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ケロロ
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 23話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Sunrise |
ケロロはテレビで放映されるフラッシュアニメとなり、「ケロロ軍曹」から「ケロロ」という新しいタイトルに変更される。
作品概要・あらすじ
あらすじ
国民的人気を誇る「ケロロ軍曹」が2014年に装いを新たにリブート。テレビ放映のフラッシュアニメ形式に生まれ変わり、タイトルも「ケロロ」へと改められた。ケロン星からやってきた侵略者・ケロロ小隊の面々が、地球人の日向家に居候しながら繰り広げるドタバタ劇は健在。短編ならではのテンポ感で、ギャグとSF的ツッコミが小気味よく積み重なる。
みどころ・魅力
① フラッシュアニメならではのスピーディなギャグテンポ
短編フォーマットを活かし、1話完結のコントが畳み掛けるように展開。無駄のないコンパクトな構成は、スキマ時間でも楽しみやすく、笑いのテンポが旧作よりもシャープに仕上がっている。
② 旧作ファンも新規も楽しめるリブート設計
「ケロロ軍曹」を知る視聴者には懐かしい顔ぶれと設定が継承され、初見でも短編形式のおかげで入りやすい。長年のファンへの目配せと、新世代への間口の広さを両立した作りになっている。
③ コメディとSFのブレンドが生むシュールな世界観
宇宙人が地球に潜伏しながら侵略を企てるというSF設定を、徹底的にコメディの文脈で消化。宇宙的スケールと日常のズレを笑いに変えるシュールな空気感は、シリーズを通じた最大の持ち味です。
キャスト・声優一覧














スタッフ
| 監督 | 春日森春木 |
|---|---|
| OP | 五條真由美「Keroro☆Popstar」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「ケロロ軍曹」として記憶しているせいで、タイトルが「ケロロ」に変わったとき最初は別物だと思っていた。調べてみたら2014年のフラッシュアニメ版で、例のプラモをひたすら組んでいたあのケロロが、今度は数分サイズの短編に収まっているという。子供の頃に見ていた感覚で再生したら、確かに懐かしいのに何か違う、という奇妙な距離感があった。
フラッシュアニメに変わったことで絵の質感はだいぶ変わっているのだが、声は同じキャストが揃っていて、そこだけはちゃんと「ケロロだ」と感じさせてくれる。子安武人のクルル曹長の声が流れた瞬間に、記憶のスイッチが入るような感覚があった。あの独特の悪役的な口調は何年経っても変わらない。短編形式に変わっても、基本のノリは引き継がれている。
「侵略」を口実にした、居場所探しのコメディ
ケロロ軍曹という作品の根っこにあるのは、結局「侵略」という建前と、その実態としての「どこにも帰れない宇宙人が地球で居場所を作っていく話」という構造だ。2014年版の「ケロロ」はフラッシュアニメという短縮フォーマットに変わったことで、その構造がより剥き出しになっていると感じる。
長編だったケロロ軍曹では、侵略計画が頓挫するたびに日向家との関係が積み重なっていって、「実はここが居場所なんじゃないか」という含意が時間をかけて滲み出てきた。短編になると、その蓄積の時間がない分、1話ごとのギャグの純度で勝負する構成になる。
面白いのは、それでもキャラクターたちの関係性の重力みたいなものが消えないことで、斎藤千和が演じる夏美の「呆れているのにどこか面倒を見てしまう」声のトーンだとか、中田譲治のギロロの不器用さだとかが、短い尺の中でも滲み出てくる。長い歴史を経た後の短編だからこそできる省略があって、「この関係性はもう説明しなくていい」という前提の上で成立しているギャグの軽さがある。
フラッシュアニメという形式は確かに予算的な事情を感じさせるのだが、それをケロロというIPで包むと「ケロロがまたしょうもないことをやっている」という既定路線の安心感に変換される。ある種の延命処置を、ファンへのサービス精神として読み直せる作品だと思う。
特に刺さったシーン
草尾毅が演じるドロロが、何かにつけて「昔は仲間だったのに……」という被害者面をするシーンが相変わらず入ってくるのだが、短編フォーマットだとそのセルフツッコミの密度が上がっていて、見るたびに笑ってしまう。「またこのパターンか」というのが既に込み込みになった笑いで、ドロロというキャラクターの哀愁と道化を同時に体現している草尾毅の演技のバランスが絶妙だ。
桑島法子の冬樹については、あの落ち着いた声のトーンがケロロの騒がしい世界の中でアンカーとして機能していて、彼が画面にいると場が少し締まる感じがある。フラッシュアニメの簡略化された絵でも、声だけで「冬樹だ」と分かるのはキャスティングの妙だと思う。2回目以降で気づいたのは、冬樹がいないシーンとのテンポの違いで、あの声が入るだけで全体のバランスが変わる。
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この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ケロロ軍曹を子供の頃に見ていて、キャストへの愛着がある人
- 短い尺でサクッと笑いたいときに気軽につけられるコメディを求めている人
- フラッシュアニメの独特の絵柄や動きに耐性がある、もしくは懐かしさを感じる世代
- 声優の演技の積み重ねや、キャラクターの関係性の前提があった上での笑いを楽しめる人
合わない人
- 「ケロロ軍曹」を知らない状態でこれだけ見ても文脈が分からず置いてけぼりになりやすい
- 作画や映像クオリティを重視する人(フラッシュアニメ特有の簡略さは割り切りが必要)
- きちんと話が積み重なる長編ストーリーを期待している人には物足りない
次に見るなら
ケロロ軍曹(2004年〜)は言わずもがなで、この短編版を入口にした人はむしろ長編版から始めた方がキャラクターへの愛着が育つ。日向家との関係性の積み重ねや、プラモへの偏執的なこだわりなど、ケロロというキャラクターの全貌はこちらで。
宇宙人が地球に来て騒動を起こすコメディという軸で選ぶなら、侵略!イカ娘も近い空気感がある。「侵略」という建前のおかしさと、気づいたら居場所ができていた構造が似ていて、ケロロの空気が好きなら馴染みやすい。こちらも短編寄りのテンポで見やすい。
懐かしさとギャグの安心感という点では、宇宙兄弟ほど真面目ではないが、ドラえもんに近い「友達と宇宙人がいる日常」の文脈で見ると、ケロロシリーズが担ってきた場所の意味が見えてくる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「ケロロ」は現在、U-NEXT・DMM TV・Huluの3サービスで視聴できます。いずれも見放題ラインナップに含まれているため、すでに加入済みの方はすぐに視聴を開始できます。短編フォーマットで1話あたりの尺が短いため、まとめ視聴にも向いています。
よくある質問
まとめ
「ケロロ」は現在、U-NEXT・DMM TV・Huluの3サービスで視聴できます。いずれも見放題ラインナップに含まれているため、すでに加入済みの方はすぐに視聴を開始できます。短編フォーマットで1話あたりの尺が短いため、まとめ視聴にも向いています。