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バイオハザード ヴェンデッタ
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | Marza Animation Planet |
クリス・レッドフィールドはレオン・S・ケネディとレベッカ・チェンバースの協力を得て、復讐心に燃える死の商人がニューヨークで致命的なウイルスを蔓延させるのを阻止しようとする。
作品概要・あらすじ
あらすじ
BSAAのクリス・レッドフィールドは、謎の死の商人グレン・エイデンが新型ウイルス兵器を使った大規模なバイオテロを計画していることを突き止める。ウイルス研究者のレベッカ・チェンバースが拉致され危機に陥る中、クリスはかつての相棒レオン・S・ケネディに協力を要請。舞台をニューヨークに移した3人は、復讐心に囚われた男の野望を止めるべく決死の戦いへと挑む。みどころ・魅力
① クリス×レオン×レベッカ、シリーズ屈指の豪華共演
バイオハザードを代表する3人のキャラクターが同じ作品で肩を並べる貴重な一作。それぞれの個性や戦闘スタイルが活かされた場面が随所に散りばめられており、ゲームシリーズのファンにとっては感慨深い共闘シーンを堪能できる。② フル3DCGで描かれる圧巻のアクション演出
劇場版ならではのクオリティで制作されたフル3DCGアニメとして、リアルな質感と躍動感あふれるカメラワークが見どころ。肉弾戦・銃撃戦・クリーチャーとの攻防が高密度に詰め込まれており、アクション映画としての完成度は高い。③ 復讐と喪失を背負った悪役の重厚な動機
単なる大量破壊を狙うだけでなく、個人的な喪失から暴走した悪役グレン・エイデンの背景が描かれる点が本作の深みを生んでいる。勧善懲悪に留まらないドラマ性が、ホラーアクションとして一段上の重みを作品に与えている。キャスト・声優一覧








スタッフ
| 監督 | 辻本貴則 |
|---|---|
| 音楽 | 川井憲次 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
バイオのCGアニメって「ダムネーション」だけだと思い込んでいたら、もう1本あったのか、というのが正直な出発点だった。2017年公開、劇場版、クリス・レッドフィールドが主軸——その情報だけで「ゲームファン向けのファンサービス映像作品」と決めてかかっていたのだが、実際に見始めると印象が変わった。序盤から容赦ない密度でアクションが積み上がっていて、CGアニメ特有の「せっかくなのに動かしすぎ」にならず、ちゃんとカメラワークで見せようとしている。ダムネーションとの最大の違いは、キャラクターの配置が「個人の因縁」ではなく「チームとしての役割分担」にある点だと思う。クリス・レオン・レベッカ、それぞれ得意分野が違う三人組で一つの脅威に立ち向かう構造は、ゲームの文脈を知らなくても成立するように設計されている。
復讐で完成した怪物と、それでも人間の側に留まる者たちの話
この作品のテーマを一言で言うなら、「同じ喪失から、なぜ片方は怪物になり、片方はならないのか」だと思う。ウイルスをばらまく黒幕アリアスは、もともと被害者だった。大切なものを奪われ、バイオテロの悲劇を身をもって体験した人間が、結果として同じ手段を使う側に回る——これは典型的な復讐の構造だが、ヴェンデッタが面白いのは、クリスもレオンも「同じ境遇でそうならなかった理由」をあまり説明しないところだ。彼らは何度も仲間を失い、何度も世界の理不尽に直面しているのに、システムの一部として動き続けている。その「なぜ」を台詞で語らせず、ただアクションで体現させる作り方は、バイオというフランチャイズが長年やってきたことの延長にある。
レベッカ・チェンバースというキャラクターの存在がここで効いてくる。彼女は研究者として解決策を探す側にいる。銃で撃ち合う二人とは別の軸で「脅威に対抗する」ことで、作品内に「暴力以外の応答」の可能性が生まれる。小清水亜美の演技はその立ち位置を自然に体現していて、芯の強さと科学者としての冷静さが同居したトーンが心地よかった。声の重心が低すぎず、かといって線が細すぎない。ああいうバランス感覚のある演技は、CGアニメの平坦になりがちな画面に体温を乗せる。
森川智之のクリスは、もはや「このキャラクターはこの声でしかない」という段階に達している。身体の大きさ、疲労を押し殺している感じ、それでも前に出ていく頑固さ——声だけでそれを表現できる人間は限られている。東地宏樹が演じる役どころは、抑制の効いた怒りを低体温で保ち続けるタイプの難しさがあるのだが、その怒りが最終盤でどう解放されるかの落差が印象に残った。
特に刺さったシーン
終盤、高層ビルを舞台にしたアクションシーケンスの密度が突出している。CGアニメで「重力」を感じさせるカメラワークは難しいのだが、このシーンはちゃんと「高さ」と「落下の恐怖」が絵として伝わる作りになっていた。森川智之の声がここで一段階上がる瞬間があって、それまでずっと抑えていた感情が一気に出てくる箇所なのだが、台詞よりも呼吸のほうが雄弁だった。
もう一点、序盤の研究施設での静けさ——惨劇の後に人気がなくなった空間を探索するあのシーンは、ホラーゲームとしてのバイオハザードへの敬意が感じられた。アクション映画としての文脈に寄せながら、「バイオは怖い場所を歩くゲームでもあった」という記憶を引き出してくる。説明過剰にならない間の取り方が良かった。
読んで見たくなったら——『バイオハザード ヴェンデッタ』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- バイオハザードシリーズのゲームを1本でもプレイしたことがある人
- CGアニメのアクション映画として純粋に消費できる人(「実写でいいじゃん」と言わない人)
- クリス・レオン・レベッカのキャラクターに思い入れがある人
- 森川智之・小清水亜美の演技を追っているファン
- 派手なアクションと骨格のある脅威設定を同時に楽しみたい人
合わない人
- バイオシリーズを全く知らない状態で「ホラー映画」として期待すると肩透かしを食う
- CGアニメのキャラクター造形(特に顔の作り)に抵抗がある人
- 人間関係の掘り下げや内面描写に比重を置く作品を求めている人
- テンポが速すぎると置いていかれる感覚になる人(説明はかなり省略される)
次に見るなら
バイオハザード ダムネーションは、同じフランチャイズのCGアニメ前作にあたる。レオン主軸で東欧を舞台にした政治的な背景がヴェンデッタより濃く、アクションの性質が違う。ヴェンデッタを気に入ったならダムネーションとの比較が面白い。逆順でも成立する。
アップルシード(2004年)は、CGアニメでアクションを本気でやった先行例として今でも参照価値がある。キャラクターと背景の質感の違いが気になる時代の作品だが、動かし方の考え方はヴェンデッタと同じ系譜にある。世界設定に対する熱量が高い人向け。
ブラック・ラグーンは、劇場版ではなくTVシリーズだが、「プロフェッショナルたちが理不尽な暴力と向き合う」という構造が近い。乾いたユーモアと容赦ないアクションの共存が好みならこちらも合うはず。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『バイオハザード ヴェンデッタ』は、U-NEXTおよびHuluにて配信中です。どちらのサービスも月額プランで視聴でき、すでに加入中の方はすぐに楽しめます。バイオハザードシリーズのファンはもちろん、迫力のCGアクションを求める方にもおすすめの作品です。

