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イエスタデイをうたってExtras
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 6話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Doga Kobo |
本編で未映像化の漫画内容を適応した6つのポストクレジットシーン。第1、2、3、4、9、12話の放送後にAbemaTVで独占配信される。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『イエスタデイをうたって』本編では映像化されなかった漫画の場面を補完した、全6本のポストクレジットシーン集。第1・2・3・4・9・12話の放送後にAbemaTVで独占配信された。ハルと冬彦、リクオとシノブたちの本編では描かれなかった心情や日常の断片が丁寧に切り取られており、原作ファンにとっては特に見逃せない補完コンテンツとなっている。
みどころ・魅力
① 本編では語られなかった「余白」を埋める物語
TVアニメ本編でカットされた漫画原作のシーンを丁寧に映像化した作品。わずかなカットでも登場人物の心理や関係性が深まるため、本編を観終えた直後に視聴することで作品の余韻がより豊かになる。
② 原作漫画への忠実なアプローチ
冬目景の原作漫画に収録されながらも本編アニメでは尺の都合で省かれたシーンを再現。原作を読んでいるファンには「あの場面だ」という発見の喜びが、アニメのみ視聴者には新鮮な補完体験が得られる構成になっている。
③ 短編ならではの静かな空気感
一本ずつが短いポストクレジット形式のため、日常系・ラブコメとしての本作の静謐な雰囲気が凝縮されている。ドラマティックな展開よりも、登場人物の細やかな表情や空気感を楽しめる作品ファン向けの特別なコンテンツだ。
キャスト・声優一覧











スタッフ
| 監督 | 藤原佳幸 |
|---|
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
Extrasの存在を知ったのは、本編を全部見終わってしばらくしてからだった。検索していたら「Extras」という文字列が引っかかって、なんだこれと思いながら開いたら、見たことのないシーンが流れてきた。あの瞬間の、思いがけず見つけてしまったような感覚——それが、この作品らしいといえばらしかった。
本編のイエスタデイをうたってはもともと好きな作品だった。魚住陸生が何者にもなれないまま便利屋みたいに生きていて、好きな人への気持ちを引きずったまま動けない——その「動けなさ」の描写がじっとり刺さってくる作品で、地味さ込みで好みど真ん中だった。Extrasはそこに、原作で描かれていたのにアニメ本編ではカットされた場面を補完する6つのポストクレジットシーンとして存在している。短い。でもその短さが、変に気負っていなくて良かった。
過去の残滓を抱えたまま、前に進めない人たちのポートレート
「動けない人間」の話だと思う。本編がそうだった。Extrasもそうだった。陸生は引きずっていて、榀子は傷を抱えていて、晴はまっすぐすぎるがゆえに空回っていて、浪だけが割と素直に動ける人間として対比されている——という構造を、6つの短いシーンで補いながら見せてくる。
Extrasはそもそも「単品で見ても意味がない作り」をしている。本編の第1・2・3・4・9・12話のポストクレジットとして元々AbemaTVで配信されたもので、本編の空気を前提にして初めて機能する。逆に言えば、本編を好きだった人間には「このシーンが動いている」という事実だけで十分な理由になる。
何が好きかといえば、感情の解像度の細かさだ。「好き」とか「忘れられない」とか、セリフとして言語化しないまま伝えようとしてくる。特に榀子という人物の「傷の抱え方」は、短いシーンでもちゃんと生きていた。前の恋を引きずっている人間のたたずまいとはこういうものだという空気が、過剰な説明なしに伝わってくる。
Extrasというフォーマット自体、本来ならそれほど期待値は高くない。おまけ映像だから。でも原作の「余白」をきちんと動かしている部分があって、本編だけでは見えなかった視点が補われる感覚があった。6話ぶんの積み重ねで、キャラクターの輪郭が少し足された——それだけで十分だと思った。
特に刺さったシーン
花澤香菜の演じる榀子は、声の質感からすでに「何かを抱えている人」の音がする。セリフが少なくても、間の取り方だけで重さが伝わってくる。Extrasの短い尺の中でも、それは変わらなかった。序盤のExtrasで榀子が過去を匂わせる場面——ほとんど何も語らないのに、積み上がっているものの重さが声一本で伝わってくる瞬間がある。435本のキャリアで身についた「背景を声に乗せる技術」というのが、こういう地味な役でこそ発揮される。
花江夏樹の浪は、本編でも「なぜこんなに好感が持てるのか」と思いながら見ていた。直球すぎるくらい正直なキャラクターを、わざとらしくなく演じるのがうまい。「声優と夜あそび」のMCイメージとはまったく違う、静かな誠実さのある演技だった。Extrasでも浪が晴に対して率直に動く場面がある。あそこだけ、空気の温度が少し上がる。
坂本真綾の演じる杏子は出番こそ少ないが、登場するだけで物語の重心が変わる。本編でも「この人が絡むと話が動く」という役どころで、Extrasの短い場面でも同じ機能を果たしている。宮本侑芽の晴は、この作品への出演がまだキャリア浅い時期で、その初々しさがキャラクターの「一方的に全力で好き」という感情と妙にリンクしていた。2回目に見て、そこに気づいた。
読んで見たくなったら——『イエスタデイをうたってExtras』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編「イエスタデイをうたって」が好きだった人(必須条件に近い)
- 原作漫画を読んでいて、アニメで補完したい人
- じっとりした大人の恋愛描写が得意な人
- キャラクターが何も言わないシーンに意味を見出せる人
合わない人
- 本編未視聴の人(単体では成立しない作りになっている)
- テンポが遅い・感情の動きが小さい作品が苦手な人
- 恋愛の決着や明確な答えを求めている人
- 5分未満のおまけ映像に6話ぶんの時間を使いたくない人
次に見るなら
ハチミツとクローバーが好きなら、イエスタデイをうたってとほぼ同じ温度帯にある。美大生たちの、報われない恋愛と進路の話で、「好きなのに言えない」「動けない」という構造が似ている。こちらは2000年代の作品なので画質は古いが、空気感は地続きに感じる。
痛みを強くしたバージョンとしてクズの本懐もある。互いに別の人を好きな男女が「代替品」として関係を持つ話で、イエスタデイをうたってより直接的で重いが、「伝わらない感情を抱えたまま生きている人」の描写という点では同じ系譜にある。花澤香菜が重要な役で出演しているのも共通している。
坂道のアポロンは1960年代を舞台にしたジャズ×青春×恋愛の話で、トーンはイエスタデイをうたってより明るめだが、「あの頃は取り返せない」という郷愁の感覚が近い。坂本真綾のファンであれば声優つながりでも入りやすい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『イエスタデイをうたってExtras』はdアニメストアで視聴できます。本編を補完する全6本の短編エピソードが収録されており、本編と合わせてまとめて楽しめます。原作ファンにとっては特に満足度の高い作品ですので、本編視聴後はぜひチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
『イエスタデイをうたってExtras』はdアニメストアで視聴できます。本編を補完する全6本の短編エピソードが収録されており、本編と合わせてまとめて楽しめます。原作ファンにとっては特に満足度の高い作品ですので、本編視聴後はぜひチェックしてみてください。


