Re:CREATORS

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2017Re:CREATORS

Re:CREATORS

★ 3.6 / 5.0アクションドラマファンタジーメカスリラー
放送年2017年
フォーマットTVアニメ
話数22話
原作オリジナル
制作TROYCA

人間は多くの物語を創造してきた。喜び、悲しみ、怒り、深い感情。物語は感情を揺さぶり、魅了する。しかし、それらの感情は単なる傍観者の気持ちに過ぎない。もし物語の登場人物たちが独自の「意志」を持っていたら?彼らの目には、物語の創造者である我々は神のような存在なのか?我々の世界への革命。神の地への罰。Re:CREATORS。皆が―

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

人間が生み出した無数の物語。そこに登場するキャラクターたちが、突然”現実世界”に召喚されたとしたら――。平凡な高校生・水篠颯太は、ある日アニメや漫画、ゲームの世界から様々な「創造物」たちが現れる異常事態に巻き込まれる。彼女たちは自分が「物語の登場人物」であることを知りながらも、それぞれの意思と目的を持って行動する。創る側と創られた側が交差するとき、世界の均衡は崩れ始める。

みどころ・魅力

① 「創造物が現実に現れたら?」という逆転の発想

異世界転生の逆をいく斬新な設定が最大の魅力。ヒーローや魔法少女がなぜ現実に召喚されたのか、そして彼女たちが「神=クリエイター」に何を求めるのか。作品とは何か・創造とは何かという問いが物語全体を貫き、メタフィクションとして深く刺さる。

② 個性豊かなキャラクターたちの激突と共鳴

アニメ・漫画・ゲームなど異なるジャンルの作品から召喚された創造物たちが、それぞれの価値観を持って対立し、時に手を結ぶ。剣と魔法、巨大ロボットが同じ舞台で交わるバトルの迫力はもちろん、キャラクター同士の葛藤と成長が見どころ。

③ 音楽と映像で没入させるAmazing/Hiroyuki Sawano節

澤野弘之による楽曲が作品の熱量を最大限に引き上げる。激しい戦闘シーンに重なる疾走感あるBGM、要所で流れるOPの高揚感など、音と映像が一体となった演出は全話を通じて圧倒的。特に終盤に向けての盛り上がりは必聴。

キャスト・声優一覧

水篠颯太
水篠颯太
メイン
山下大輝
セレジア・ユピティリア
セレジア・ユピティリア
メイン
小松未可子
メテオラ・エスターライヒ
メテオラ・エスターライヒ
メイン
水瀬いのり
アルタイル
アルタイル
メイン
豊崎愛生
弥勒寺優夜
弥勒寺優夜
メイン
鈴村健一
鹿屋瑠偉
鹿屋瑠偉
メイン
雨宮天
松原崇
松原崇
サブ
小西克幸
まりね
まりね
サブ
金元寿子
アリステリア・フェブラリィ
アリステリア・フェブラリィ
サブ
日笠陽子
煌樹まみか
煌樹まみか
サブ
村川梨衣
中乃鐘昌明
中乃鐘昌明
サブ
杉崎亮
菊地原亜希
菊地原亜希
サブ
恒松あゆみ

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スタッフ

監督あおきえい
シリーズ構成あおきえい、広江礼威
原案キャラデザ広江礼威
キャラクターデザイン牧野竜一
音楽澤野弘之
美術監督永吉幸樹
音響監督明田川仁
OPSawanoHiroyuki[nZk]:Tielle & Gemie「gravityWall」
OPSawanoHiroyuki[nZk]:Tielle & Gemie「sh0ut」
EDSawanoHiroyuki[nZk]:Tielle & Gemie「gravityWall」
ED彩乃真白「NEWLOOK」
ED豊崎愛生「world Étude」
ED三月のパンタシア「ルビコン」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「逆召喚モノ」という単語を見た瞬間に手が止まった。ありがちなファンタジー世界への転移じゃなく、アニメや漫画のキャラクターがこちら側——現実世界に召喚されてくる、という裏返しの設定。2017年当時、それだけで「なんか違うな」と思いながら1話を再生したのを覚えている。

序盤は本当に良くて、2回目に見たとき気づいたのは、主人公の高校生・颯太がほぼ傍観者として機能していること。物語の中心はあくまで「創造物たち」で、作り手(クリエイター)との対話がドラマの核になっている。この構造の面白さは1周目では半分しかわかってなかった。

ただ正直に言うと、後半の記憶がほとんどない。前半の設定提示フェーズは鮮明なのに、終盤に何が起きたかがぼんやりしている。これ、たぶん自分だけじゃないと思う。

「お前が俺を描いた」——創造者は神か、ただの他人か

Re:CREATORSが突きつけてくるのは、かなり居心地の悪い問いだ。アニメや漫画のキャラクターたちが現実に出てきて、自分を生み出したクリエイターに「なぜ自分をこういう存在にしたのか」と問い詰める。視聴者としてスクリーンの前に座りながら、これを見ているとどこかヒリつく感覚がある。なぜなら自分もまた、無数の「創造物」を消費してきた側だから。

作中でキャラクターたちは現実世界のことを「神々の地」と呼ぶ。作り手は神で、自分たちはその意志によって形作られた存在——そういう認識でやってくる。面白いのはその先で、実際にクリエイターたちと対面してみると、神どころかただの疲れた人間だったりするわけで。理想化していた創造者の実像を目の当たりにしたときのキャラクターたちの反応が、このアニメで一番読み応えのある部分だと思っている。

鈴村健一が演じる弥勒寺優夜というキャラクターに象徴されるように、「物語の中での自分の役割」と「現実に存在することの意味」が乖離したとき、人(あるいはキャラクター)はどういう選択をするか。アルタイル役の豊崎愛生の芝居はとりわけ異様で、あの「何かが欠けたような均一さ」は普通の熱演とは違う種類の怖さがあった。あれは声の演技でしか表現できないものだったと思う。

ただ、この作品が単純な「メタフィクション賛歌」ではないのは、クリエイター側をヒーローとして描いていない点にある。むしろ創造者たちの無自覚さ、無責任さ、自分が生み出したものへの無関心みたいなものが、ドラマの毒として機能している。「作品を愛している」と「作品の登場人物のことを考えたことがある」は全然別の話だ、というのがこのアニメの主張の芯にある気がする。

特に刺さったシーン

序盤、セレジア・ユピティリア(小松未可子)が自分の原作者と対面するシーンがある。あそこで小松未可子の声が急に低くなって、怒りとも悲しみとも取れないトーンになる瞬間があって、そこで一時停止した。「声優と夜あそび」でのあの快活な喋り方を知っているだけに、あのフラットな抑制が余計に効いた。

アリステリア・フェブラリィ役の日笠陽子も、序盤の登場シーンで「ああ、これ日笠さんにやらせるやつだ」とわかる種類の役柄で、気品と威圧感が同居するあの声域の使い方は相変わらず上手かった。出演作300本超の蓄積みたいなものが、ああいう「説明しなくても格が出る」芝居に滲んでいると思う。

あと小西克幸の松原崇は、作中で一番「普通の人間らしい」キャラクターで、だからこそ終盤に向かって何かが変容していく過程が見ていてしんどい。あの役を飄々と乗りこなしているのが印象に残っている。

読んで見たくなったら——『Re:CREATORS』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 「作る側」と「消費する側」の関係性について、なんとなく引っかかりを持ったことがある人
  • メタフィクション・フィクション内フィクションが好き(しかもそれを真面目にやってほしい人)
  • 序盤の設定提示フェーズが好きで、世界観の解像度が上がっていく過程を楽しめる人
  • 日笠陽子小松未可子豊崎愛生の芝居を目当てに見られる人

合わない人

  • テンポよく物語が畳まれていくのを期待する人(中盤以降、かなり間延びする)
  • 主人公に感情移入して引っ張られたい人(颯太はほぼ機能しない)
  • 設定を提示されるより、感情的なドラマを動力に見たい人
  • 後半で前半の投資を回収できないことへの耐性が低い人

次に見るなら

SSSS.GRIDMAN(2018年)——「虚構の中に生きるキャラクター」という主題でRe:CREATORSと地続きの問いを立てている。こちらは後半も崩れない。むしろ終盤の畳み方でRe:CREATORSの「惜しさ」が逆照射される体験になる。

SHIROBAKO(2014年)——Re:CREATORSのクリエイター側の話をリアル寄りに描いた作品として。アニメを「作る人間」の疲弊や誠実さを、こちらはドキュメンタリーのようなタッチで見せてくれる。創造者の人間くさい実像が好きだったなら必然的にハマる。

Fate/Zero(2011年)——「召喚された存在と人間のドラマ」という構造が近い。こちらは方向が逆(英霊を呼ぶ側)だが、召喚された側の意志や誇りが物語を動かすという点で相性がいい。スケールと密度の点でRe:CREATORSの「後半に物足りなさを感じた人」に特に。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『Re:CREATORS』はU-NEXT・DMM TV・Huluの3サービスで視聴可能です。いずれも全話配信されているため、自分のペースで一気見しやすい環境が整っています。無料トライアルを活用すれば、まずお試しで観始めることもできます。

よくある質問

Q. Re:CREATORSは何話まであるの?
A. 全22話構成です。本編エピソードは1〜21話で、最終話(第22話)は総集編的な特別エピソードとなっています。
Q. 原作漫画やゲームはある?アニメだけで楽しめる?
A. 原作はアニメオリジナル作品(漫画版はアニメ準拠の後発)です。アニメ単体で完結しているため、事前知識なしに楽しめます。
Q. どんな人に向いている作品?
A. アニメや漫画・ゲームなどの創作文化に親しんでいる人ほど刺さる作品です。メタ的なストーリー構造が好きな方や、澤野弘之の音楽ファンにも強くおすすめできます。
Q. 続編や劇場版はある?
A. 現時点で続編・劇場版の制作は発表されていません。TVアニメ全22話で物語は完結しており、単体作品として楽しめます。

まとめ

『Re:CREATORS』はU-NEXT・DMM TV・Huluの3サービスで視聴可能です。いずれも全話配信されているため、自分のペースで一気見しやすい環境が整っています。無料トライアルを活用すれば、まずお試しで観始めることもできます。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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