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2009

こばと。
★ 3.8 / 5.0コメディドラマファンタジーラブコメ
| 放送年 | 2009年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | MADHOUSE |
純粋で無垢なハナト・コバトは地球にやってきた。苦しむ人の心を癒すと現れる「こんぺいとう」をボトルに集めるのが彼女の使命だ。特定の場所へ行きたいというコバトの願いのためである。奇妙さはあるが、他者を助けたいという彼女の誠実さで、愛と敬意を勝ち得ている。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
純粋無垢な少女・花戸小鳩は、ある願いを叶えるために地球へとやってきた。その願いとは「行きたい場所へ行く」こと。叶える条件は、傷ついた人々の心を癒やし、そこから生まれる「こんぺいとう」で小瓶を満たすことだった。相棒は毒舌なぬいぐるみの犬・いおりょぎ。世間知らずでどこかズレた小鳩は、保育園での仕事を通じて人々と触れ合いながら、少しずつ周囲の心を解きほぐしていく。やがて、貧しくも懸命に生きる青年・藤本清和と出会い、二人の距離は静かに近づいていく。CLAMP原作が描く、優しくも切ない癒やしの物語。みどころ・魅力
① 心を癒やす”こんぺいとう”集めという優しい世界観
小鳩が人々の傷ついた心を癒やすたびに生まれる「こんぺいとう」。この独特な設定が物語全体を貫く軸となっている。一話ごとに誰かの悩みや痛みにそっと寄り添い、前を向かせていく構成は、見終わったあとに温かい余韻を残す。派手さはないが、心にじんわり染み込む癒やし系作品だ。② 天然すぎる小鳩と毒舌いおりょぎの掛け合い
常識を知らずズレた言動を連発する小鳩と、すかさずツッコミを入れる毒舌ぬいぐるみ・いおりょぎ。このコンビのテンポ良い掛け合いが、作品にコメディの彩りを添える。シリアスになりがちなテーマを、ふっと笑える軽やかさで包み込むバランスが心地よい。③ CLAMPらしい繊細な人間ドラマと切なさ
物語が進むにつれ、小鳩の願いの真意や、彼女を取り巻く人々の事情が少しずつ明らかになっていく。CLAMP作品ならではの丁寧な伏線と切ない展開が、後半に向けて感情を大きく揺さぶる。ただの癒やし系では終わらない深みこそが、本作の隠れた魅力となっている。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 増原光幸 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 横手美智子、大川七瀬 |
| キャラクターデザイン | 加藤裕美 |
| 音楽 | はまたけし |
| 音響監督 | 三間雅文、中嶋聡彦 |
| OP | 坂本真綾「マジックナンバー」 |
| ED | 中島愛「ジェリーフィッシュの告白」 |
| ED | 中島愛「わたしにできること」 |
| ED | 花戸小鳩「Ashita Kuru Hi (あした来る日)」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
CLAMPの絵は、見るともなく知っていた。丸っこくて、目が大きくて、やたら衣装の描き込みが細かい、あの感じ。こばと。も長いこと「キャラはかわいいな」くらいの距離で眺めていて、ちゃんと腰を据えて見たことはなかった。それがある冬の夜、なんとなく一話を再生したら、気づいたら外が明るくなっていた。最初は身構えた。こういう純粋すぎる主人公は、見ているこっちが疲れる——そう思っていたから。でも二話、三話と進むうちに、彼女の天然さの奥に引っかかるものを見つけてしまって、手が止まらなくなった。二回目に見たときは、もう序盤から泣く準備をして座っていた。それくらい、初見の油断を裏切ってくる作品だった。癒す側の人間が、いちばん癒されていない——という静かな逆説
こばと。を「ほんわかした癒し系」として片づけるのは、たぶん半分しか合っていない。確かに花戸小鳩は、傷ついた人の心を癒し、そこから生まれる「こんぺいとう」を瓶に集めていく。瓶がいっぱいになれば、彼女の願いが叶う。行きたい場所がある、というたったそれだけのために、彼女は他人の痛みにくり返し手を伸ばす。物語の表面だけ見れば、確かに優しいおとぎ話だ。 だけど見ているうちに気づくのは、誰よりも無垢で、誰よりも他人を助けようとする彼女自身が、実はいちばん満たされていない側に立っている、という構造だ。小鳩は人の心を癒すけれど、自分が何者で、その願いの正体が何なのかについては、ずっと宙ぶらりんのまま話が進んでいく。人を救うたびに彼女のさみしさが薄まるわけではなく、むしろ瓶が満ちていくほど、別れの気配が近づいてくる。 この作品が静かに刺してくるのは、「誰かを癒す」という行為が、決してタダではないという事実だと思う。手を差し伸べる人間には、差し伸べるだけの理由と、それに見合った欠落がある。小鳩の笑顔の純度が高ければ高いほど、その裏にある引き換えの重さが効いてくる。二回目に見たとき、私が泣く準備をしていたのは、たぶんそこを先に知ってしまっていたからだ。優しい話の顔をして、これは「優しさの代償」の話でもある。特に刺さったシーン
花澤香菜の小鳩は、ずるい。あの、世間知らずで、言葉の選び方がいちいち少しズレている喋り方が、嘘くさくならないギリギリのところで成立している。序盤、彼女が子どもたちの前で歌うシーンがあるのだけど、上手いとか下手とかの話じゃなくて、声に体温があるというか、聞いているこっちの肩の力が抜けていく。ここで思わず、ああこの人はほんとうに誰かを癒すために来たんだな、と納得させられてしまった。 そして効いてくるのが、三木眞一郎が演じる沖浦和斗の存在だ。無愛想で、小鳩の善意を最初は鬱陶しがる男。この二人の温度差が物語の背骨になっている。終盤、彼の態度がほんの少しだけ崩れる展開があって、そのときの三木眞一郎の、突き放しきれていない声の揺れ。派手な見せ場ではないのに、私はそこで一番こたえた。優しさが、ちゃんと届くまでにかかる時間の長さを、声だけで描いていた。読んで見たくなったら——『こばと。』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 静かな話を、静かなまま受け取れる人
- CLAMPの絵柄や世界観に元から愛着がある人
- 「優しさには理由がある」という視点で物語を読むのが好きな人
- 派手な展開より、声優の細かい芝居で泣きたい人
合わない人
- テンポの速い展開やわかりやすい起伏を求める人
- 純粋すぎる主人公に、どうしても身構えてしまう人
- 伏線回収のカタルシスを最優先にしたい人
次に見るなら
小鳩の天真爛漫さと、その奥にある切なさが好きなら、同じCLAMPのカードキャプターさくらへ。柔らかい絵柄の裏で、人を想うことの重さをきちんと描く点で地続きの作品だ。 世界観のつながりで言えばxxxHOLiCもおすすめしたい。こばと。の脇に漂う不思議な気配の出どころが、こちらを見るとうっすら腑に落ちる。 「誰かを助けることと、自分のさみしさ」というテーマに惹かれたなら夏目友人帳を。人ならぬものと関わりながら、優しさの代償をしずかに積み重ねていく空気が、こばと。とよく似ている。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「こばと。」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで視聴することができます。複数の配信サービスで取り扱いがあるため、ご自身が利用しているサービスで気軽に楽しめます。アニメ配信に強いdアニメストアをはじめ、見放題作品の多いU-NEXTやDMM TVでも観られますので、視聴環境に合わせて選んでみてください。


