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ダンボール戦機 W
| 放送年 | 2012年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 58話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | OLM |
イノベーターとの戦いから1年後、LBXを使用する「ディテクターズ」という新しいテロ組織が世界を脅かしていた。バンは新旧の仲間たちと共に、ディテクターズの脅威を阻止するために立ち上がる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
イノベーターとの決戦から1年。平和を取り戻したかに見えた世界に、新たな脅威「ディテクターズ」が出現する。小型ロボット「LBX」を悪用するこのテロ組織は、世界規模の破壊活動を企てていた。主人公・山野バンは、旧来の仲間と新たな出会いを経て、ディテクターズの野望を阻止するべく再び戦いに身を投じる。前作を超えるスケールで描かれる少年たちの闘いと成長の物語。
みどころ・魅力
① スケールアップした世界規模の戦い
前作「ダンボール戦機」では国内を舞台にした戦いが中心だったが、本作では敵組織ディテクターズの活動が世界規模に拡大。より大きなステージで繰り広げられるLBXバトルは迫力が増し、シリーズ経験者にとっても新鮮な緊張感が楽しめる作品となっている。
② 新旧キャラクターの共演と人間ドラマ
前作から引き続き登場するバンたちの成長した姿と、新たに加わる個性豊かなキャラクターたちの化学反応が本作の大きな魅力。仲間との絆や葛藤、それぞれの事情を抱えたキャラクターたちの人間ドラマが、バトルシーンに深みを与えている。
③ 進化したLBXのバトルとカスタマイズ要素
本作でも多彩なLBXが登場し、それぞれ異なる性能や必殺技を持つ機体同士のバトルが展開される。玩具・ゲームとの連動を意識した機体デザインの豊富さは見どころのひとつで、お気に入りの機体を見つける楽しみも本作の醍醐味となっている。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 高橋ナオヒト |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 長野拓造 |
| キャラクターデザイン | 西村博之 |
| OP | リトルブルーボックス「BRAVE HERO」 |
| OP | リトルブルーボックス「三位一体」 |
| OP | リトルブルーボックス「2スピリッツ」 |
| OP | リトルブルーボックス「テレパシー」 |
| ED | 前川浩樹「Do Wak パラッパ」 |
| ED | 前川浩樹「目を閉じて…」 |
| ED | 前川浩樹「生まれ変わっても僕でいいよ」 |
| ED | Dream5「地球の絆」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、「W」の文字を見てしばらく何の作品か分からなかった。ダンボール戦機は前作から通しで見ていたけど、タイトルに「W」が付いていたせいで別シリーズだと思って素通りしていた時期がある。気づいたら2期というか、続編というか、バン(下野紘)がそのまま出てくる話だった。
子供向けってのは分かってる。ミニチュアのロボットで戦うというコンセプトは完全に小学生男子向けだし、主人公の熱さも、敵組織のおおげさな名前も、全部そっちに向いている。でも2話くらい見たところで「あれ、これ面白いな」となってしまった。梶裕貴が演じるユウヤが序盤に見せる、仲間に対する反発と内側の迷いみたいなところ——ああいう感情の揺れ方は、子供向けの外装を着ながら実はかなりしっかり描かれていて、そこに引っ張られた。2周目で気づいたのは、序盤のユウヤの台詞の裏にすでに「答え」が仕込まれていたこと。
「小さなロボット」だから描けた、守ることの具体的な重さ
ダンボール戦機 Wが一貫して問いかけているのは「何のために戦うのか」という、シンプルだけど答えの出ない問いだ。前作でイノベーターとの戦いを終えた後、1年という時間が経っている。そこにディテクターズという新たな脅威が現れる——という筋書きだけ見ると、よくある「敵が変わった続編」に思えるかもしれない。でもこの作品が続けて描こうとしているのは、「戦いを経験した人間が、その後どう生きるか」という問いで、それが思いのほか重い。
LBX、つまりダンボール戦機という小さなロボットは、現実世界の手の届く範囲で戦う。巨大ロボットのように世界を股にかけた戦場ではなく、バトル会場や街中、時に廃墟の中で、人間と同じ視点の高さで戦う。そのスケール感が、「守る」という行為の具体性を際立たせている。守りたいのは地球でも人類でもなく、目の前にいる友達だったり、帰るべき場所だったり、もっと小さくて確かなものだ。
下野紘のバンは相変わらず真っ直ぐで、声にいつものあの熱量があるんだけど、Wになってからはどこか責任感みたいなものが加わっている。1年前に戦って、その後の世界を知っているからこその重さ。浪川大輔のカズヤも同様で、前作より少し大人になった言葉選びになっている。子供向けの作品でここまでキャラクターの「成長前後」を声で表現してくれるキャストが揃っているのは、わりと贅沢なことだと思っている。
花澤香菜のランは、ともすると主人公を支える立場に収まりがちなポジションだけど、ここぞという場面での台詞の重さが違う。静かな強さみたいなものを声に乗せるのが上手いので、感情が爆発する前の「溜め」の部分で思わずそこだけ巻き戻した。
特に刺さったシーン
中盤で中村悠一演じる拓也との関係が変化していく一連の流れが好きだった。中村悠一はああいう「敵か味方か分からない、複雑な立場の男」を演らせると本当に上手くて、声のトーンだけで「この人は何かを隠している」という情報を客に渡してくる。初見のとき何気なく見ていたシーンが、話が進んでから意味を持って返ってくる構造になっていて、2周目は「ああここか」という確認作業になった。
それと梶裕貴のユウヤが仲間に本音をぶつけるシーン。感情をぶつけるような台詞をやらせると梶裕貴は本当に圧力がある。子供向けのロボットアニメでこの演技密度は過剰じゃないかとも思うけど、だからこそ刺さる。こういうキャスティングのミスマッチ(良い意味での)が、この作品の「なぜかクセになる」感の正体な気がしている。
読んで見たくなったら——『ダンボール戦機 W』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 子供向けアニメをバカにせず見られる人
- ミニチュアロボットというコンセプトに素直に乗れる人
- 前作・ダンボール戦機を見終えて「続きが気になる」と思っている人
- 下野紘・梶裕貴・中村悠一の演技がとにかく好きな人
- 熱血展開と人間関係の葛藤が両立しているアニメを求めている人
合わない人
- 前作を見ていない(世界観の説明が薄いので単体では入りにくい)
- 子供向けのテンポ感・ノリが生理的に合わない人
- シリアスな作風・大人向けのロボットアニメを期待している人
- 1クールで綺麗に完結する作品を好む人(全体の尺が長い)
次に見るなら
ダンボール戦機(1期)——Wから入った人はまずここから。バンたちがどこから来てどんな戦いをしてきたかが分かった上でWを見ると、感情の重さが全然違う。前作を見ずにWを楽しむのはかなり難しい。
イナズマイレブン——同じレベルファイブ原作で、子供向け外装の中に人間ドラマをぎっしり詰め込んだ構造が近い。「仲間と戦う」という感覚で見られる人には素直にハマると思う。スポーツが苦手でも関係ない。
遊☆戯☆王ARC-V——「ゲームを使った戦闘」「熱い主人公」「複雑化していく世界観」という組み合わせが好きなら。大人が見ても引き込まれる子供向けコンテンツの典型として、隣に並べたくなる作品。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ダンボール戦機 W」は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで視聴できます。月額サービスに加入済みの方はすぐに全話視聴が可能です。各サービスとも無料トライアル期間が設けられていることが多いため、未加入の方はまずトライアルを活用するのがおすすめです。