※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

こばと。 はじめてのこばと。
| 放送年 | 2010年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 8話 |
| 原作 | 漫画 |
限定版DVD全6巻と、ブルーレイボックス全8話分の短編アニメ作品。ブルーレイボックスには新たに7話と8話が追加されている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『こばと。』の限定版DVD全6巻に同梱された短編アニメシリーズ。天真爛漫な少女・小鳩(こばと)が、ふわふわとした日常の中で個性豊かなキャラクターたちと繰り広げるほのぼのコメディ。本編のシリアスな物語とは異なり、クスッと笑えるギャグやほっこりするエピソードが中心。ブルーレイボックスでは新たに第7話・第8話が追加収録されており、全8話で楽しめる。
みどころ・魅力
① 本編とは一味違う、脱力系コメディの世界
本編『こばと。』がファンタジーとドラマを軸にした感動路線であるのに対し、本作はギャグ・コメディに全振り。小鳩のおっちょこちょいな一面が存分に描かれており、本編ファンにとっては新鮮な笑いを楽しめるスピンオフとなっている。
② 限定版・ブルーレイボックスにしか存在しない希少なエピソード
通常の配信や放送では視聴できない、コレクター向けの特典映像として制作された作品。ブルーレイボックスには未収録だった第7・8話が新たに追加されており、ファンにとって見逃せないレアコンテンツとなっている。
③ CLAMPワールドのキャラクターをゆるく楽しめる
CLAMPが生み出した個性豊かなキャラクターたちが、日常のちょっとしたシチュエーションで掛け合いを繰り広げる。本編を見た後に視聴すると、キャラクターへの愛着がさらに深まるアフターコンテンツとして機能している。
キャスト・声優一覧




関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——本編の後に見るか、前に見るか問題
本編の「こばと。」を全部見終えて、「そういえばBlu-rayボックスに短編がついてたやつ」という温度感で手を伸ばした。「はじめてのこばと。」というタイトルからして前日談っぽいニュアンスがあって、本編より先に見るべきだったのか、という後悔めいた気持ちが最初にあった。結論から言うと、どちらでも成立するが、本編を知っている状態で見たほうが染みる。Kobato本人がまだ何も分かっていない段階の話だからこそ、こちらがオチを知っている状態のほうが、一枚一枚の短編に奇妙な重さが乗ってくる。
2回目に見たとき気づいたのは、花澤香菜の声の作り方が本編と微妙に違うことだった。本編に比べて少しだけ幼い、まだ擦れていない質感がある。同じキャラクターでも「始まりの声」として意識的に調整されているように聞こえて、そのあたりから真剣に見るモードになった。
「何も知らない」ことが、唯一の武器という話
こばと。という作品を貫くのは、花戸小鳩の途方もない無知と、それに寄り添うしかない周囲の人間(とイオリョギ)の話だと思っている。「はじめてのこばと。」はその原点、つまり「小鳩がまだ何も分かっていない状態」を短編の積み重ねで描く作品で、本編がたどり着く切なさの下地がここにある。
ただ、単純に「無邪気なヒロインが成長する話」として読むと少しズレる。小鳩の「何も知らなさ」は欠点として描かれているが、同時にそれが彼女の核心でもある。傷ついた人の心を癒すという使命は、同情や経験則ではなく、ただただまっすぐ向き合う能力によって達成される。分かっていないから怖がらない、分かっていないから立ち止まらない。短編一本一本がその繰り返しで、見ているうちに「これは無知の話ではなく、純度の話だ」という気持ちになってくる。
イオリョギの存在がこの構造を支えている。彼は全部を知っている側にいる。小鳩の無茶を叱り続けながら、それでも引き返せない理由がある。稲田徹の声が怒鳴っているときほど、その声の奥に別の感情が透けて見えるのが上手くて、短編という短い尺の中でキャラクターの複雑さを担保しているのは声の演技によるところが大きい。短編フォーマットはキャラクターを描き込む時間が少ないぶん、声優の地力がそのままキャラクターの厚みになる。そういう意味で、この2人のキャスティングはこの作品が機能するための必要条件だったと思っている。
特に刺さったシーン
イオリョギが小鳩に本気でキレているシーンで、怒鳴り声の後に一拍の間があって、そこで急に静かになる瞬間がある。台詞ではなく、間で感情が伝わってくる演出で、稲田徹がその一拍を全部使って「この子を見捨てられない」という感情を乗せていた。短編の尺でここまでやるのかと思った。
花澤香菜側でいうと、怒られた後の小鳩がしょんぼりしつつも全然懲りていない、という絶妙な温度のセリフ回しが繰り返し出てきて、2回目以降に見ると「ああ、この子は本当にこのまま最後まで行くんだな」という予感が全部乗っかってくる。本編を知っているほど苦しい種類の可愛さだった。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編「こばと。」を完走済みで、もう少しこの世界に浸っていたい人
- CLAMPの「世界観の空気感」を短い尺でも楽しめる人
- 花澤香菜・稲田徹のコンビが好きで、掛け合いだけで満足できる人
- 1話完結の短編をのんびり消化したい気分のとき
合わない人
- 本編未視聴で「これから入門しようとしている」人(キャラ背景が分からず薄く感じる)
- 物語的な起伏やカタルシスを求めている人(短編の積み重ねなので山は低い)
- 現在ほぼ全配信サービス未対応のため、ソフトなしでは視聴手段がない人
次に見るなら
CLAMPの「世界には複数の層がある」という感覚が好きなら、カードキャプターさくら クリアカード編は同じ感触で入れる。大人になったさくらと、変わらない日常の温度感。はじめてのこばと。が持つ「変わらない純度への執着」と共鳴する部分がある。
短編形式の積み重ねでキャラクターを掘り下げるスタイルが好きなら、ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間のような短編集も近い体験ができる。1話完結の密度と、キャラクター固有の感情が短い尺に凝縮される構造が似ている。
花澤香菜の「無垢だが芯がある系」のキャラクター演技をもっと追いたいなら、ソードアート・オンラインのシリカ回や、長編では塊魂関連のゲーム作品も参照先として面白い。声の引き出しの広さが分かる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『こばと。 はじめてのこばと。』は現在、定額制の動画配信サービスでの配信は確認されていません。視聴には限定版DVD(全6巻)またはブルーレイボックスの入手が必要です。中古市場やフリマアプリなどで探してみるのがおすすめです。
よくある質問
まとめ
『こばと。 はじめてのこばと。』は現在、定額制の動画配信サービスでの配信は確認されていません。視聴には限定版DVD(全6巻)またはブルーレイボックスの入手が必要です。中古市場やフリマアプリなどで探してみるのがおすすめです。

