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SUPER SHIRO
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 48話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Science SARU |
シンのペット犬シロは普通に見えるかもしれませんが、実は世界を守るスーパーヒーローです。彼は秘密の力を持ち、悪から人々を守るために活動しています。シンはシロの真の正体を知り、二人は一緒に様々な冒険に立ち向かっていくのです。
作品概要・あらすじ
あらすじ
しんのかわいいペット犬・シロは、見た目はどこにでもいる普通の白い犬。しかしその正体は、悪の脅威から人々を守るために戦う秘密のスーパーヒーローだった。持ち前の超人的な力と機転を武器に、シロは日々の平和を陰で支えている。ある日、しんはシロの真の姿を目撃してしまい、二人は協力して次々と立ちはだかる敵に立ち向かっていく。笑いあり、アクションあり——ありふれた日常に隠された、とびきりユニークな冒険が幕を開ける。
みどころ・魅力
① クレしんスピンオフならではの”シロ主役”の新鮮さ
『クレヨンしんちゃん』でおなじみのシロが主役に昇格した本作は、脇役だったキャラクターの意外な一面を掘り下げる異色のスピンオフ。ヒーローとして活躍するシロの姿はシリーズファンにとってもフレッシュで、短編フォーマットだからこそテンポよく楽しめるギャップが魅力だ。
② お手軽に笑える短編コメディのテンポ感
TV SHORTフォーマットを活かしたサクサクとした展開が持ち味で、1話完結のギャグが次々と繰り出される。余計な前置きなしに笑いへ直行するテンポは、隙間時間に気軽に視聴できる手軽さと相性抜群。忙しい日常に差し込むちょっとした息抜きとして最適だ。
③ ヒーローものとギャグの絶妙なミックス
スーパーヒーローというシリアスな設定と、ゆるいコメディテイストの組み合わせが本作最大の武器。「守護犬が実は地球の救世主だった」というシュールな世界観を、くすっと笑えるギャグで包み込む構成が独特の中毒性を生み出している。子どもから大人まで幅広く楽しめる作品だ。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 湯浅政明 |
|---|---|
| 音楽 | 多田彰文、東大路憲太 |
| 美術監督 | 石田晶子 |
| 音響監督 | 大熊昭 |
| ED | ミユハン「SUPER SHIRO」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
しんちゃんのスピンオフで主役がシロ、と聞いたときの第一印象は「え、犬?」だった。シロがいいキャラだとは知ってる。でも主役を張れるかどうかは別の話で、半信半疑のまま1話を見た。
予想より全然よかった。というか、発想がうまい。シロが実は世界を守るスーパーヒーローで、野原家の誰にも知られないまま宇宙規模の戦いをこなしている、という設定の馬鹿馬鹿しさが、本家しんちゃんの空気感ときれいに噛み合っている。2回目に見返すと、のんびりした日常シーンでのシロの動きにどこか伏線めいたものが見えてきて、短編のわりに密度があることに気づいた。5分だからといって油断できなかった。
誰にも気づかれないまま世界を救い続ける、それがシロの本業という話
この作品の面白さは、ヒーロー物として見るか、日常コメディとして見るかで全然違う顔を見せてくるところにある。表面上はしんちゃんが主役のはずの世界で、シロだけが宇宙規模の戦いをひっそり処理している。野原一家は何も知らない。しんのすけも一応知ってはいるが、ほとんど理解していない。シロの活躍は誰にも称賛されず、翌朝にはまた普通の犬に戻っている。
この構図、笑いで包んでいるけど、どこか笑えない。ヒーローが報われないとか、日の当たらない努力、みたいな重いテーマでは全然なくて、もっと根本的に「そういうものだよね」という乾いた了解がある。シロは別に認められたくてやっているわけじゃない。ビボー(ゆかなさんの声が思ったよりコミカルで、悪役としての重さを意図的に抜いた演出だと思う)が暴れるから止める、それだけだ。
ディオゲネス役の木村良平さんの芝居が、このテイストの核になっている。大仰でなく、でも存在感は出す。宇宙人なのに妙に生活感があって、シロとの掛け合いが成立しているのは、木村さんの絶妙な抜き加減によるところが大きい。声だけで「こいつはあまり危険じゃない」という情報が届く。
結局この作品が描いているのは、「スーパーヒーローが世界を救う話」ではなく、「スーパーヒーローが飼い犬をやりながら世界を救う話」だ。その順番が逆になっていることに意味がある。日常のほうが本業で、戦いはむしろ副業みたいな感覚。縁側でゴロゴロしているシロの顔が、本体だとでも言うように。シンちゃんではなくシロを主役に据えたのは、かなり攻めた判断だと思うが、この「主役が誰も知らないまま活躍し続ける」構造を成立させるためには、シロ以外に選択肢がなかった気もする。
特に刺さったシーン
デカプー(勝杏里さんが演じていて、テンションの出し方のコントロールがうまい)が騒動を起こして、シロがさらっと解決するくだりがある序盤のエピソード。戦闘そのものより、事が終わった後のシロの顔が印象に残った。やりとげた顔でも、疲れた顔でもなく、本当に普通の犬の顔をして縁側に戻っていく。あの間が好きだった。
あと、小林由美子さんのしんのすけは何度聞いてもやっぱりしんのすけで、あのキャラの継続性をどう維持しているんだろうとずっと思っている。短編で台詞量は少ないのに、声だけで空気が変わる。2回目に通しで見たとき、シロとしんのすけが並んでいるカットを改めて見て、「あ、これ信頼の話でもあるんだ」と遅れて気づいた。しんのすけはシロの本当の正体を知っているようで、あまりわかっていない。でもそれでいい、という関係性が短編の尺にうまく収まっている。
読んで見たくなったら——『SUPER SHIRO』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- クレヨンしんちゃんをある程度見てきた人(シロへの愛着があると面白さが倍になる)
- 短編アニメが好きで、5〜10分に笑いと余韻を詰め込んだ作品を探している人
- 「日常の裏でひっそり戦っている」系の設定に弱い人
- 木村良平・ゆかな・小林由美子の声が聞けるだけで得という人
合わない人
- 本家しんちゃんのノリを期待して見始めた人(しんのすけの出番はそこまで多くない)
- ヒーロー物として本格的なバトルやドラマを期待した人
- 短編フォーマット特有の「あっさりしすぎ」感が苦手な人
次に見るなら
日常と非日常の同居という意味ではクレヨンしんちゃんの劇場版を改めて見直すのがいい。本家でのシロへの扱いが意外と丁寧で、SUPER SHIROを見た後だと見え方がかなり変わる。dアニメストア・U-NEXTどちらでも配信されている作品が多い。
「普通に見えるキャラが実はすごい」という設定の気持ちよさを別ジャンルで味わいたいならおそ松さんが近い。シュールな笑いのテイストが似ていて、短編ではないが一話完結の構成なので同じ感覚で見られる。
動物が主役の短編コメディという括りなら犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしいも選択肢に入る。ほのぼの寄りだがテンポが近く、SUPER SHIROに続けて見ると短編アニメの幅がわかる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『SUPER SHIRO』はdアニメストアおよびU-NEXTで視聴できます。どちらのサービスも見放題ラインナップに含まれているため、月額会員であれば追加料金なしで全話楽しめます。短編アニメなのでサクッと完走できる点も、忙しい方にはうれしいポイントです。
よくある質問
まとめ
『SUPER SHIRO』はdアニメストアおよびU-NEXTで視聴できます。どちらのサービスも見放題ラインナップに含まれているため、月額会員であれば追加料金なしで全話楽しめます。短編アニメなのでサクッと完走できる点も、忙しい方にはうれしいポイントです。
