BEASTARS 第2期

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2021BEASTARS 第2期

BEASTARS 第2期

★ 3.9 / 5.0ドラマミステリーサイコロジカルラブコメ日常系
放送年2021年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作Orange

肉食動物と草食動物が暮らす獣人社会で、種族間の不平等に立ち向かい統一をもたらした者に与えられる称号が「ビースター」である。チェリートン学園は5年間、そのような指導者を輩出していなかった。しかし学園内でアルパカが殺害される事件が発生し、種族間の緊張が高まる中、平和を守るためにビースターの存在がより必要とされるようになる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

肉食動物と草食動物が共存する獣人社会を舞台に、種族間の対立と平和の象徴「ビースター」をめぐる物語の第2期。チェリートン学園では5年間ビースターが誕生していなかったが、そんな中、校内でアルパカが殺害される衝撃的な事件が発生。種族間の緊張が一気に高まる。灰色狼のレゴシは、複雑な感情と自身の本能に葛藤しながらも、愛と平和を追い求めて壁を越えようとする。

みどころ・魅力

① 殺害事件が引き起こす種族間の緊張と社会の闇

チェリートン学園で起きたアルパカ殺害事件は、表向きは平和に見える獣人社会の深部に潜む差別意識と暴力の連鎖を浮き彫りにする。肉食・草食という生物的な差異が、いかに社会構造と個人の心理を歪めているかが丁寧に描かれ、ミステリーとしての緊張感も第2期を一気見させる原動力となっている。

② レゴシとルイ、二頭の「強さ」の対比と成長

ハイブリッドな弱さと優しさを抱える灰色狼・レゴシと、弱肉強食の世界でアカシカとして頂点を目指すルイ。対照的な生き様を持つ二頭が交差するとき、「強さとは何か」「種族を超えた絆は成立するか」という問いが鮮烈に響く。各々の決断と代償が見せ場の連続となる。

③ 一筋縄ではいかない愛と本能の葛藤

レゴシとハルの関係は第2期でさらに複雑さを増す。草食動物への捕食本能と純粋な愛情の間で揺れるレゴシの内面描写は、単純なラブコメに収まらない心理的深みを生み出す。「好き」と「食べたい」の境界線をシリアスに問う本作ならではのアプローチが光る。

キャスト・声優一覧

レゴシ
レゴシ
メイン
›
小林親弘
ハル
ハル
メイン
›
千本木彩花
ルイ
ルイ
メイン
›
小野友樹
ジュノ
ジュノ
サブ
›
種﨑敦美
エルス
エルス
サブ
›
渡部紗弓
ドーム
ドーム
サブ
›
室元気
ピナ
ピナ
サブ
›
梶裕貴
キビ
キビ
サブ
›
井口祐一
レゴム
レゴム
サブ
›
あんどうさくら
ゴン
ゴン
サブ
›
ゴウヒン
ゴウヒン
サブ
›
大塚明夫
イブキ
イブキ
サブ
›
楠大典

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スタッフ

監督松見真一
キャラクターデザイン大津直
音楽神前暁
美術監督春日美波
OP「怪物」
OPヨアソビ「優しい彗星」
ED「怪物」
EDヨアソビ「優しい彗星」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

1期を見たのは深夜で、「草食動物と肉食動物が共存する学園ドラマ」という説明を読んで正直ナメていた。ファンタジー設定に乗っかったよくある青春ものだろうと思って流していたら、気づいたら朝だった。そういう作品だった。

2期に進んだのはルイとレゴシの関係がどこへ向かうのかが単純に気になったからで、深い理由はない。ただ2周目を見て気づいたのは、1期でルイが見せていた「強者としての仮面」の亀裂が、実はかなり早い段階から入っていたということだ。最初は流していたシーンに、後から意味が重なってくる作りになっている。

アニメーション制作がオレンジで、3DCGなのに妙に「動物らしい」動きが出ているのも2周目で改めて感心した。毛並みの質感とか、耳の動きとか、そういうところに異様な手間がかかっている。

「強くあること」を強制された者たちの、静かな降伏の話

BEASTARS2期を一言で言うなら、「役割から降りる話」だと思っている。

ルイは肉食動物に支配される裏社会の頂点に立ちながら、ずっと「草食動物として生き延びる」ことに消耗してきた。獅子組のボスとして君臨する姿は一見すると成り上がりの物語に見えるけれど、実際にやっていることは「喰われる前に喰う側に回る」という、弱者なりの合理的な選択だ。強さを演じ続けることで、傷つかないようにしてきた。

レゴシはその逆で、強者として生まれたことへの罪悪感を抱えながら生きている。肉食動物であることを恥じ、自分の本能を封じることで「良い存在」であろうとしてきた。ゴウヒン(大塚明夫)のもとで訓練を受ける一連のシーンは、その自己否定との決着をつける過程として機能している。大塚さんの声が持つ「怖いけど信頼できる」という独特の質感が、ゴウヒンというキャラクターに絶妙に合っていた。あの低音がなければ、説得力の半分は失われていたと思う。

2期で描かれるルイとレゴシの再会は、「強者と弱者」の関係ではなくなっている。お互いに傷を抱えた者同士が、種族という壁を超えて対等に向き合う瞬間がある。それが2期の核心だと感じた。「ビースター」という社会的な称号よりも、個人と個人の関係の方がずっと重要に描かれている。

ジュノ役の種﨑敦美さんの演技も印象に残っている。ジュノというキャラクターは「恋する少女」として描かれがちだけれど、種﨑さんの芝居には地に足のついた意志の強さがあって、単なる恋愛要員に収まらない存在感を作っていた。感情が爆発するシーンよりも、静かに諦めるシーンの方が長く頭に残る。

特に刺さったシーン

ルイが獅子組のボスとして振る舞いながら、内側では完全に限界に近づいていく中盤の流れが好きだった。小野友樹さんの演技が、台詞のない間の取り方で全部語っていた。「声優と夜あそび」でのやわらかい印象とまったく違う、削ぎ落とした冷たさがルイに宿っていて、それが2期のルイの孤立感を作っていたと思う。

レゴシがゴウヒンに叩きのめされながらも立ち上がり続けるシーンは、2周目の方が刺さった。最初に見たときは「修行パート」として流していたのだけれど、改めて見ると、あれはレゴシが初めて「自分の強さを肯定する」訓練をしているシーンだと気づく。強さを罪だと思っていた存在が、強さを道具として扱えるようになるまでの話。大塚さんの「まだ立てるか」系の台詞が、無駄に心に来た。

ピナ(梶裕貴)が捕まってからの一連の展開では、梶さんの「恐怖と虚勢の混在」がよく出ていた。ピナというキャラクターはどこか鼻につく設計なのに、追い詰められた場面でどこか憎めなくなるのは、演技がちゃんとその変化を支えているからだと思う。

読んで見たくなったら——『BEASTARS 第2期』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さると思う人:

  • 「強さ」や「役割」を演じることに疲れた経験がある人
  • 種族・属性・出自といったアイデンティティの話に引っかかりを持つ人
  • 1期を見て「ルイとレゴシの関係が続きが気になる」と感じた人
  • 3DCGアニメに慣れている、もしくはオレンジの仕事を追いかけている人
  • ヒロインより脇役に感情移入しがちな視聴スタイルの人

合わない可能性がある人:

  • 1期未視聴の状態で始めるのは無理。設定説明が一切ない
  • 恋愛を軸に見ようとすると拍子抜けする。ハルとレゴシの関係は2期では脇に引っ込む
  • 「勧善懲悪で気持ちよく終わる」ことを期待すると、後味が独特すぎると感じるかもしれない
  • 動物キャラクターの擬人化設定に最後まで慣れない人には全体的に乗りにくいかも

次に見るなら

バンド・エイジ(2018)——「社会的な役割と本音の自分」というテーマの近さで選んだ。こちらは音楽という舞台だが、集団の中で自分の居場所を作ることへの葛藤の描き方が、BEASTARSの繊細さに近い感触がある。地味だけれど、刺さる人には深く刺さる。

平穏世代の韋駄天達(2021)——動物と人間の共存・種族間の権力構造という設定的な近さで。こちらはアクション寄りだが、強者であることの重さや、生きることの暴力性を正面から扱っている点でBEASTARSと同じ問いを立てている。

スキップとローファー(2023)——直接的なジャンルの近さはないが、「社会のルールに合わせようとしながら、少しずつ素の自分を出していく」という話の構造がBEASTARSのレゴシと重なる。こちらは傷のない方の話で、後味は格段に軽い。重さが続いた後の口直しとして。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
「BEASTARS 第2期」はABEMA・dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Huluと主要な配信サービスほぼ全てで視聴可能です。サブスク加入済みであれば追加費用なしで視聴できるプラットフォームも多く、非常に見やすい環境が整っています。第1期と合わせて一気見するのにも最適な配信体制といえるでしょう。

よくある質問

Q. BEASTARS 第2期は第1期を見ていないと楽しめませんか?
A. 第1期からの続きとなるため、キャラクターの関係性や世界観を理解するためにも第1期から視聴することを強くおすすめします。第1期も同じ配信サービスで視聴可能なので、合わせてチェックしてみてください。
Q. BEASTARS 第2期は何話構成ですか?
A. 全12話構成です。2021年1月よりNetflixで独占先行配信され、その後地上波・各種配信サービスでも視聴可能になりました。1話あたり約24分なので、週末に一気見するのにもちょうどよいボリュームです。
Q. 原作漫画と内容は違いますか?
A. アニメは原作漫画(板垣巴留著)を忠実に映像化しており、大きなストーリーの改変はありません。CGアニメーションならではの動きや音楽の演出が加わることで、原作とはまた異なる没入感が楽しめます。
Q. 子どもと一緒に見られますか?
A. 暴力描写や性的な表現を含む場面があり、小学生以下のお子さんへの視聴はおすすめしにくい内容です。中高生以上、特に人間関係や社会問題に興味を持ち始めた方が深く楽しめる作品となっています。

まとめ

「BEASTARS 第2期」はABEMA・dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Huluと主要な配信サービスほぼ全てで視聴可能です。サブスク加入済みであれば追加費用なしで視聴できるプラットフォームも多く、非常に見やすい環境が整っています。第1期と合わせて一気見するのにも最適な配信体制といえるでしょう。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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