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僕らの雨いろプロトコル
| 放送年 | 2023年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Quad |
本文のみ 時乃谷俊は高校2年生。父の事故死と妹の怪我をきっかけに、熱中していたゲームを辞めた。現在は、母と妹と暮らしながら、eスポーツカフェ「FOX ONE」でアルバイトをしている。勉強と仕事に明け暮れる日々の中、幼なじみのゲーム仲間たちと過ごしていた。そんなある日、彼は「FOX」に関する衝撃の事実を知る。
作品概要・あらすじ
あらすじ
高校2年生の時乃谷俊は、父の事故死と妹の怪我をきっかけに、夢中になっていたゲームから距離を置いた。今は母と妹を支えながら、eスポーツカフェ「FOX ONE」でアルバイトをし、勉強と仕事に追われる日々を送っている。それでも幼なじみのゲーム仲間たちと過ごす時間が、彼の居場所であり続けていた。そんなある日、俊はかつて熱中したゲームと深く関わる「FOX」をめぐる、思いもよらない事実を知ることになる。封じ込めたはずの情熱と、家族や仲間への想いが交差しながら、彼は再び自分の進む道と向き合っていく。
みどころ・魅力
① eスポーツを真正面から描く青春ドラマ
競技ゲームの熱量や緊張感を、単なる勝負としてではなく登場人物たちの生き方として描く。プレイ中の駆け引きや仲間との連携が丁寧に表現され、eスポーツという題材に馴染みのない人でも引き込まれていく構成になっている。
② 喪失と再生という重いテーマ
父の死と妹の怪我という出来事を背負った俊が、好きだったものをいったん手放し、それでも前を向こうとする姿が物語の軸になる。痛みを抱えながら進む主人公の心情描写が、作品全体に深みを与えている。
③ 幼なじみたちとの確かな絆
俊を支えるのは、子どもの頃から一緒にゲームを楽しんできた仲間たちの存在だ。それぞれの事情や想いを抱える彼らの関係性が物語を彩り、人と人とのつながりが主人公を再び動かしていく様子が見どころとなっている。
キャスト・声優一覧


















スタッフ
| 監督 | 加藤大志 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 高山カツヒコ、山本靖貴 |
| 原作 | 兀兀 |
| 原案キャラデザ | ぶーた |
| キャラクターデザイン | 平山寛菜 |
| 音楽 | 神前暁、有限会社モナカ 、井上馨太、オリバー・グッド |
| OP | SennaRin「S9aiR」 |
| ED | somei「Another Complex」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルだけで一度スルーして、結局戻ってきた。「僕らの雨いろプロトコル」——雨いろ、という曖昧な色と、プロトコルという無機質な単語の組み合わせが、ずっと頭の隅に引っかかっていた。eスポーツものだと知ったのは見始めてから。よくある青春競技アニメの皮をかぶったやつだろう、と高をくくっていたら、一話の時点で主人公が「もうゲームはやらない」と言い切る側の人間だったので、少し背筋が伸びた。やりたくてやれないんじゃない。やれるのに、自分で封じている。その距離の取り方が、二回目に見ると一回目よりずっと重く感じた。「もう一度、好きだったものに触れていいのか」という許可の話
この作品は、eスポーツを題材にしているけれど、勝ち負けの話として見ると芯を外す。時乃谷俊が抱えているのは「うまくなりたい」でも「勝ちたい」でもなく、「もう一度ゲームを好きでいることを、自分に許していいのか」という問いだ。父の事故死と、妹の怪我。その二つを境に、彼はかつて熱中していたものを自分の手で封じた。誰かに禁じられたわけじゃない。自分で決めた。だからこそ厄介で、解除するにも自分の許可がいる。 eスポーツカフェ「FOX ONE」でアルバイトをしながら、彼はゲームのいちばん近くにいる。触れられる距離にあるのに、触らない。この設定がうまい。完全に遠ざけるのではなく、毎日その匂いを嗅ぎ続けている人間として置かれている。そこに「FOX」をめぐる事実が突きつけられたとき、封じていた感情が、嫌でも動き出す。 単なる挫折からの復活譚ではない、と二回目ではっきり思った。これは喪失の処理の物語だ。失ったものをなかったことにして生きるのか、それとも「好きだった」という事実ごと引き受けて前に進むのか。ゲームはその象徴でしかなくて、本当に問われているのは、悲しみと折り合いをつけながらそれでも好きなものを手放さない方法のほうだ。だから競技シーンの熱量よりも、画面の前で手が止まる時乃谷の沈黙のほうに、この作品の体重は乗っている。そこを見落とすと、ただテンポの遅い競技ものに見えてしまう。もったいない見方だと思う。特に刺さったシーン
序盤、コントローラーに手を伸ばしかけて、結局引っ込めるシーン。台詞らしい台詞はない。なのに、思わず巻き戻した。小野賢章の芝居がここで効いていて、息を吸う音ひとつで「触りたい」と「触ってはいけない」を同時に鳴らしてくる。叫ぶ芝居より、こういう抑えた芝居のほうが後に残る。対戦そのものより、その手前の沈黙にこの作品の重みが乗っているのが、よくわかる場面だった。 脇を固める声も効いている。杉田智和の長嶺流星は、軽口の裏に底が見えないところがあって、何を考えているのか最後まで掴ませない。松岡禎丞の内嶋睦生が画面に出ると一気に温度が上がるし、木村良平の仙堂暁斗が冷静に場を締める。水瀬いのりの稲月望は、励ますでも茶化すでもなく、ただ時乃谷の隣にいる距離感がちょうどよかった。一人で抱え込もうとする主人公の物語に、他人の声がちゃんと差し込まれているから、湿っぽくなりすぎずに済んでいる。読んで見たくなったら——『僕らの雨いろプロトコル』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 好きだったものから、一度自分の意思で離れた経験がある人
- 競技の熱さより、その前後にある感情の機微を見たい人
- 声の芝居から感情を読み取るのが好きな人
合わない人
- テンポのいい対戦と、勝ち上がりの爽快感を求めている人
- 主人公が踏み出せずにいる時間に、付き合いきれない人
- eスポーツの専門的な競技描写を、がっつり浴びたい人
次に見るなら
喪失をきっかけに好きだったものを手放した主人公が、もう一度それに触れていく話なら四月は君の嘘。母の死でピアノから離れた少年の再生を描いていて、感情の振れ幅はこちらよりずっと大きい。泣かせにくる作品が平気な人向け。 一度やめた競技に引き戻されていく構造が近いのは風が強く吹いている。走るのをやめた人間が否応なく仲間とゴールを目指す話で、「やれるのにやらない」の縛りがほどけていく過程が丁寧だ。 ゲームそのものへの愛着を浴びたいならハイスコアガール。対戦ゲームと青春が地続きになっていて、画面の前にいた時間そのものを肯定してくれる手触りがある。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『僕らの雨いろプロトコル』は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの5つのサービスで視聴できます。複数の配信サービスに対応しているため、すでに契約しているサービスがある方はそのまま楽しめる可能性が高いです。これから視聴環境を選ぶ方も、自分に合ったサービスを比較しながら選べます。
よくある質問
まとめ
『僕らの雨いろプロトコル』は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの5つのサービスで視聴できます。複数の配信サービスに対応しているため、すでに契約しているサービスがある方はそのまま楽しめる可能性が高いです。これから視聴環境を選ぶ方も、自分に合ったサービスを比較しながら選べます。

