アクエリオンロゴス

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2015アクエリオンロゴス

アクエリオンロゴス

★ 2.7 / 5.0アクションファンタジーメカSF
放送年2015年
フォーマットTVアニメ
話数26話
原作オリジナル
制作Satelight

かつて人間の声がすべてのものの真の本質を定義していたが、文字の発明によって現状が変わり、声と真実の間に「ロゴス世界」が生まれた。それ以来数千年が経ち、文明の発展により「ロゴス世界」は「文字」をコントロールするには大きくなりすぎた。若き青年たちが混沌とした「文字」に対抗するため「創造的な声」で身を捧げる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

太古の昔、人間の「声」はあらゆる存在の真の本質を定義する力を持っていた。しかし文字の発明により、声と真実の間に「ロゴス世界」が生まれ、数千年の時を経た現代、肥大化した文字の力は制御不能な混沌と化し始める。そんな世界に立ち向かうべく、「創声士(そうせいし)」と呼ばれる若者たちが集結。合体ロボット「アクエリオンロゴス」を操り、文字の暴走から人々を守るために戦いを繰り広げる。

みどころ・魅力

① 「声」と「文字」をめぐる独自の世界観

言語・声・文字という概念をSFとして昇華した設定が本作最大の特徴。ありふれたロボットアニメとは一線を画す哲学的なバックグラウンドが物語に深みを与えており、バトルシーンに込められた意味もひと味違った読み解きができる。

② 迫力の合体バンク&個性豊かなキャラクター

シリーズ伝統の合体シークエンスは本作でも健在で、声をテーマにした演出と組み合わさり独特の高揚感がある。個性の強いクルーたちが織りなすかけあいやドラマも見どころで、キャラクターへの愛着が物語の没入感を高めてくれる。

③ 音楽・音響へのこだわり

「声」をテーマに掲げる作品だけあり、主題歌・劇中BGMともに力が入っている。声優陣の熱演もあいまって、音として作品を楽しむ体験が充実しており、イヤホンやスピーカーで視聴する価値が高い一作となっている。

キャスト・声優一覧

月銀舞亜
月銀舞亜
メイン
›
佐倉綾音
灰吹陽
灰吹陽
メイン
›
島﨑信長
林晋太郎
林晋太郎
サブ
›
近藤孝行
綺声神心音
綺声神心音
サブ
›
千菅春香
岩上ショウコ
岩上ショウコ
サブ
›
中野さいま
吉打ケント
吉打ケント
サブ
›
中林俊史
空篠翼人
空篠翼人
サブ
›
梅原裕一郎
ネスタ
ネスタ
サブ
›
清水理沙
剣嵜総
剣嵜総
サブ
›
安達勇人
土聞努虫
土聞努虫
サブ
›
淺井孝行
海凪花嵐
海凪花嵐
サブ
›
小澤亜李
粗朶桜子
粗朶桜子
サブ
›
白石涼子

トレーラー・MV

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スタッフ

監督佐藤英一
シリーズ構成熊谷純
キャラクターデザイン豆塚隆
音楽飯田龍太
音響監督清水洋史
OPメイン「ヤマイダレdarlin’」
OPMay’n「夜明けのロゴス」
EDメイン「ジュ・ジュテーム・コミュニケーション」
EDMay’n featuring Haruka Chisuga「本当の声をあなたに預けたくて」

関連作品

アニメ

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「アクエリオンって合体するやつだよね」という知識だけで手を伸ばしたら、副題が「ロゴス」だった。あらすじを読んだら「声で文字と戦う」とある。合体はするんだけど、思っていたのと全然違う。

2015年当時は「設定が難解そう」と後回しにして、数年後にようやく通しで見た。「ロゴス世界」という概念を追いながら見ていたら終わっていて、2回目で「あ、序盤のあの説明、ここに繋がってたのか」と気づく構造だった。1周目と2周目でかなり印象が変わる作品。

肥大化した文字の海で、声だけが本物を指し示せるという話

アクエリオンロゴスの根っこにある問いは、ロボットアニメとしては珍しい場所に刺さっている。「声と文字の断絶」というテーマで、これは2015年の時点でやっていたにしては先行きを見ていた設定だった。

人間が声で世界を定義していた時代から、文字の発明によって「ロゴス世界」という中間層が生まれた。声が持っていたダイレクトな真実性を、文字という記号系が翻訳・変換するようになった。そしてそのロゴス世界が肥大化して制御不能になっている、というのがこの作品の前提状況。

面白いのは、文字が悪という単純な二項対立にしていないこと。文字それ自体を否定するのではなく、「大きくなりすぎた」という問題として設定している。情報が過剰になって、声の持っていた意味——発した人間の意図や感情——が薄まっていく構造。2020年代に生きているとリアルに感じる部分がある。

主人公たちが「創造的な声」で戦うというのは、その文脈で見ると単なる特殊能力の話ではなくなる。声で世界を定義する行為の原初的な力を取り戻す、という読み方ができる。佐倉綾音さんが演じる月銀舞亜のセリフには「声で何かを定義する」という感覚が乗っていて、通常のロボットアニメのヒロインとは要求されている演技の種類が違う役どころだった。単純にセリフを言えばいいのではなく、声そのものがテーマに直結している。

この作品をロボットアニメとしてだけ見ると、バトルシーンのカタルシスの構造が少し掴みづらいかもしれない。でも「声と言葉と真実」という軸で追うと、戦闘のたびに何かを取り戻している感覚が出てくる。

特に刺さったシーン

序盤の合体シークエンスを初めて見たとき、「これ声優への演技要求がかなりシビアだな」と思った。合体がメカニカルな合体だけじゃなくて、登場人物たちの感情と声を同期させる儀式的な側面を持っているので、セリフとして言えばいいというものではない場面が多い。

島﨑信長さん演じる灰吹陽の、序盤の尖ったトーンから中盤以降で変化していく声の質は、2回目で見るとよりはっきりわかる。1回目は「こういうキャラね」と流してしまいがちなところが、見直すと「あ、ここで既に変わりかけてたのか」と気づく。島﨑さんは感情の振れ幅が大きい役で力が出るタイプなので、灰吹陽はそのレンジをちゃんと使える役だった。

梅原裕一郎さんの空篠翼人は、声のトーンで「この人は何かを抱えている」という情報を常に出し続けていて、セリフの表面だけ追っていると気づかないんだけど、耳で聞いているとずっと引っかかりがある。白石涼子さんの粗朶桜子も、出てくるたびにシーンの空気感がわずかに変わる。この作品、音をちゃんと聞いて見ないと半分しか入ってこない。

読んで見たくなったら——『アクエリオンロゴス』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 「声と言葉と世界」みたいな概念系の設定を、ちゃんと咀嚼しながら見られる人
  • 合体ロボアニメのお約束を知ったうえで、その変奏を楽しめる人
  • 佐倉綾音・島﨑信長が好きで、この2人の絡みを追いたい人
  • 2周目前提で見ることに抵抗がない人(伏線量がそれなりにある)
  • 音響・声優演技の細部まで拾いながら見るタイプ

合わない人

  • 設定説明が序盤に集中するタイプが苦手な人
  • 前作「アクエリオン」や「EVOL」と同じテンションを期待していると、少し肩透かしを食う可能性がある
  • 「声で戦う」という概念に乗り切れない場合、バトルシーンのカタルシスが薄く感じる
  • 分割視聴するとテンポが掴みづらい構造なので、まとまった時間が取れない人には向かない

次に見るなら

マクロスF——「歌・声が世界や敵に直接作用する」という構造がロゴスと通じている。声の力が物語の根幹に関わっていて、かつキャラクターの感情とバトルが連動する。ロゴスの「創造的な声」という概念に乗れた人なら入りやすいはず。

戦姫絶唱シンフォギア——こちらも歌声で戦う系だが、アクションのテンポはロゴスより速い。「もっと歌で戦う部分をゴリゴリやってほしかった」と思った人向けの、振り切ったバージョン。シリーズ通して声優陣の歌唱力がそのまま戦闘力に変換される構造になっている。

アクエリオンEVOL——2012年作品で、世界観はロゴスとは別物だが、サンライズのロボットアニメとしての文法と遊び心が共通している。ロゴスから入って「元のシリーズも気になった」という場合はここから掘っていくといい。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『アクエリオンロゴス』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで配信中です。月額サービスに加入していれば追加料金なしで全話視聴できます。どのサービスも無料トライアル期間が設けられていることが多いため、まずは試してみるのがおすすめです。

よくある質問

Q. アクエリオンロゴスはシリーズ未視聴でも楽しめますか?
A. はい、楽しめます。本作は前作(アクエリオン・アクエリオンEVOL)と世界観を一新した新章のため、シリーズ未経験の方でもストーリーの入口から無理なく視聴できます。
Q. 全何話ありますか?
A. 全26話構成です。2015年7月から12月にかけて放送されました。1クール×2の分割2クール作品で、一気見にも向いているボリュームです。
Q. どの配信サービスで見られますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信中です。各サービスの月額プランに加入することで視聴できます。無料期間を活用すればお得に視聴開始できます。
Q. どんな人におすすめですか?
A. ロボットアニメが好きな方はもちろん、独自の世界観やSF的な設定を楽しみたい方にもおすすめです。「声」と「言葉」をテーマにした物語は、アニメをあまり見ない方にも新鮮に映るでしょう。

まとめ

『アクエリオンロゴス』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで配信中です。月額サービスに加入していれば追加料金なしで全話視聴できます。どのサービスも無料トライアル期間が設けられていることが多いため、まずは試してみるのがおすすめです。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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