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サクガン
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | その他 |
| 制作 | Satelight |
遠い未来、人類は岩盤で分かれた狭い「コロニー」に肩を寄せ合って暮らしている。コロニーの外には「迷宮」と呼ばれる危険な未開地が広がっている。迷宮を探索し未開地を記録する者は「マーカー」と呼ばれている。少女メメンプはマーカーになることを夢見ており、ガグンバーはマーカーを辞めた男である。この雑多な二人の冒険が始まる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
遠い未来、人類は強固な岩盤に隔てられた小さな「コロニー」で、肩を寄せ合って暮らしていた。コロニーの外には「迷宮」と呼ばれる危険な未開地が広がり、そこを探索し記録する者たちは「マーカー」と呼ばれている。マーカーに憧れる天才少女メメンプと、かつてマーカーを辞めた荒くれ者ガグンバー。凸凹な親子のような二人は、巨大ロボ「ビッグトニー」に乗り込み、迷宮の彼方を目指す旅へと飛び出していく。行く先々のコロニーで出会う人々や奇妙な出来事が、二人の絆と冒険を少しずつ彩っていく。
みどころ・魅力
① 親子バディが織りなすロードムービー
口は悪いが憎めないガグンバーと、勝ち気で頭の切れるメメンプ。血の繋がりを越えた凸凹コンビの掛け合いが物語の核です。衝突しながらも旅路で絆を深めていく姿は、王道のロードムービーとしての温かさにあふれています。
② メカ×秘境探検のワクワク感
巨大ロボ「ビッグトニー」を駆り、未知の迷宮を突き進む冒険活劇。立ち寄る各コロニーで出会う個性豊かな住人や奇怪な現象など、一話ごとに舞台が切り替わる構成で、次に何が待つのかという探検の高揚感が途切れません。
③ 少しずつ明かされる世界の謎
なぜ人類はコロニーに分かれて暮らすのか、そして迷宮の正体とは何か。冒険を通して断片的に提示される設定が、終盤に向けて大きな物語へと収束していきます。重層的なSF設定の奥行きも見逃せない魅力のひとつです。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 和田純一 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 和田純一 |
| 原案キャラデザ | 岩原裕二 |
| キャラクターデザイン | 望月俊平 |
| 音楽 | 加藤達也 |
| 美術監督 | 大西穣 |
| 音響監督 | 木村絵理子 |
| OP | 遠藤正明「恍惚ラビリンス」 |
| ED | ミンダリン「Shine」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
配信のおすすめに並んでいて、なんとなく再生した記憶だけがある。岩盤で仕切られた世界、迷宮、マーカー——設定の単語は妙に頭に残っているのに、ストーリーがどう転がったかはほとんど覚えていない。たぶん当時、ながら見していた。今回もう一度頭から流して、ようやく腑に落ちた。これは内容を忘れるタイプの作品じゃなくて、忘れても残るものだけが残るタイプの作品だった。少女メメンプと、マーカーを辞めた中年男ガグンバー。この噛み合わない二人が地下世界を進んでいく、ただそれだけの骨格が、不思議と後から効いてくる。最初は雑多な冒険モノだと思って見始めたら、最後に手元に残ったのは別のものだった。
迷宮探検の皮をかぶった、夢を継ぐ子どもと、夢から降りた大人の話
メカSFの冒険譚として始まるのに、見終わって手元に残るのは戦闘でも探索でもない。残るのは、前に進みたい子どもと、もう進みたくない大人が、それでも同じ機体に乗って同じ方向へ行くしかない、というあの構図だ。
メメンプはマーカーに憧れている。未知を記録する仕事、つまり「自分がここにいた」という痕跡を世界に刻む仕事だ。一方のガグンバーは、その仕事を途中で降りた人間として登場する。降りた理由は本編で少しずつ滲んでくるが、要するに彼は一度、夢に代償を払わされている。だからこの作品は、夢を持つ側と、夢に裏切られた側を、わざわざ一台の機体に同居させる。並んで座らせて、嫌でも会話させる。
岩盤で仕切られたコロニーという設定も、後から効いてくる。人類は狭い場所に肩を寄せ合って生きていて、外には危険な迷宮しかない。閉じ込められた世界で「外へ出たい」と願うことは、それ自体がほとんど反抗だ。メメンプの夢は、だから単なる子どものわがままじゃなくて、世界の形そのものに対する小さな叛逆として描かれている。
単なる親子モノでも、単なるメカ冒険でもない。降りた大人が、もう一度誰かの夢に付き合わされて、自分が何を諦めたのかを思い出していく——そこが、内容を忘れても妙に残る理由なんだと思う。
特に刺さったシーン
覚えているシーンを挙げろと言われると正直あやしいのに、声だけははっきり残っている。脇を固める声優陣が地味に厚くて、世界の雑多さに説得力が出ていた。花澤香菜が出てくると、その場面の空気が一段やわらかくなるのが分かるし、小野大輔の低い声がフレームに入るだけで画面の重心が下がる。細谷佳正、緑川光、神谷浩史といった顔ぶれが、コロニーごとに入れ替わる脇役を声だけで演じ分けていて、「この街にはこの街の人生がある」という感触を立ち上げてくる。
個人的に効いたのは、終盤、ガグンバーがいつもの軽口を引っ込める一拍だ。情報としては何も説明していないのに、声のトーンがすっと変わるだけで、この男が何を抱えて迷宮に降りているのかが伝わってくる。派手な見せ場より、そういう一瞬の沈黙のほうを覚えている。内容は忘れたと言いながら、結局そこだけ覚えているんだから、芝居というのはずるい。
読んで見たくなったら——『サクガン』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 派手な勝ち負けより、噛み合わない二人の距離が少しずつ縮まる過程を眺めたい人
- 「地下から外へ」「閉じた世界の外側へ」という世界観や、未知への憧れにグッとくる人
- 親子・疑似親子モノの、説明しすぎない距離感が好きな人
合わない人
- 毎話はっきりした起承転結とカタルシスを求める人
- メカSFに緻密な設定の積み上げや戦闘の見応えを第一に期待する人
- ながら見だと話が頭に入ってこない、と感じやすい人
次に見るなら
メイドインアビスが好きなら、というか逆に、サクガンの「迷宮への憧れ」が刺さったならこっちだ。未知の縦穴へ降りていく少女の話で、記録し、進み、戻れなくなる感覚を、一番暗くて甘いところまで連れていってくれる。
天元突破グレンラガンもおすすめしたい。地下に押し込められた人類が、上へ、外へと掘り進む話で、閉じた世界を突き破る衝動と、年上の相棒に背中を押される構図がきれいに重なる。熱量はこっちが段違いだけど。
もう一本ならキノの旅。旅をして、その土地を見て、裁くでも救うでもなく通り過ぎる。マーカーという「観測者」の仕事に惹かれたなら、この距離感はかなり近い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
サクガンは、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3つのサービスで視聴できます。いずれもアニメ作品に強い配信サービスで揃って配信されているため、どれかに加入していれば手軽に楽しめます。選択肢が複数あるので、普段お使いのサービスに合わせて選ぶとよいでしょう。
よくある質問
まとめ
サクガンは、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3つのサービスで視聴できます。いずれもアニメ作品に強い配信サービスで揃って配信されているため、どれかに加入していれば手軽に楽しめます。選択肢が複数あるので、普段お使いのサービスに合わせて選ぶとよいでしょう。
