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対魔導学園35試験小隊
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | SILVER LINK. |
魔女たちが暴れ回る世界で、軍は銃を使用して魔法の脅威に対抗することに決めた。対魔法学園は魔女狩り人の訓練専門機関である。銃が使えず剣で戦い続ける楠葉武は、協力できない雑多なメンバーの35小隊に左遷される。ある日、エリート出身の大鳥翔花が配属される。
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配信状況まとめ
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
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| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
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| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
作品概要・あらすじ
あらすじ
魔女たちが暗躍する世界で、人類は魔法に対抗するため銃を主力とした「魔女狩り」体制を築いていた。対魔導学園はその最前線を担うハンターを育てる専門機関だ。しかし、時代遅れの剣使いである楠葉武は、問題児ばかりが集まる落ちこぼれ部隊・35小隊に左遷されてしまう。個性的すぎてまとまらないメンバーたちとの日々に頭を抱える武だったが、ある日エリートコース出身の才媛・大鳥翔花が配属される。噛み合わない個性と思惑が交差する中、最弱小隊が少しずつ絆を育んでいく。みどころ・魅力
① 最弱小隊が成長する熱い仲間ドラマ
問題児や落ちこぼれの烙印を押されたメンバーたちが、衝突を繰り返しながらも少しずつ信頼関係を築いていく過程が見どころ。指揮官として不器用ながらも真剣に向き合う武のリーダーシップが、チームの変化を引き出す軸になっている。② 銃×剣が交錯する独自のバトルデザイン
銃火器が主流となった世界で、あえて剣一本で戦い続ける主人公の戦闘スタイルが作品に独自の緊張感をもたらす。魔法と現代兵器が混在するアクションシーンは、スピーディかつ迫力があり、バトルファン必見の構成となっている。③ 個性豊かなヒロインたちとのラブコメ要素
エリート気質の翔花をはじめ、癖の強いヒロインたちが武をめぐって繰り広げる掛け合いがコミカルで楽しい。シリアスな戦闘パートとのメリハリが効いており、笑いと緊張感のバランスが絶妙な一作だ。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 河村智之 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 下山健人 |
| 原作 | 柳実冬貴 |
| 原案キャラデザ | 切符 |
| キャラクターデザイン | 川村幸祐 |
| 美術監督 | 池田繁美、丸山由紀子 |
| OP | Afilia Saga「Embrace Blade」 |
| ED | Kanako Itou「Calling my Twilight」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・考察
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルは知ってた。「対魔導学園35試験小隊」、いかにも2015年ごろのラノベ原作アニメという感じの、長い名前。見る前から「あーそういう系ね」と思っていた。銃と魔法が共存する世界観、エリート女子が主人公のダメ部隊に転属してくる、ハーレムっぽい何か。予想は8割当たっていた。
ところが1話を流していたら、細谷佳正の声がずっと落ち着いているのが気になった。主人公の草薙タケル、あの役は細谷さんが「やさぐれた誠実さ」みたいなものを乗せるのが本当にうまくて、気づいたら3話まで見ていた。2周目で確認したら、序盤のセリフに後半への伏線がちゃんと埋まっていて、「あ、けっこうちゃんとした話だ」と認識を改めた。
使えない人間を「使えない」と言わない男が、最後に一番強かった話
この作品、表面はセクシー寄りのアクションアニメとして売られているし、実際そういうシーンも多い。だけど見続けると、話の芯にあるのは「チームの組み方」という、かなり地味なテーマだということに気づく。
35小隊というのは要するに問題児の集まりで、主人公タケルも「銃が使えないのに剣で戦い続けるアナクロな奴」として左遷されている。魔法と銃が主流の世界で剣を使う人間は、その時点でシステムからはみ出している。にもかかわらずタケルは、自分より「使えない」と周囲が思っているメンバーに対して、一度も見切りをつけない。
これが単なる「仲間を信じる系主人公」と違うのは、タケルが理想論から動いていないところだ。彼には彼の事情があって、その事情が徐々に明かされるにつれて、「なぜこの男が諦めないのか」に説得力が生まれてくる。津田健次郎さんが演じる鐵隼人は、その対極にいるキャラクターで——方向性は違っても同じくらい強い信念を持っている男として機能していて、2人の関係性が話に奥行きを作っている。
上田麗奈さんの鳳桜花は、エリートとして転属してくる側のキャラクターだが、2周目で見ると彼女がどれだけ早い段階から35小隊に「居場所」を見つけているかがわかる。上田さんの声は芯が細いように聞こえて実は折れない、という質感があって、このキャラクターに合っている。
この作品が単なる「落ちこぼれが頑張る話」でないのは、メンバーが劇的な成長を遂げるわけではないからだ。それぞれが「自分のままで、少しだけ噛み合う」という変化をしていく。それはもっと地味で、もっとリアルな変化の描き方で、ラノベ原作のアニメとしては誠実だと思った。
特に刺さったシーン
中盤以降、タケルの過去と現在が交差するあたりの展開で、小山力也さんが演じる草薙オロチが絡んでくるシーンがある。小山さんの声は「重力がある」という感じで、出てきただけで場の空気が変わる。タケルとオロチの関係の重さが、台詞の内容よりも声の質感で伝わってくる場面で、ここは2回目のほうがずっと効いた。
あと遊佐浩二さんのホーンテッドは、敵キャラとして登場するたびに「楽しそう」な声をしていて、それが不気味さを増幅している。遊佐さんのああいう「愉悦系」の演技は本当に安定していて、劇中で一番「見た目通りじゃない」キャラクターに仕上がっていた。
戦闘シーンの作画は2015年の水準として及第点で、特にタケルが剣を使う場面のカメラワークはアニメならではの角度を活かしていて、「銃が使えない=弱い」というイメージを映像で崩しにいっている意図が感じられた。
読んで見たくなったら——『対魔導学園35試験小隊』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
合う人
- 2015年ごろのラノベアニメ全体が好きで、あの時代の空気を懐かしめる人
- ハーレム的な構図があっても、話の芯がちゃんとしていれば許容できる人
- 細谷佳正・津田健次郎・遊佐浩二あたりの声優が好きで、演技を聞き比べたい人
- 「落ちこぼれチームが団結する」展開に素直に燃えられる人
合わない人
- サービスシーンが定期的に入ることへの耐性がない人(ある程度の頻度で来る)
- 世界観の設定を丁寧に説明してほしい人(投げっぱなしの部分がある)
- 1クールで綺麗に完結する話を求めている人(原作途中での終幕感がある)
- 「なぜ銃があるのに剣?」が最後まで気になり続けるタイプの人
次に見るなら
魔弾の王と戦姫——同じく2014〜2015年ごろのラノベ原作で、戦争と政治を絡めた重めのファンタジーアクション。サービスシーンの比率は似ているが、世界観の作り込みに満足感がある。35小隊の「戦略的な戦い方」が好きなら相性がいい。
ストライク・ザ・ブラッド——銃と魔法と学園という要素が重なる。こちらは主人公がバケモノ系で、ヒロインが多め。テンポが近く、同じ時期のアニメとして見比べると2010年代中頃の空気感がよくわかる。
IS〈インフィニット・ストラトス〉——「使えない男が強い女に囲まれる」という構図の元祖に近い作品。35小隊と比べると話の芯の重さはだいぶ違うが、ジャンルの系譜として一度は通っておきたい。
よくある質問
まとめ
「対魔導学園35試験小隊」は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信中です。いずれも見放題ラインナップに含まれており、全話まとめて視聴することができます。アクションあり笑いありの本作を、好みの配信サービスでぜひ楽しんでください。
