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超劇場版 ケロロ軍曹
| 放送年 | 2006年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
ケロロ軍曹と部下たちは地球征服のため惑星ケロン星から来た。しかし気づかぬうちに地球での生活を楽しむようになった。ケロロは地球征服の機会を得るため日向家に滞在していたが、日向家の息子フユキと友情を深めた。今日もいつものようにケロロはフユキと共にガンダムのプラモデルを買いに出かける。
作品概要・あらすじ
あらすじ
惑星ケロン星からやってきたケロロ軍曹と部下たちは、地球征服を目論んでいたはずが、いつの間にか地球での生活に馴染んでしまっていた。日向家に居候するケロロは、息子のフユキとガンダムプラモを通じた固い友情を育みながら、今日も地球征服の機会を狙っている。そんな平和な日常を揺るがす大事件が勃発し、ケロロ小隊は地球の危機に立ち向かうことになる。笑いと感動が詰まった、劇場版ならではのスケールで贈るケロロ軍曹の冒険が幕を開ける。
みどころ・魅力
① TVシリーズを超えた劇場版スケールの大冒険
TVアニメでは描けない大スケールのアクションと演出が劇場版ならではの魅力。ケロロ小隊が一致団結して立ち向かう展開はテンポよく描かれ、笑いだけでなく手に汗握るシーンも随所に盛り込まれている。ファンにとって見応え十分な仕上がりとなっている。
② ケロロとフユキの友情が光るドラマ性
普段はコミカルな関係が中心のケロロとフユキだが、劇場版では2人の絆がドラマの核心に据えられる。地球人と宇宙人という枠を超えた友情の描写は、子どもから大人まで素直に感動できるポイント。シリーズのほっこりとした温かさが存分に発揮されている。
③ SF・コメディ・パロディが絶妙に融合したエンターテインメント
ガンダムをはじめとする各種パロディネタやメタギャグはシリーズ恒例の見どころで、劇場版でも健在。SF設定を軽快なコメディで包んだ独自のテイストはケロロならでは。家族で楽しめる作風でありながら、コアなファンへのサービスも忘れない構成が秀逸だ。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 近藤信宏 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 追崎史敏 |
| 音楽 | 鈴木さえ子 |
| 音響監督 | 鶴岡陽太 |
| ED | おぎやはぎ「Keroro Dancing」 |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——懐かしさと、微妙な気恥ずかしさと
子供の頃にテレビでやってたのを見てた。土曜の朝だったか夕方だったか、もう記憶があやふやだけど、ケロロがガンプラを買いに行って何かやらかすという流れだけは覚えてた。劇場版まであったのを知ったのはずっと後のことで、「あ、そういえばそんなのあったな」と思って見たのがきっかけ。
正直、最初は「子供向けだしな」という気持ちが半分あった。でも見始めてすぐ、そういう斜に構えた見方がどこかに消えた。フユキとケロロのやりとりが、案外ちゃんと友情として成立してるんだよな。宇宙人と地球の少年という設定を、真顔で積み上げてくる。そのギャップがじわじわくる。
征服する気をなくした侵略者の話——それでも地球を「選んだ」ケロロの話
この作品を「ドタバタコメディ」で終わらせると、たぶん半分しか見えてない。
ケロロは一応、地球征服のために来た侵略者のはずだ。でも実際のところ、日向家に居候してガンプラを買いに行き、フユキとどうでもいい話をしながら日常を過ごしている。劇場版の尺の中でも、その「なんでここにいるんだっけ」という空気は変わらない。
ここが面白いと思ってて。ケロロは任務を忘れたわけじゃない。でも地球での生活を選んでいる。征服する「機会」を得ながら、どこかでそれより大切なものができてしまった——という状況が、コメディの皮をかぶりながら静かに描かれてる。
フユキとの関係がその核心にある。フユキは別に特別なことをしてるわけじゃない。一緒にガンプラを買いに行って、話して、一緒にいる。それだけなんだけど、それだけのことがケロロを変えてしまう。「侵略者が地球を好きになる」という、よくあるSFの文法をギャグアニメのフォーマットで真剣にやってる。
石田彰が演じる睦実サブローのポジションも絶妙で、ケロロ小隊の「地球に馴染みすぎた面々」という構図を際立たせる役割を担ってる。石田さんの声は「何を考えてるかわからない」感じが出るのがうまくて、このシリーズの奇妙な空気感にはまる。
征服という大義名分を持ちながら、気づいたら地球人の方が大切になってた——これ、移民の話でも転勤族の話でも読めるし、「目的があって来たのに、いつの間にか居場所ができてしまった」という普遍的な体験の変奏だと思う。子供向けに包んでいるけど、その構造はちゃんとした映画のそれだ。
特に刺さったシーン
フユキとケロロが一緒に出かけるシーンのテンポが好きで、ここの会話の感触が全編通して一番「ちゃんとした友情」に見える。二人の間に変な感動演出がなくて、ただ並んで歩いてるだけ。その地味さが逆にリアルだった。
声優でいうと、斎藤千和の日向夏美がかなり良かった。夏美はケロロに対してつっけんどんに接するキャラなんだけど、要所要所で見せる「本当は認めてる」感じの匙加減が絶妙で、斎藤さんのあのきりっとした声だからこそ成立してる。甘くなりすぎない。
能登麻美子のアンゴル・モアは、あの独特の柔らかさと「地球滅亡の権限を持ってる存在」というギャップが面白くて、能登さんの声の質感がその非現実感をちょうどよく支えてる。終盤の展開でのセリフ回しが特によくて、劇場の音響で聴くとまた印象が変わる。
子安武人のクルル曹長は、狂気と知性が混在したキャラを毎回生き生きとやってて、この人に任せると変な説得力が出る。「なぜこんな技術があるのに征服できないのか」という根本的な疑問を全部吹き飛ばす存在感。
読んで見たくなったら——『超劇場版 ケロロ軍曹』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- テレビシリーズを子供の頃に見ていた30代前後
- ドタバタの中にちゃんとした人間関係の描写を求める人
- 斎藤千和・子安武人・石田彰といったベテラン声優のアンサンブルを楽しめる人
- 「侵略」という設定をギャグで回収するSFコメディのフォーマットが好きな人
- 90〜00年代的なアニメのテンポ感を懐かしめる人
合わない人
- テレビシリーズを全く見ておらず、キャラクターに愛着がない人
- 劇場版として際立ったスケール感や作画の飛躍を期待している人
- ギャグのテンポが昔のアニメ的でテンポが合わない人
- シリアスな感動やカタルシスを劇場映画に求める人
次に見るなら
ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)シリーズが好きなら、宇宙人と地球の子供の友情という文法が近い。本家ドラえもん劇場版は「SF設定を真顔でやるギャグ」という点でケロロに近く、大人が改めて見ると意外と骨格がしっかりしていることに気づく。
侵略!イカ娘は「地球を征服しに来たはずが、気づいたら居候になってた」という構造がケロロとほぼ同じ。テンポも似ていて、こちらを先に見てからケロロ軍曹に戻ると、このジャンルの「お約束」の心地よさがわかる。
宇宙人田中太郎(コミック原作)あるいは類似の「宇宙人が日常に溶け込む系」作品が刺さった人は、ケロロシリーズのテレビ版も全話通して見る価値がある。劇場版は入口として手頃だが、キャラクターの積み重ねはやはりテレビシリーズにある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『超劇場版 ケロロ軍曹』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで視聴できます。主要な動画配信サービスに揃っているため、すでに利用中のサービスからすぐに視聴を始めることが可能です。懐かしい作品を改めて楽しみたい方も、初めて触れる方も、ぜひ手軽にチェックしてみてください。






