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2003

NARUTO -ナルト- 滝隠れの死闘 オレが英雄だってばよ!
★ 3.2 / 5.0アクション冒険コメディ
| 放送年 | 2003年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio Pierrot |
隠れ滝の里が敵忍者に襲撃され、ランクCの任務が大規模な戦闘へと発展する。ナルト、サスケ、サクラは隠れ滝の指導者シブキとともに村を守り、真のヒーローとは何かを彼に示さなければならない。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
平和な隠れ滝の里へC級任務で派遣されたナルト、サスケ、サクラの第七班。ところが里は、かつて滝隠れを追われた抜け忍・四つ尾の襲撃を受け、任務は一気に大規模な防衛戦へと発展する。里の指導者シブキは英雄の血を引きながらも自らの臆病さに苦しみ、村を守る覚悟を持てずにいた。仲間とともに強敵へ立ち向かうナルトは、本物のヒーローとは何かを身をもってシブキに示していく。里の存亡と一人の少年の成長が交錯する、劇場版ならではのスケールで描かれる滝隠れの死闘が幕を開ける。みどころ・魅力
① ナルトが体現する「本物の英雄」像
血筋や肩書きではなく、仲間のために身体を張る姿こそが英雄だ——ナルトの生き様がシブキの心を動かしていきます。失敗を恐れて動けない少年に、何度倒れても立ち上がる主人公の背中が答えを示す。シリーズの核となるテーマが凝縮された一本です。② 劇場版スケールのアクションと忍術バトル
四つ尾の抜け忍が繰り出す圧倒的な力に対し、第七班が連携して挑む戦闘は迫力満点。影分身やチャクラを使った滝隠れならではの水のロケーションを活かした攻防が、TVシリーズでは味わえない密度で展開されます。③ コメディとシリアスの絶妙なバランス
緊迫した死闘の合間に挟まれるナルトらしいギャグやテンポの良い掛け合いが、物語に程よい緩急を生みます。深刻になりすぎず、それでいて熱い——気軽に楽しめるエンタメ性の高さも本作の大きな魅力です。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 伊達勇登 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 西尾鉄也、鈴木博文 |
| 音楽 | 増田俊郎 |
| 美術監督 | 高田茂祝 |
| 音響監督 | 蝦名恭範 |
| OP | Jeremy Sweet & Ian Nickus「Rise」 |
| ED | 増田敏郎「Naruto Main Theme」 |
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は、本編を追うだけで手一杯なのにSPまで観るのかと思いながら再生ボタンを押した。タイトルが『オレが英雄だってばよ!』である。どうせナルトが胸を張りたいだけの話だろう、と斜に構えていた。30分弱の尺で、入り口はランクCの護衛任務という地味さ。期待値は正直、床に置いてあった。 ところが2回目に見返したとき、印象がひっくり返った。これは「英雄を名乗りたい少年」の話ではなく、「英雄になりきれない大人」の話だった。看板を背負わされたシブキという男がいて、彼の情けなさにこそ目線が向くように作られている。ナルトはむしろ、その情けなさを照らす光のほうだ。タイトルの威勢のよさは、たぶん照れ隠しだったんだなと今は思う。強さをくれる水を飲んでも、怖さは消えなかった——「英雄」の条件の話
この30分が描いているのは、力と勇気はまったく別物だ、というシンプルで容赦のない事実だ。隠れ滝の里には代々受け継がれる「英雄の水」があり、それを飲めば一時的に大きな力が手に入る。けれど物語はその水を、けっして万能の切り札としては扱わない。むしろ、力に頼ろうとする心の弱さそのものを映す鏡として置いている。 シブキは肩書きの上では里の頂点に立つ人間で、まわりからも英雄の血筋として見られている。なのに本人は怖い。逃げたい。その落差を、作品はバカにせず、かといって美談にもしすぎず、ちょうどいい乾いた距離で見つめる。守るべきものを前にしても足がすくむ人間が、それでも一歩前に出るまでの数十分。派手な必殺技の応酬よりも、その一歩のほうにカメラの重心がある。 ここで効いてくるのがナルトの存在だ。彼は誰よりも英雄に憧れていて、誰よりも英雄から遠い場所からスタートした男だ。だからシブキに対して「お前は英雄なんかじゃない」とは言わない。「怖いまま立てばいい」と背中で示す。単なる主人公補正の応援ではなく、自分の歩いてきた泥道をそのまま差し出すような励まし方をする。竹内順子の、軽いのにどこか芯のある声がここで生きる。うるさいだけの少年に聞こえないのは、彼女の演技が「強がりの下にある優しさ」をちゃんと鳴らしているからだ。 つまりこのSPは、強さを手に入れる話ではない。怖さを抱えたまま動けるかどうか、その一点だけを問うている。短い尺に、本編が長い時間をかけて描くテーマの種が、ぎゅっと詰めて置いてある。特に刺さったシーン
刺さったのは、派手な戦闘の山場ではなく、終盤でシブキが力に頼らず前に出ようとする静かな場面だった。声は震えているし、足取りも頼りない。それでも逃げない。ここで思わず姿勢を正してしまった。英雄って、こういう情けない震えのことなんだなと。 ナルトがそれを横で見ているときの竹内順子の芝居も良くて、ここぞで声を張らない。茶化すでも泣かせにくるでもなく、ただ静かに認める。あの抑えた一言の温度が、30分の物語をきれいに着地させている。サスケのほうは相変わらず多くを語らないが、杉山紀彰の低く乾いた声が要所で空気を締める。井上和彦のカカシは出番こそ控えめで、ほとんど現場を子どもたちに任せている。けれどあの飄々とした声がワンクッション入るだけで、緊張した場面がふっと呼吸を取り戻す。短いからこそ、声優陣の引き算がよく見える一本だ。読んで見たくなったら——『NARUTO -ナルト- 滝隠れの死闘 オレが英雄だってばよ!』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- TV本編をある程度追っていて、ナルトの「泥から立ち上がる」精神性が好きな人
- 主役より、ゲストキャラの情けなさと成長に弱い人
- 30分前後でテーマがきっちり閉じる、密度の高い短編を観たい人
合わない人
- 本編未見で、キャラの関係性や口調の前提がない人
- 劇場規模の大バトルや作画の物量を期待している人
- ナルトの暑苦しさ・泥臭さがそもそも苦手な人
次に見るなら
劇場版 NARUTO 大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!。同じく「弱さを抱えたゲスト主役が、ナルトに背中を押されて立つ」構造で、こちらは長編尺ぶん人物の掘り下げに余裕がある。このSPが効いた人なら確実に地続きで楽しめる。 BORUTO -ボルト- NARUTO THE MOVIE。英雄になった後の世代に視点を移した一本。「英雄の子」というプレッシャーを描く点で、シブキの抱えていた重さと裏表の関係にある。 銀魂。テンションの方向は真逆だが、情けない大人が肝心なところだけ覚悟を決める、というツボは近い。乾いた笑いとベタな熱の同居が好きならこちらも。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「NARUTO -ナルト- 滝隠れの死闘 オレが英雄だってばよ!」は、U-NEXTとNetflixで配信されており、どちらのサービスでも視聴できます。複数のサービスで取り扱いがあるため、すでに加入している方はそのまま楽しめます。これから視聴する方は、ご自身が使いやすいサービスを選んで視聴するのがおすすめです。