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アルドノア・ゼロ 第2クール
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | A-1 Pictures |
火星人サーズバウム伯爵は復讐を求めて地球を攻撃した。その後、地球人と火星人の戦争は地球人の勝利で終わった。しかし19ヶ月後、両者の戦闘は続いている。火星人は地球への侵略を続け、地球人はそれを守るために戦い続けている。
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配信状況まとめ
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
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| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
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| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
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作品概要・あらすじ
あらすじ
地球と火星帝国の戦争は、一度は終結を迎えたかに見えた。しかし19ヶ月後、両勢力の戦闘は依然として続いていた。生き延びた伊奈帆は新たな立場で戦場に立ち、かつての仲間や敵と複雑な関係を紡ぎながら戦局を生き抜く。火星カタフラクトの圧倒的な技術力に対し、人類は知恵と勇気で抗い続ける。停戦と裏切り、陰謀が交錯する中、この戦争の本当の終わりはどこにあるのか——第2クールでは、物語が加速度的にクライマックスへと向かっていく。
みどころ・魅力
① 第1クールの衝撃的結末を受けた怒涛の再起動
第1クール最終話で訪れた予想外の展開を引き継ぎ、第2クールは一変した人物関係と戦況から幕を開ける。「あのキャラクターがなぜ?」という謎が積み重なる構成は、一気見必至の牽引力をもち、視聴者の予測を次々と裏切り続ける。
② 知略で強敵を打ち破る頭脳戦バトル
圧倒的なスペックを誇る火星カタフラクトに対し、主人公・伊奈帆は正面から力で挑まず、敵の弱点を瞬時に見抜いて逆手に取る。毎話異なるギミックと解法が提示されるため、メカアクションでありながら推理小説的な爽快感も味わえる。
③ 澤野弘之による壮大なサウンドトラック
澤野弘之が手がけた楽曲群は本作最大の功績のひとつ。ボーカル曲を交えた戦闘BGMは臨場感を何倍にも高め、クライマックスシーンの感情を増幅させる。サウンドトラック単体でも高い評価を受けており、視聴後も耳から離れない。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | あおきえい |
|---|---|
| シリーズ構成 | 高山カツヒコ |
| 原案キャラデザ | 志村貴子 |
| キャラクターデザイン | 松本昌子 |
| 音楽 | 澤野弘之 |
| OP | SawanoHiroyuki[nZk]:mizuki「&Z」 |
| ED | 藍井エイル「&Z」 |
| ED | 雨宮天「GENESIS」 |
| ED | Asseylum Vers Allusia starring Sora Amamiya「Harmonious」 |
| ED | Kalafina「heavenly blue」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・考察
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1クール目を見たのは2014年の深夜で、「虚淵玄が脚本に関わってる」という一言で引き込まれた。あの時期の虚淵作品への信頼は今から思うと過剰だったかもしれないが、まあそういう時代だった。伊奈帆が眼一つで圧倒的スペックの火星騎士を詰め将棋みたいに倒していくあの快感は、最初の数話で確実に中毒性があった。
2クール目は放送当時にそのまま見た。あのラストから「どうなるんだ」という純粋な続き物の引力。2回目に通して見直したとき気づいたのは、1クール目と2クール目で物語の重心がどこにあるか、かなり違うということだ。1クール目は「天才が戦術で敵を倒す快楽」、2クール目はそれが揺らいでいく話——のはずだったんだが、終盤はちょっとついていけなかった。着地点の是非ではなく、そこに至るロジックに乗れなかった、という感じ。
論理で戦争に勝てても、論理で人間には勝てない——スレインの話
この作品を「伊奈帆の無双もの」と思って見ると、2クール目は裏切られる。実質的な主人公はスレイン・トロイヤードのほうに移動している。そしてスレインは徹底的に「正しいことをしようとして間違い続けた男」として描かれる。
伊奈帆は感情を消して最適解を出す。スレインは感情に支配されながら合理的な行動を取ろうとする。この二人は鏡像関係にあるのだが、結果は非対称だ。伊奈帆の冷静さは戦術的成功を生み、スレインの情動は積み重なった選択を歪め続ける。「愛する人を守るために」という動機は純粋だったのに、その純粋さのせいで周囲を取り込み、利用し、最終的に自分が怪物になっていく過程は、2クール目の構造的な柱だと思う。
茅野愛衣が演じるダルザナ・マグバレッジの「戦場でのプロの顔」と、その台詞の裏に滲む疲弊のニュアンスは、この作品の「戦争をやめられない大人たち」というテーマをそっと支えている。セリフのテキスト量は多くないが、存在感で場の空気を作るタイプの演技で、2回目に見るとその密度に気づく。
大原さやかの界塚ユキは、1クールから2クールにかけて役割が変わる。序盤の「保護者」から、戦闘員としての覚悟を固める人物へ。大原さやかはこういう「内側で何かが固まっていく瞬間」を声で表現させたら独特の説得力がある。台詞の表面より少し下の温度感が、視聴を重ねるほど効いてくる。
ただ、終盤の畳み方については正直に言う。スレインの選択肢がどんどん狭まっていく構造は理解できる。でも「なぜその一手を選んだのか」という内面的な説得が、画面上で十分に提示されていたかどうかは疑問が残る。2回見ても腑に落ちなかった箇所がある——これは否定ではなく、そういう種類の「引っかかり」として持ち続けている。
特に刺さったシーン
花江夏樹演じる界塚伊奈帆の、あの義眼を得てからの台詞回しの変化。もともと感情の起伏が薄いキャラクターだが、2クール目の花江夏樹はさらに「演じている」という痕跡を消していく方向に振っている。感情ゼロではなく、感情はあるが外に出さないという演技の質感——「そこに何かある」と視聴者に感じさせながら、決して明示しない。これは上手い役者にしかできない種類の仕事だ。
一方で、水瀬いのりのエデルリッゾは、ほぼ一貫して「守られる側」の立場でありながら、2クール目に入ってから台詞の行間に自分なりの意志を出し始める。当時まだキャリアの初期段階にあった水瀬いのりが、限られたセリフ量でキャラクターの輪郭を保ち続けた点は、今見返すと改めて印象が変わる。
小松未可子の網文韻子は、正直言うとシリーズを通じて「もっと掘れたのでは」という惜しさが残るキャラクターだ。終盤に向けてスポットライトが別のところに移ってしまったが、伊奈帆との微妙な距離感の芝居は、小松未可子が細かく拾っていた。
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この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 「頭脳戦メカ」が好きで、なおかつ群像劇としての重さも欲しい人
- スレインのような「正しくあろうとして壊れていく人物」への耐性がある人
- 決着が曖昧でもプロセスに意味を見出せる人
- 2015年前後の深夜アニメの空気感ごと摂取したい人
合わない人
- 伊奈帆の無双パートをメインに期待して2クール目に進むと肩透かしを食らう
- キャラクターの感情が「行動として」明示されることを求める人には、内面描写の薄さが辛い
- 終盤の展開に「なぜ?」が積み重なっても許容できない人
- 1クール目を見ていない状態では絶対に始めないこと(前提情報が多すぎる)
次に見るなら
蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-——2013年の作品で、人類の敵と戦う戦略的な少年主人公というフォーマットが近い。論理で相手を崩していく快楽はこちらでも味わえるが、キャラクター関係の構築に重点が置かれており、アルドノア・ゼロで「もっと人間関係を」と思った人に特に響く。
革命機ヴァルヴレイヴ——「正しくあろうとした結果、取り返しのつかない場所に来てしまった」というスレインの軌跡に共鳴したなら、こちらもその系譜にある。2クール構成で後半の崩壊感も含めて似た体験ができる。ただしこちらのほうが振り切っているので、覚悟して見ること。
機動戦士ガンダム00——「武力で戦争をなくそうとした者たちの話」というテーマ的な近さがある。2クール目のアルドノア・ゼロが向かおうとした問いの答えの一形態として、ガンダム00の構造は参考になる。スレインが「武力の担い手」として変質していく過程と重ねて見ると、両作品の見え方が変わる。
よくある質問
まとめ
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