

Q. 『日常』はどこで視聴できますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで配信中です。各サービスの無料トライアル期間を利用すれば、無料で視聴できる場合もあります。
Q. 何話まであるの?一気に見られる?
A. 全26話構成です。1話あたり約24分で、短いコント形式が多いためテンポよく視聴できます。まとめて一気見するのはもちろん、気分転換に1話ずつ楽しむのもおすすめです。
Q. 原作マンガと内容は同じ?
A. 原作は「月刊少年エース」連載のあらゐけいいち氏によるマンガです。アニメは原作エピソードを中心に構成されており、独自の演出や音楽で映像ならではの笑いが加わっています。
Q. 子どもでも楽しめますか?
A. 暴力・性的描写がなく、年齢を問わず安心して視聴できます。シュールなギャグは大人のほうが刺さる場面も多く、家族みんなで楽しめる作品です。

まとめ

『日常』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中です。主要な動画配信サービスで幅広く視聴できるため、すでに加入済みのサービスからすぐに視聴を始められます。無料トライアルを活用すれば、初回は実質無料で全話まとめて楽しむことも可能です。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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