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青のミブロ
| 放送年 | 2024年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Maho Film |
1863年、幕末の日本。政治的激動と浪人と政府側の武士の対立により、京都の街は血に染まっている。歴史上最も激動する時代の幕開けだ。孤児の少年ニオは世の厳しさを知りながらも、暴力に満ちた世界で自分の道を歩もうとしている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
1863年、幕末の動乱に揺れる京都。両親を知らずに育った孤児の少年・におは、団子屋で働きながら厳しい世の中を懸命に生きていた。浪士と幕府方の武士が血で血を洗う混沌のなか、におはやがて壬生浪士組(後の新選組)の沖田総司や土方歳三、近藤勇らと出会う。彼らが掲げる「誠」の志に心を動かされたにおは、剣の腕も後ろ盾も持たないまま、自らの意志で激動の時代へと足を踏み入れていく。新選組誕生の裏側を、ひとりの少年の視点から描く青春群像劇です。みどころ・魅力
① 新選組誕生の”その前”を描く
「誠」の旗で知られる新選組。本作はその前身である壬生浪士組の結成期に焦点を当てます。歴史の表舞台に立つ前の、まだ何者でもなかった男たちの泥臭い始まりが描かれ、新選組を知る人も知らない人も新鮮な気持ちで楽しめる切り口になっています。② 剣も身分も持たない少年・におの成長
孤児のにおが、暴力に満ちた幕末をどう生き抜くのか。弱さを抱えた等身大の少年が、仲間との出会いを通じて少しずつ自分の道を見つけていく姿は、王道の少年漫画らしい熱さにあふれています。挫折と再起を繰り返す等身大の主人公に共感できます。③ 沖田・土方・近藤ら個性豊かな剣士たち
後に新選組として名を馳せる沖田総司や土方歳三、近藤勇らが、若き日の姿で登場します。それぞれの信念や人間味あふれるやり取りが物語に厚みを加え、史実の人物に親しみを感じられるのも本作ならではの魅力です。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 羽原久美子 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 猪原健太 |
| キャラクターデザイン | 西田美弥子、大場優子 |
| 音楽 | 林ゆうき |
| 音響監督 | 亀山俊樹 |
| OP | スパイエアー 「青」 |
| OP | 梅田サイファー「OOKAMI」 |
| ED | ザジェットボーイバンガーズ「UNBREAKABLE」 |
| ED | オセージ「フラグメント」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
また新撰組ものか、というのが正直な第一声だった。この題材はもう擦り倒されている。薄桜鬼があって、るろ剣があって、銀魂まである。今さら何を、と思いながら——配信はどこでも転がっているので——軽い気持ちで再生した。それが裏切られた。主人公が剣の天才でも、復讐に燃える男でもなく、ただ世の中の理不尽に薄目を開けて生きてきた孤児の少年だったからだ。最初の数話は「優しすぎて危なっかしい子だな」としか思っていなかった。2回目に見返したとき、その危なっかしさこそが作品の芯だと気づいた。幕末という、人がいちばん簡単に死ぬ時代に、よりによって「人を斬りたくない」と思っている少年を放り込む。その配置の意地悪さに、作り手の本気を見た。
優しさを抱えたまま刀を握れるのか、という問い
この作品は単なる新撰組の青春群像ではなく、「暴力の時代に、優しさは資質なのか欠陥なのか」を延々と問い続ける話だと思っている。主人公ニオは強くなりたいわけではない。誰かが理不尽に踏みにじられるのが我慢ならない、ただそれだけで刀の世界に足を踏み入れる。だが幕末の京都は、その動機をいちばん残酷に試す場所だ。守るために斬る、という矛盾を、子どもの体で引き受けさせられる。
面白いのは、周囲の大人たちがその矛盾の「成れの果て」として配置されていることだ。剣を信念に変えてしまった者、迷いを飲み込んで隊の柱になった者、優しさと有能さの板挟みで軋んでいく者。彼らはニオの十年後、二十年後の分岐そのものに見える。だからニオが誰かに憧れ、誰かに反発するたびに、それは「自分はどの大人になるのか」を選んでいることになる。
歴史を知っている人間からすれば、新撰組の行き着く先はわかっている。誠の旗の下に集まった彼らが、どんな最期を迎えるかも。そのうえでこの作品は、結末ではなく「まだ何者でもなかった頃」を描く。終わりが決まっている物語の、いちばん柔らかい始まりの部分。そこに留まり続ける選択そのものが、優しさを捨てたくないという作品の祈りなんだと思う。残酷な話のはずなのに、根っこがあたたかいのはそのせいだ。
特に刺さったシーン
声の座組がとにかく効いている。杉田智和の近藤勇が、想像していた豪傑然とした近藤と違って、妙に人懐っこく、芯のところで太い。あの低めの声で笑われると、こちらまで「この人について行きたい」と思わされる。隊の屋台骨という説得力が、台詞の少ない場面でも滲む。対して津田健次郎の永倉新八は、軽口の裏に剣士としての底冷えがあって、序盤の何でもない掛け合いの場面でも、ふと声の温度が下がる瞬間にぞくっとする。
個人的にいちばん効いたのは、小野賢章の沖田総司だ。爽やかさと、その奥にある得体の知れなさ。笑顔のまま物騒なことを言う、その振れ幅を声だけで成立させていて、終盤の張り詰めた展開でこの人の声色が一段変わったとき、思わず画面に近づいた。河西健吾の山南敬助の、優しさと有能さの間で軋む声も忘れがたい。ニオが大人たちの背中を見上げるたび、声優陣の芝居が「この大人になるのか、ならないのか」という問いを勝手に増幅してくれる。
読んで見たくなったら——『青のミブロ』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 新撰組の結末を知ったうえで「始まりの柔らかさ」を味わいたい人
- 強さより、優しさと暴力の折り合いをどうつけるかに興味がある人
- 主人公が無双せず、迷いながら育っていく成長譚が好きな人
- 杉田智和・津田健次郎・小野賢章あたりの芝居を堪能したい人
合わない人
- 史実の重い展開や派手な剣戟をすぐに浴びたい人
- 主人公の甘さ・優しさをまだるっこしく感じてしまう人
- 幕末ものに新しい解釈ではなく王道の様式美を求める人
次に見るなら
新撰組という同じ柱を、まったく違う温度で描いた作品を並べておく。
- 薄桜鬼——新撰組の隊士たちを情緒たっぷりに描く一本。誠の旗の下に集う者たちの最期まで見届けたくなったら、こちらで重さを浴びるといい。
- るろうに剣心——幕末を生き延びた剣客のその後の話。斬る者が斬らない生き方を選ぶ、という「青のミブロ」と地続きのテーマに刺さるはず。
- 銀魂——同じ新撰組(真選組)でも全力でふざけ倒す怪作。杉田智和つながりで、シリアスの口直しに振り切ったギャグを味わいたい人に。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『青のミブロ』は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TV、Netflix、Huluと、主要な動画配信サービスで幅広く視聴できます。これだけ多くのサービスに対応しているので、すでに契約しているサービスがあればすぐに視聴を始められます。アニメ配信に強いdアニメストアやABEMAなら、見放題で快適に楽しめます。


