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二ノ国
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | OLM |
高校生のユウは親友ハルと幼なじみコトナと共に、ある事件をきっかけに現実と「二ノ国」を行き来することになる。コトナの生命が危機に瀕した時、三人は「究極の選択」を迫られることになる。ゲーム「二ノ国」シリーズを基にしたストーリー。
作品概要・あらすじ
あらすじ
高校生の少年ユウは、ある事件をきっかけに、親友のハルや幼なじみのコトナとともに、現実世界ともう一つの世界「二ノ国」を行き来するようになります。二つの世界は深く結びついており、片方で起きた出来事がもう片方の運命を大きく左右していきます。やがてコトナの生命が危機に瀕したとき、ユウたちは二つの世界のどちらを救うのかという「究極の選択」を迫られることに。人気ゲーム「二ノ国」シリーズの世界観をベースに、少年たちの友情と決断を瑞々しく描くファンタジー・アドベンチャーです。
みどころ・魅力
① ゲーム原作ならではの壮大なファンタジー世界
レベルファイブの人気RPG「二ノ国」シリーズを下敷きにした、豊かな魔法と異世界の風景が大きな見どころです。緻密に作り込まれた「二ノ国」の街並みや自然描写が、現実とは異なるもう一つの世界への没入感を高めてくれます。
② 二つの世界を結ぶ運命のドラマ
現実世界と「二ノ国」の人物が互いに対応し合う独特の設定が物語の核です。一方の世界での選択が、もう一方の誰かの運命を揺るがす――その因果が緊張感を生み、先の読めない展開へと観る者を引き込んでいきます。
③ 友情と「究極の選択」が問いかけるもの
ユウ・ハル・コトナの三人の絆と、終盤に突きつけられる「究極の選択」が物語の感情的な軸となります。大切な人を救うために何を犠牲にできるのか。青春の眩しさとほろ苦さが同居する、心に残るクライマックスが待っています。
キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | 百瀬義行 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 百瀬義行 |
| キャラクターデザイン | 西谷泰史 |
| 音楽 | 久石譲 |
| ED | 須田景凪「MOIL」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ゲームの「二ノ国」を擦り切れるほど遊んだ人間としては、正直、劇場版の評判を聞いた時点で身構えていた。いまいちらしい、と。あのジブリ的な手描きの温度と、世界をまたいで「対になる存在」を探していく構造——それを2時間に畳んでどうするんだ、と思いながら席に着いた。最初の数分は、案の定「これじゃない」が口から出かかる。何十時間もかけて染み込ませた二ノ国の手触りが、ダイジェストみたいに流れていく。ただ、終盤に向かうにつれて、これは別物として撮ろうとした映画なんだと飲み込めてくる。期待した二ノ国ではなかったけれど、期待していなかった角度から殴ってくる瞬間は、確かにあった。それだけ書き留めておきたくて、結局もう一度見た。二つの世界で、同じ人を同時には救えないという話
二ノ国という世界の肝は、こっちの世界の誰かと、あっちの世界の誰かが「対」になっていることだ。片方が傷つけば、もう片方にも響く。劇場版が選んだのは、その設定をファンタジーの飾りではなく、まるごと「選択の話」に振り切ることだった。コトナの命が危うくなったとき、三人が迫られるのは、どちらの世界の彼女を取るのか——目の前にいる彼女と、もう一つの世界で別の人生を生きている彼女、どちらかしか救えない、という地獄みたいな二択だ。ここが、ゲームと映画でいちばん手触りが違うところだと思う。ゲームの二ノ国は、時間をかけて世界を歩き、対になる存在を一人ずつ救っていく「積み重ね」の物語だった。救えないものを救えるようにしていく、優しさの寓話だ。対して映画は、救えるものが一つしかないという前提から始める。同じ世界観を使って、まるで逆の問いを立てている。だからゲームの延長として見ると物足りないし、別の作品として腹を据えて見ると、わりと容赦ない。
個人的には、この「どちらかしか選べない」を恋愛の比喩として読むと一気に腑に落ちた。誰かを選ぶことは、同時にもう一つのあり得た関係を諦めることだ。二つの世界は、要するに「選ばなかった方の人生」のことなんじゃないか。そう思って見ると、終盤の選択が、ファンタジーの大袈裟な決断ではなく、誰でも一度はやっている小さな裏切りの拡大版に見えてくる。世界を救うふりをして、実のところ自分の気持ちの始末をつけている。そこに気づいた2回目のほうが、ずっと刺さった。
特に刺さったシーン
話の骨格に乗り切れなかった分、耳のほうが先に持っていかれた。とくに脇を固める声優陣が良くて、ここだけはゲーム勢の自分も素直に唸った。梶裕貴のダンパは、軽さの裏にちゃんと芯がある声で、場面の温度を上げるのも下げるのも自在。終盤、彼がふっと一歩引いた言い方をするところで、思わず姿勢を正してしまった。山寺宏一のバルトン・ロッグスは言わずもがなで、台詞が一つ増えるだけで世界の厚みが変わる。宮野真守のヨキ・ジニアスはキャラの掴みどころのなさを逆に武器にしていて、津田健次郎のガバラス・フォルガーンに至っては、低い一声で空気をぐっと固めてくる。物語が選択へギアを上げていく場面、映像よりも先に、この人たちの声で「ああ、ここから引き返せないんだ」と分かってしまう。映画館の音響で聴くと、その圧がまるで違った。低音が腹に来る。配信の小さい音量で済ませるのが惜しい、数少ない瞬間だ。読んで見たくなったら——『二ノ国』はNetflixで視聴できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 「二つのうち一つしか選べない」物語に弱い人。選択と喪失をセットで描く話が好きなら、ここは効く
- ゲーム未プレイで、先入観なしにファンタジー映画として浴びたい人
- 声優の芝居で映画の体温を測るタイプ。脇のキャストの仕事ぶりだけでも元が取れる
合わない人
- ゲームの二ノ国を愛している人。あの積み重ねの優しさを期待すると、確実にズレる
- 世界観の細部をじっくり歩きたい人。2時間に畳んだしわ寄せは、序盤にまとめて来る
- ご都合の見えない、地に足のついたドラマだけを見たい人
次に見るなら
二つの世界が地続きで、片方を動かすともう片方が変わる——その感覚が好きなら君の名は。。離れた場所にいる誰かを必死に救おうとする構造が、二ノ国の選択ときれいに重なる。現実とあちら側を行き来しながら、最後は大事な誰かのために腹を括る話という意味ではサマーウォーズも近い。家族の熱量が乗るぶん、こっちのほうが体温は高い。そして、ゲーム版にあった手描きファンタジーの温度が恋しくなったら、素直にハウルの動く城へ。あの世界の手触りは、結局ここに戻ってくる。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
劇場版「二ノ国」は、現在Netflixで配信されており、見放題で視聴することができます。ゲームの世界観を映像で楽しみたい方や、ファンタジー作品が好きな方にぴったりの一作です。気になった方は、ぜひNetflixでチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
劇場版「二ノ国」は、現在Netflixで配信されており、見放題で視聴することができます。ゲームの世界観を映像で楽しみたい方や、ファンタジー作品が好きな方にぴったりの一作です。気になった方は、ぜひNetflixでチェックしてみてください。
