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ガンダムブレイカー バトルローグ
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 6話 |
| 原作 | ゲーム |
激しい戦いを経て、GUNPLA大会は決勝ラウンドに突入する。そこに謎の戦士が現れる。数ヶ月後、綾人商店街でGUNPLAを製作する美咲は、いつもより不機嫌な様子。募る想いの吐き口として、完成したGUNPLAをシミュレーターにセットし、戦闘へ挑む。
作品概要・あらすじ
あらすじ
激しい戦いを経て、GUNPLA大会はいよいよ決勝ラウンドへ突入する。そこへ謎の戦士が姿を現し、会場は騒然となる。数ヶ月後、綾人商店街でGUNPLAを作り続ける美咲は、ある日いつもと違う険しい表情を見せていた。心に溜まった想いの吐き口を求め、完成させたばかりのGUNPLAをシミュレーターにセットし、一人で戦闘へと挑んでいく。GUNPLAバトルを通じて描かれる、少女の葛藤と成長の物語。みどころ・魅力
① プラモデル愛が詰まったガンプラバトルの迫力
本作最大の魅力は、実在するガンプラキットをモチーフにしたロボットたちが激しくぶつかり合うバトル描写です。細部まで作り込まれた機体の質感や、改造・カスタムの文化がアニメーション上でリアルに再現されており、プラモデルファンにはたまらない映像体験が楽しめます。② 少女の内面を映すシミュレーターという舞台装置
美咲がGUNPLAをシミュレーターにセットして一人で戦いに挑む場面は、言葉にできない感情をバトルで表現するというユニークな演出です。メカアクションの派手さの中に、キャラクターの心情が自然に重なる構成が、物語に深みを与えています。③ 謎の戦士が引き起こす大会の波乱
決勝ラウンドに突如現れる謎の戦士の存在が、物語全体に緊張感をもたらします。その正体や目的をめぐる展開が視聴者の興味を引きつけ、単なるバトルものにとどまらないストーリーの広がりを生み出しています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| キャラクターデザイン | 大貫健一、戸井田珠里 |
|---|---|
| 美術監督 | 益田健太 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | ミスターファンタスティック「ブレイキングブレイジング」 |
| ED | ミスターファンタスティック「Breaking Blazing」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ゲームのガンダムブレイカーは遊んだことがある。あの「好きなガンダムのパーツを組み合わせてオリジナル機体を作る」というコンセプトは、プラモデルへの愛情と破壊衝動が奇妙に同居した、ちょっと変なゲームだった。そのアニメ版がONAで出たと知ったとき、正直「ゲーム販促か」と思いながら再生した。
2回目を見て気づいたのは、そういう斜め構えで最初に見ていたから、序盤のミヤマ・サナが部屋でもくもくとプラモを作るシーンを流してしまっていたということだ。あのシーンに感情が乗っているのは、ちゃんと見ないとわからない。
感情の吐き口として、プラモデルを作り、壊す
この作品の中心にあるのは、戦闘でも友情でもなく、「作ること」「壊すこと」への感情だと思っている。
ミヤマ・サナが商店街でGUNPLAを作り、完成した機体をシミュレーターにセットして戦闘に挑む、というくだりが象徴的だ。なぜ戦うか。「募る想いの吐き口として」という表現が、正直かなり刺さった。プラモデルを作るという行為は、ただの趣味ではなく感情処理の手段になりうる。ガンダムブレイカーというゲームシリーズはもともと「好き勝手に組み合わせて壊す」という破壊的な快感を売りにしていたが、このONAはその「壊す」行為に感情的な意味を持たせようとしている。
GUNPLA大会という枠組みは、スポーツ漫画的な構造だ。強敵が現れ、決勝ラウンドがあり、謎の戦士が登場する。それ自体はオーソドックスだが、この作品が普通のトーナメントものと違うのは、勝敗よりも「プラモデルへの向き合い方」に感情の重心があることだ。ミヤマが不機嫌なのは負けたからではなく、うまく言葉にできない何かが溜まっているからで、その吐き口がGUNPLA制作とシミュレーター戦闘なのだという設定は、ゲーム販促アニメとしてはかなり踏み込んでいる。
短いONAという形式の制約の中で、あえてミヤマを「うまく言葉を持てない人物」として描いたことで、戦闘シーンが単なるアクションではなく感情の可視化として機能している。そこがこの作品の一番おもしろいところだ。
特に刺さったシーン
中村悠一演じるグラハム・エーカーが現れる場面は、ガンダム00を見ていた人間には反則に近い。あの声が聞こえた瞬間、条件反射で「来たな」と思ってしまう。中村悠一の演技は、グラハムというキャラクターの持つ独特の熱量を、短い尺の中でもしっかり機能させていた。無駄がない。
神谷浩史のゼハート・ガレットも同様で、AGEのキャラクターをこういう文脈で再登場させるのは、あの頃のガンダムを見ていた人間へのサービスでもある。神谷浩史の声はゼハートの「静かな狂気」みたいな質感を持っているので、短い出番でも印象が残る。杉田智和のカドマツは、どこか飄々とした存在感で場を引き締める役割を果たしていた。
高橋李依演じるミヤマ・サナは、感情を前面に出しすぎないトーンで演じていて、それがこの作品のテーマにちょうど合っている。言葉より行動で感情を表すキャラクターを、声だけで「何かを抱えている」と感じさせるのは地味に難しいはずで、そこがうまかった。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ガンダムブレイカーのゲームシリーズを遊んだことがある人
- ガンダム00・AGEなど複数のシリーズを横断して見てきた人
- プラモデル制作そのものに思い入れがある人
- 短編ONA・スピンオフ的な作品でも世界観が広がるなら見る、という人
合わない人
- ガンダムの基礎知識がなくこの作品から入ろうとしている人(前提を共有していないときつい)
- しっかりした感情的カタルシスや物語のアークを求めている人(短いのでそこまでは届かない)
- ゲーム販促アニメへのアレルギーが強い人
次に見るなら
ガンダムビルドファイターズは、GUNPLAを使った競技を正面から描いたシリーズで、ブレイカーバトルローグのトーナメント部分が気に入ったなら相性がいい。プラモ愛の解像度がかなり高く、ガンダムへの愛着をそのまま作品のテンションに変換している。
ガンダムビルドダイバーズは同じビルドシリーズの後続で、VRゲームの中でGUNPLAを使うという設定。ミヤマのシミュレーター戦闘的な感覚と少し重なる部分がある。ゲームと現実の境界が曖昧になる構造が好きな人向け。
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズは、感情処理としての戦闘という観点が色濃い作品だ。ブレイカーバトルローグの「感情を出すために戦う」という設定に共鳴したなら、あちらの重さも受け取れると思う。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
現時点では公式の配信サービスでの取り扱いは確認されていません。視聴方法については、今後の配信情報を各種プラットフォームでご確認ください。ガンプラ好きや熱いメカバトルを求める方にとって注目の作品です。
