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NARUTO -ナルト- THE CROSS ROADS
| 放送年 | 2009年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
ナルト連載開始10周年の今年、ナルトの少年時代のカカシ班を描いたエピソードが登場します。テレビシリーズとは意外に異なる内容となっているので、見逃さないでください。
作品概要・あらすじ
あらすじ
ナルト連載開始10周年を記念して制作された特別エピソードです。本作で描かれるのは、ナルトたちがまだ少年だった頃の「カカシ班」。うずまきナルト、うちはサスケ、春野サクラ、そして担当上忍のはたけカカシという、おなじみの面々が織りなす任務の物語が展開します。しかし、テレビシリーズ本編とは意外なほど異なる内容が用意されているのが大きな特徴。原作やアニメを追いかけてきたファンであっても、新鮮な驚きを味わえる仕上がりになっています。記念年だからこそ実現した、見逃せない一篇です。みどころ・魅力
① 連載10周年を彩る記念エピソード
原作連載開始から10年という節目に合わせて制作された特別編です。長く作品を支えてきたファンへの「お祝い」のような位置づけで、通常のシリーズとはひと味違う特別感が全編に漂います。区切りの年だからこそ生まれた一本として、その存在自体に価値のある作品です。② 少年期のカカシ班に再びスポットライト
物語の主役は、結成まもない頃のカカシ班。ナルト・サスケ・サクラの掛け合いや、カカシが彼らを導く師弟の関係性など、シリーズの「原点」とも言える組み合わせが改めて描かれます。初期メンバーの空気感を懐かしみたいファンにとって嬉しい構成です。③ 本編とは異なる展開という仕掛け
最大の見どころは、テレビシリーズ本編とは意外に異なる内容になっている点です。見慣れたキャラクターたちが、これまでとは違う筋立ての中でどう動くのか——既存の物語を知っているからこそ味わえる、ifを楽しむような感覚が用意されています。キャスト・声優一覧
















スタッフ
| ED | アジアン・カンフー・ジェネレーション「Haruka Kanata」 |
|---|
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ナルトの短編がNetflixのライブラリに紛れているのに気づいたのは、本編を流し見していた深夜だった。20分そこそこの尺で、正直「わざわざ単体で見るか?」と一度はサムネを閉じた。10周年記念の小品でしょ、と高をくくっていたのが本音だ。ところが再生して少年期のカカシ班が動き出した瞬間、竹内順子の声が一段若い。まだ世界に何も認められていない、あの頃のナルトの声だ。これは記念のオマケじゃなくて、ちゃんと「あの時代」をもう一度作りに来た短編なんだと、数分で姿勢を正すことになった。2回目に見たときは、最初の油断はもうなかった。U-NEXTかNetflixでしか出てこないのが、ちょっと惜しい一本だ。
強さを証明したい三人と、刀を捨てた男が交差する場所
この短編が面白いのは、TVシリーズの少年期チーム7を「もう一度」描きながら、本編とは違う角度から光を当ててくるところだ。単なる懐古や記念企画として処理してしまうにはもったいない。ここで対比されているのは、強さに飢えている三人と、強さを一度知った上でそれを手放した男・カジカの構図だと思う。ナルトもサスケもサクラも、この時点ではまだ「個」がバラバラで、それぞれが自分の強さを誰かに証明したくて仕方ない。認められたい、置いていかれたくない、その焦りが任務のひとつひとつに滲む。一方でカジカは、子安武人の低く乾いた声そのままに、強さの先にある虚しさを通り過ぎてきた人間として置かれている。タイトルの「CROSS ROADS=岐路」は、護衛対象の物理的な分かれ道であると同時に、まだ何者でもない三人が自分の生き方を選び取る前の交差点でもある。強さを欲しがる側と、強さを捨てた側。その二つの時間軸がぶつかる短い瞬間に、本編の長い物語が逆光で浮かび上がってくる。だからこの20分は、外伝でありながら、ナルトという作品の根っこにある「承認」と「諦め」のテーマを、いちばん圧縮した形で見せてくれる。
特に刺さったシーン
終盤の戦闘で、井上和彦のカカシが一気にギアを上げる箇所がある。普段は気だるげに構えている声が、教え子を守る側に回った途端、芯の通った低さに切り替わる。あの声の温度差ひとつで「この人は本当に強い」と納得させてくるのがずるい。竹内順子のナルトが向こう見ずに飛び出して、杉山紀彰のサスケが舌打ち混じりにそれを追う——本編で何百回も見たはずの呼吸なのに、短い尺だからこそ密度が濃くて、思わず巻き戻した。あと地味に効いているのが神奈延年の薬師カブトで、声を荒らげないまま不穏さだけを置いていく芝居が、画面の温度を一段下げる。子安武人のカジカが見せる、戦いの最中のふっとした諦観の表情も忘れがたい。作画も記念企画とは思えないくらい手数が多くて、刃が交わる一瞬の止め絵で息を呑んだ。
読んで見たくなったら——『NARUTO -ナルト- THE CROSS ROADS』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- TVシリーズの少年期チーム7に思い入れがあって、あの空気をもう一度浴びたい人
- 子安武人・井上和彦・神奈延年あたりのベテランの芝居だけで30分持つタイプのオタク
- 長い本編の合間に、テーマがぎゅっと圧縮された短編を挟みたい人
- 「刀を捨てた男」みたいな、達観したキャラクターに弱い人
合わない人
- ナルトの予備知識ゼロで、ここから入ろうとしている人(置いていかれる)
- 20分の尺に起承転結のすべてを求めてしまう人
- 本編の続きや大きな物語の進展を期待している人(これはあくまで外伝)
- dアニメやAmazonで気軽に見たい人(配信がU-NEXTとNetflixに限られる)
次に見るなら
カジカの「刀を捨てた男」という芯が刺さったなら、るろうに剣心はそのまま隣に置きたい。不殺を誓った剣客の話で、強さを手放した人間がもう一度刃を握る重さの描き方が見事に重なる。乾いた殺陣とベテランの芝居でテンションを保ちたいならサムライチャンプルー。即興的な剣戟と音楽のノリが気持ちよくて、短い場面の密度という意味でも相性がいい。そして当然ながら、少年期チーム7をもっと浴びたくなったらNARUTO -ナルト- 疾風伝へ戻るのが筋だ。この短編で感じた「承認」と「成長」のテーマが、何百話もかけて回収されていく。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「NARUTO -ナルト- THE CROSS ROADS」は、U-NEXTとNetflixで視聴することができます。どちらのサービスでも配信されているため、普段お使いの環境に合わせて選べるのが嬉しいポイントです。NARUTOシリーズをまとめて追いかけたい方にも、この特別編から触れてみたい方にも、見やすい配信状況が整っています。