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CØDE:BREAKER (OVA)
| 放送年 | 2012年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 3話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Kinema Citrus |
Code:Breakerの3巻構成OVA。各巻はそれぞれ漫画22~24巻に同梱される。第1巻「code:extra 1,2,3 & Plus 1」は2012年12月17日、第2巻「code:100 & extra HANAMI & Plus 2」は2013年2月15日、第3巻「code:4koma Special Theater」は2013年4月17日にリリースされる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『CØDE:BREAKER』の原作漫画に同梱された全3巻構成のOVA。第1巻「code:extra 1,2,3 & Plus 1」(2012年12月)、第2巻「code:100 & extra HANAMI & Plus 2」(2013年2月)、第3巻「code:4koma Special Theater」(2013年4月)の順にリリース。本編では描かれなかったキャラクターたちの日常や番外エピソード、4コマ劇場形式の短編など、コードブレイカーたちのゆるやかな素顔を楽しめるファン向けの特別映像作品となっている。みどころ・魅力
① 本編では見られないキャラクターたちの素顔
アクション一辺倒だった本編と打って変わり、コードブレイカーたちのコミカルな日常がたっぷり描かれる。緊張感ゼロの掛け合いや笑えるリアクションなど、キャラへの愛着がさらに深まるエピソードが揃っている。② 漫画購入者のための限定映像という希少価値
各巻が漫画22〜24巻に同梱という形式で発売されたため、入手ルートが限られた希少なOVA。漫画を集めていたファンへのご褒美的な位置づけで、作品への思い入れがある人ほど楽しめる内容になっている。③ 4コマ劇場形式でテンポよく楽しめる
第3巻は「4コマ Special Theater」として、短いギャグシーンを次々と展開するテンポの良い構成。長い話を追うよりも気軽に笑いたいときにぴったりで、シリーズの箸休めとして絶妙な仕上がりです。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| OP | グランロデオ「DARK SHAME」 |
|---|---|
| ED | 鈴村健一「シロイカラス」 |
| ED | ニャンマル「にゃんまるのうた」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
漫画本編を読んでいたオタクなら全員通る道だと思うけど、「OVAが出る」と聞いて真っ先に思ったのは「どうせ販促映像でしょ」という斜に構えた感想だった。3巻構成で各巻を漫画22〜24巻に同梱するというスタイル、つまりマンガを買わないと手に入らない設計。これが出た2012〜13年当時、コアファン向けのOVAとして機能していた仕組みだ。
実際に見てみると、本編のシリアスさからわずかに肩の力が抜けた内容で、むしろそのギャップが心地いい。code:extraやコード4コマ劇場という構成からも分かるように、メインストーリーの補完というより「あのキャラたちの日常をもう少し見ていたい」という需要に応えたOVAだ。2回目以降に見ると、本編で見せない表情を切り取っているシーンの解像度がじわじわ上がる。
「悪を以て悪を断つ」キャラクターたちが、笑っていい場所
CØDE:BREAKERという作品の本編は、基本的にずっと重い。国家の暗部で人を消す存在として生きるCode:Breakerたちが、正義とは何かを問い続ける話であって、笑える隙間は少ない。
このOVAが面白いのは、その「重さ」の外側を切り取っているという点だ。本編ではほぼ揺るがない冷徹さで存在している零(大神零役・岡本信彦)が、日常パートでどういうテンションになるのかを見られる場所として機能している。岡本信彦のあの声が「崩れる」瞬間のおかしさというのは、本編では味わえない質のものだ。声優と夜あそびのMCとして知っている人間からすると、あの番組でのフランクな喋り方と、零としての低温な演技の落差がまた楽しい。
桜小路桜役の日笠陽子も、本編では主人公格として芯の通った演技が軸になるが、コメディパートでの抜け感がある。日笠陽子も声優と夜あそびのMC経験者で、バラエティ的な掛け合いに慣れているのが出るというか、ゆるいシーンで妙な存在感がある。
三木眞一郎が演じる人見というキャラクターは、本編でも一種の「ムード」を担う存在だが、OVAの雰囲気の中で三木眞一郎の声の質感がどう使われるかは、ファンとして確認しておきたいポイントだ。355本のキャリアから来る安定感が、こういうゆるいフォーマットでも崩れない。
要するに、このOVAは「強いキャラクターたちが力を抜いていい場所」の記録だ。本編を全部見た上で見ると、その「緩み」がただのファンサービスではなく、キャラクターへの理解を一段深めるものとして機能する。鈴村健一(藤原刻役)や斎賀みつき(八王子泪役)の演じるキャラクターも、本編の緊張感から外れたときにどういう輪郭を見せるか——それがこのOVAの静かな見どころだと思っている。
特に刺さったシーン
花見パートの空気感が妙に好きだった。本編では絶対に成立しないような「このメンバーが普通に花見している」という状況そのものがおかしくて、序盤のシリアスな引きずりをどこかに置いてきたような軽さがある。あのシーンで岡本信彦の零がどういうトーンで喋るかというのは、本編ファンへの小さなご褒美だと思う。
それからcode:4コマ劇場の構成——4コマを映像化するというフォーマットは、うまくいくかどうか実は結構賭けで、テンポが死ぬ失敗例も多い。このOVAの場合は割り切り方が潔くて、過剰に動かそうとしていない。そのぶん声の演技が前に出る構造になっていて、鈴村健一の藤原刻や斎賀みつきの泪が「静止に近い画面で声だけで笑わせる」場面があって、そこが地味に技術的に面白い。「声優の仕事ってこういうことだよな」と思わせるシーンだった。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- CØDE:BREAKER本編(漫画またはTVアニメ)を最後まで見た上でキャラクターへの愛着がある人
- シリアス本編では見られないキャラの「脱力」面が見たい人
- 岡本信彦・日笠陽子・三木眞一郎のファンで、この作品での演技を追いかけたい人
- 2010年代前半の漫画原作アニメのノリが好きな人
合わない人
- CØDE:BREAKER本編を未履修の人(前提知識なしでは人物関係が何もわからない)
- OVAに完結したドラマや伏線回収を求めている人
- 現在どの配信サービスでも見られないため、実物を入手する手段がない人(これが最大の壁)
- 4コマ・短編コメディ系のゆるい構成が苦手な人
次に見るなら
CØDE:BREAKER本編をまだ見ていないなら、まずそちらが先だ。このOVAは補完コンテンツとして機能しているので、TVシリーズを見た後でないと面白さの半分も伝わらない。
「国家の暗部で動く特殊能力者」という設定が好きなら黒の契約者は外せない。こちらは配信も安定していて、道徳的に灰色な主人公が依頼をこなしていく構造がCØDE:BREAKERのファンと相性がいい。ゆるいOVA要素はないが、本編の雰囲気が好きならフィットする。
コメディとシリアスが混在するノリが好きなら血界戦線も近い質感がある。強力な能力者たちが日常の隙間で妙にゆるい顔を見せる、あのバランスはCØDE:BREAKERのOVAで好きだった「緩みの瞬間」と同じ種類の楽しさだ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『CØDE:BREAKER』OVAは現時点で国内外の主要な配信サービスへの配信は確認されていません。視聴するには漫画同梱版のOVAを入手するか、中古市場などで購入する形になります。入手難度はやや高めですが、本編ファンにとっては見逃せない番外エピソードが詰まった作品です。


