劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 絆

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2008劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 絆

劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 絆

★ 3.5 / 5.0アクション超自然
放送年2008年
フォーマット劇場版
話数1話
原作オリジナル
制作Studio Pierrot

謎の忍者集団がコノハ隠れ里に奇襲攻撃を仕掛け、大きな被害をもたらす。別の忍者世界大戦の悪夢が現実になる可能性がある。兄イタチを殺すためにコノハを離れたサスケが、それを防ぐため未知の場所でナルトの前に2度目に現れる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

謎の忍者集団「ゼロ尾持ち」を擁する空の国が、コノハ隠れの里を急襲。里は甚大な被害を受け、第二次忍界大戦の悪夢が再燃しかねない危機を迎える。ナルトたちは医療忍者・アマルと少年・サソに導かれ、空の国へと向かう。その地で待ち受けていたのは、兄イタチを討つためにコノハを去ったはずのサスケだった。因縁の二人が再び相まみえる中、世界の命運をかけた戦いが幕を開ける。

みどころ・魅力

① ナルトとサスケ、敵地での邂逅

旅立ってから初めて本格的に再登場するサスケとの共闘シーンは、劇場版ならではの見せ場。互いに一言も余計なことを言わず、背中を合わせて戦う二人の関係性が静かに胸に刺さる。アニメシリーズとは異なる形で描かれる「絆」の一端を垣間見ることができる。

② 圧巻のアクションと「零の尾」との激闘

空の国の独自技術と幻術を駆使した敵集団との戦闘は、映画スケールならではのダイナミックな演出が際立つ。特に九尾のチャクラを絡めたクライマックスバトルは、テレビシリーズを超えるクオリティの映像と作画で描かれており、純粋なアクション作品としても満足度が高い。

③ 医療忍者アマルと「絆」のテーマ

ヒロインのアマルは過去の喪失を抱えながら前を向こうとする人物で、ナルトとの交流を通じてこの映画のテーマ「絆」が丁寧に掘り下げられる。家族・仲間・師弟という複数の「絆」が物語全体を貫いており、バトル一辺倒にならない感情的な深みを与えている。

キャスト・声優一覧

うずまきナルト
うずまきナルト
メイン
›
竹内順子
うちはサスケ
うちはサスケ
メイン
›
杉山紀彰
春野サクラ
春野サクラ
メイン
›
中村千絵
アマル
アマル
メイン
›
くまいもとこ
しっのう
しっのう
メイン
›
石塚運昇
大蛇丸
大蛇丸
サブ
›
くじら
サイ
サイ
サブ
›
日野聡
奈良シカマル
奈良シカマル
サブ
›
森久保祥太郎
日向ネジ
日向ネジ
サブ
›
遠近孝一
秋道チョウジ
秋道チョウジ
サブ
›
伊藤健太郎
はたけカカシ
はたけカカシ
サブ
›
井上和彦
自来也
自来也
サブ
›
大塚芳忠

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スタッフ

監督亀垣一
キャラクターデザイン西尾鉄也
音楽高梨康治
音響監督蝦名恭範
EDHOME MADE 家族 「雨上がりの虹」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

ナルト映画、何本あるんだろうとずっと思っていた。劇場版だけで11本あると知ったのはだいぶ後になってからで、「絆」というタイトルだけなぜか記憶に残っていた。たぶん「疾風伝シリーズで一番タイトルが直球」という印象があったんだと思う。

初見のときの感想は正直、「コンパクトにまとまってるな」だった。本編のアニメと違って尺の制約があるぶん、展開が速い。謎の忍者集団がコノハを奇襲して、世界が終わりかけて、そこにサスケが出てくる——という骨格を90分に収めている。劇場の音響でナルトとサスケの対峙シーンを見ると、それだけで「来た」という感覚がある。スクリーンのサイズと音圧は、やはり自宅では再現できない。

見返したとき気づいたのは、サスケが「2度」現れるという構造の意味だった。1度目は偶然ではない。

「絆を断ち切った男」が、絆のために動いてしまう矛盾

タイトルが「絆」なのに、この映画でいちばん「絆」について考えさせられるのはナルトではなくサスケだ、という話をしたい。

サスケはコノハを離れた。兄イタチを殺すという個人的な目的のために、かつての仲間との縁を自分で断ち切った男だ。本編でそれは明確に描かれている。感情を排し、目的だけに生きると決めた人間のはずだった。

ところがこの映画でサスケは、ナルトの前に2度現れる。1度目は偶然かもしれない。だが2度目は、そうではない。コノハを守るためでも、里のためでもない——でも、ナルトが危機に瀕している場面で、サスケはそこにいる。

映画はその理由をほとんど説明しない。セリフで語らせない。大塚芳忠さんが演じる自来也が物語の背景に影を落としているこの時期のナルトの世界観において、「語らないこと」が選択として機能している。サスケが来た理由を視聴者に考えさせたまま、映画は進む。

井上和彦さんのカカシが「絆は重荷になることもある」と本編で語っているのを思い出す。絆は美しいものとして描かれるとは限らない。この映画では、絆が「断ち切ったはずなのに残ってしまうもの」として描かれている。サスケにとっての絆は、傷に近い。それでも消えない何かが、彼をナルトのそばへ引き寄せる。

森久保祥太郎さん演じるシカマルは劇中でほぼ脇に回っているが、あの独特の低温な声が「戦況を分析して動く人間」の冷静さを作っていて、感情で動くナルトとの対比になっている。感情の過剰なナルトと、感情を捨てようとして捨てきれないサスケ——この映画はその二人の間に「絆」という言葉を置いて、どちらの絆でもあり、どちらの絆でもないものを描こうとしている。

単純に「絆は大切だ」という話なら、タイトルを「絆」にする必要はない。この映画がやや不思議なのは、タイトルの回収がナルト側ではなくサスケ側で起きているように見える点だ。少なくとも、そう読める余地がある。

特に刺さったシーン

終盤、ナルトとサスケが同じ方向を向いて動く場面がある。セリフのやりとりは最小限で、派手な和解もない。ただ二人が並んで動いている——それだけなのに、劇場の音響で聞くと竹内順子さんのナルトの息の上がり方と、日野聡さんのサイが「邪魔するな」とだけ言う声のトーンが重なって、妙に胸に来る。

日野聡さんのサイは感情表現が稀薄なキャラクターで、だからこそ彼が短く何かを言うときの声の密度が気になる。今回の劇場版でのサイの立ち位置は本編より小さいが、それでもあの声が画面にいるだけで空気が締まる感じがあった。

あと個人的には、奇襲を受けた直後のコノハの混乱シーン。あの規模の被害をどう描くかで映画のトーンが決まるが、ここは音響が仕事をしている。爆発音の低音がちゃんと腹に来る映画館で見ると、「戦争が始まる予感」の重さが違う。配信で見るときは音にこだわってほしい場面だと思う。

読んで見たくなったら——『劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 絆』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 本編アニメをある程度見ていて、サスケの離脱後の状況を知っている人。前提知識があると2度目の登場の意味が増す
  • ナルトとサスケの関係性だけ追っていればいい、という割り切った見方ができる人
  • 劇場版アニメの「本編より密度が高くて短い」フォーマットが好きな人
  • 大塚芳忠さんの声が好きな人——自来也がこの時期の物語に与える影の重さは、あの声なしには成立しない

合わない人・注意が必要な人

  • ナルト本編をほとんど知らない状態で見ると、人間関係が掴みにくい。入口としてはきつい
  • 謎の組織の動機や世界観の説明を丁寧に求める人——この映画はそこに時間を割かない
  • サスケの行動に「なぜ」を求めすぎると消化不良になる。「そういうもの」と受け取れるかどうか
  • 疾風伝シリーズの劇場版を順番に見ようとしている人は、前作「師の予言と復讐の道」を先に見ておくほうが文脈が繋がりやすい

次に見るなら

劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 師の予言と復讐の道(2007)——疾風伝劇場版の1作目。「絆」と世界観・テンションを共有しているので、続けて見るのに向いている。こちらはサスケではなくナルトの成長を軸に置いた作りで、2本セットで見ると疾風伝初期の劇場版シリーズとしての流れが見えてくる。

劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 ザ・ロスト・タワー(2010)——時間軸を遡る構造を持つ異色の一本。サスケとの関係性から少し距離を置いた物語で、ナルトと「父」の接点という別の感情軸がある。疾風伝劇場版シリーズで話題に上がりやすい作品の一つ。

劇場版 BORUTO -ボルト- NARUTO THE MOVIE(2015)——「絆」のテーマを世代を越えて引き継いだ作品。ナルトとボルトの父子関係に、かつてのナルトとサスケの関係が重なって見える設計になっている。疾風伝シリーズを一通り見た後に戻ってくると、いろいろ見え方が変わる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 絆』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Netflix・Huluの4サービスで視聴可能です。主要な動画配信サービスに広く対応しているため、すでに加入中のサービスからすぐに視聴を始められます。まずは各サービスの無料トライアルや月額プランを確認してみてください。

よくある質問

Q. 劇場版 NARUTO 絆はどこで視聴できますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・Netflix・Huluで配信中です。各サービスの料金プランや無料期間を確認したうえで、お好みのサービスからご視聴ください。
Q. アニメ本編を見ていなくても楽しめますか?
A. 単独でも十分楽しめるオリジナルストーリーですが、ナルトとサスケの関係性やチャクラの設定を把握していると、感情移入がより深まります。疾風伝序盤を見てから鑑賞するのがおすすめです。
Q. サスケはどのくらい登場しますか?
A. 本作はサスケが劇場版で本格的に活躍する数少ない作品の一つです。ナルトとの共闘シーンも描かれており、サスケファンには特に見ごたえのある内容となっています。
Q. 上映時間はどのくらいですか?
A. 上映時間は約90分です。テレビシリーズと比べてテンポよく展開するため、映画としてコンパクトにまとまっており、気軽に鑑賞しやすい長さです。

まとめ

『劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 絆』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Netflix・Huluの4サービスで視聴可能です。主要な動画配信サービスに広く対応しているため、すでに加入中のサービスからすぐに視聴を始められます。まずは各サービスの無料トライアルや月額プランを確認してみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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