Buddy Daddies

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2023Buddy Daddies

Buddy Daddies

★ 4.0 / 5.0アクションコメディドラマ日常系
放送年2023年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作オリジナル
制作P.A.WORKS

暗殺者の黒須和希と諏訪麗は、クリスマスの日に父親を探す少女ミリに出会う。三人は予期せず一緒に暮らすことになる。黒須は犯罪契約者で、幼少期から殺し屋として育てられた親友の諏訪と共に生活している。黒須は外向的でギャンブルと女性を愛し、諏訪は対照的な性格を持つ。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

凄腕の暗殺者コンビ、黒須和希と諏訪麗。クリスマスの夜、ふたりは依頼のターゲットを追う中で、父親を探す4歳の少女・ミリと出会う。ひょんなことからミリの父親が抹殺対象と判明し、父を失ったミリを放っておけなくなったふたりは、彼女と共に暮らすことになる。殺し屋と幼女という異色の「家族」が織りなす、笑いあり涙ありの日常が始まる。

みどころ・魅力

① ギャップ萌え全開——殺し屋×育児という異色の組み合わせ

ターゲットを瞬殺する凄腕の暗殺者が、子育てに奮闘する姿のギャップがこの作品最大の魅力。ミリのわがままや無邪気な発言に振り回されるふたりの反応は笑えてほろりとさせる。「父親」としての成長が丁寧に描かれており、シリアスなアクションシーンとの緩急が絶妙だ。

② 高水準のアクション作画——P.A.WORKSが本気を出した戦闘描写

制作はP.A.WORKSで、アクションシーンのクオリティが高い点も見逃せない。銃撃・格闘・カーチェイスといった場面が流麗なアニメーションで描かれており、コメディパートとのメリハリが効いている。日常系の温かい雰囲気を崩さずに緊張感ある戦闘を共存させた演出設計は特筆に値する。

③ キャラクターの対比と関係性——和希と麗、そしてミリが形成する疑似家族

外向的でお調子者の和希と、クールで几帳面な麗という対照的なふたりのバディ感が物語の軸。そこに無邪気なミリが加わることで、3人の間に生まれる絆が作品全体の感情的な核となっている。家族の形や「親になること」の意味を自然に問いかけてくる脚本の丁寧さが印象深い。

キャスト・声優一覧

来栖一騎
来栖一騎
メイン
豊永利行
諏訪零
諏訪零
メイン
内山昂輝
海坂ミリ
海坂ミリ
メイン
木野日菜
九棋久太郎
九棋久太郎
サブ
森川智之
羽生杏奈
羽生杏奈
サブ
照井春佳
来栖柚子
来栖柚子
サブ
伊藤静
キャロル
キャロル
サブ
中野さいま
ドロシー
ドロシー
サブ
水森ちこ
速水敦史
速水敦史
サブ
興津和幸
小木埜了
小木埜了
サブ
真殿光昭
海坂美咲
海坂美咲
サブ
森なな子
諏訪重毅
諏訪重毅
サブ
藤真秀

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スタッフ

シリーズ構成柿原優子、下倉バイオ
原作下倉バイオ
原案キャラデザエナミカツミ
キャラクターデザイン佐古宗一郎
音楽北川勝利
美術監督杉浦美穂
音響監督飯田里樹
OPYOASOBIのボーカル「SHOCK!」
EDYOASOBIのボーカル「SHOCK!」
EDダードン「My Plan」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

正直なところ、最初は完全にスルーするつもりだった。「殺し屋が子育て」というあらすじを読んで、ああどうせそういうやつだろうと思った。バディものにほっこり日常系を混ぜてみました、みたいな。2023年冬クールはそこそこ豊作だったし、わざわざ手を出す理由もなかった。

見ることになったのは、深夜に暇つぶしで1話を流したから、それだけの理由だ。で、気づいたら3話まで見ていた。

最初に見たとき感じたのは、思ったよりずっと「ちゃんとしてる」という驚きだった。コメディのテンポが雑じゃない。子どもの描写がうるさくない。何より、二人の男の間の「言葉にしない部分」の処理が丁寧で、それだけで見続ける理由になった。2周目で改めて1話を見ると、後半への伏線がすでに静かに置かれていることに気づく。最初は流していたカットに、意味があった。

「家族」は選ぶものだ、という話を、殺し屋でやる必然性

この作品を「殺し屋×育児コメディ」として処理すると、たぶん半分しか見えていない。

黒須和希と諏訪麗は、血でも法律でもなく、仕事と境遇によってつながれた二人だ。そこに突然ミリが現れて、三人はまったく意図せず「家族」になってしまう。この作品が面白いのは、その「家族」が最初から機能不全を抱えたまま動いている点だ。誰も役割を選んでいない。なのに、いつの間にかその役割に体が慣れていく。

内山昂輝が演じる諏訪は、感情を表に出すタイプじゃない。でも彼がミリに対して取る行動の細かさ——声のトーン、距離の詰め方、目線の高さ——が、言葉よりも雄弁にキャラクターの変化を語っている。内山昂輝はこういう「台詞じゃないところで演じる」芝居が本当に巧い。出演作188本のキャリアの中でも、この役は特に体の温度が低い演技の精度が出ている。

「殺し屋」というフォーマットを選んだ理由も、見ていくうちに納得できる。普通の職業の男たちが子育てをしたら、それはただの「イクメン話」になる。でも、日常的に人の命を奪う仕事をしている人間が「守る」側に立つという構図があるからこそ、ミリの存在の意味が違う重さになる。守ることは、奪うことの裏面だ、というのが、この作品が描こうとした核心だと思う。家族は血じゃない、と言い切るのは簡単だ。でもこの作品は、それを「選択した結果」ではなく「気づいたら選ばされていた状態」として描いていて、そこが誠実だと感じた。

豊永利行演じる来栖一騎も、終盤になるにつれてその存在感が変容していく。豊永利行の声には、やわらかさの中に硬い芯があって、それがこのキャラクターの二面性と噛み合っている。出演作100本を超えてきた最近の豊永利行は、主要キャストを任されたときの「背負い方」が明らかに変わってきた。

特に刺さったシーン

中盤、ミリが二人の「仕事」の一端に触れてしまいそうになるシーンがある。詳細は伏せるが、それまでコメディとして機能していた空気が一瞬で変わる瞬間があって、そこでの森川智之の芝居が忘れられない。

森川智之は出演作365本、声優界でも屈指のキャリアを持つ人だが、彼の本領は「余裕があるキャラクターが余裕を失う瞬間」だと個人的には思っている。九棋久太郎というキャラクターは、序盤から終始どこか飄々としている。だからこそ、その余裕が崩れかけた瞬間の数秒が、ものすごく効く。声の表面温度だけが下がる、あの演技。

伊藤静演じる来栖柚子については、登場シーンのたびに「この人はどう転がるんだ」と思わされ続けた。伊藤静は262本のキャリアで培った「善悪の境界にいるキャラクター」の処理が本当に上手くて、柚子もその系譜にいる。2周目で見ると、初登場時のセリフの選び方がすでに伏線になっていることに気づいて、少し悔しかった。

読んで見たくなったら——『Buddy Daddies』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さると思う人

  • バディものが好きで、二人の間に流れる「言葉にしない信頼」みたいなものに弱い人
  • 日常回と本筋回のバランスを取るのが巧い構成を好む人
  • 子どもキャラが「うるさいだけのマスコット」になっていないアニメを探している人
  • 声優の芝居を主軸に見るタイプ——キャスト陣の実力が全員出ている

合わないかもしれない人

  • アクションの密度や作画のケレン味に期待して見ると肩透かしを食らう。バトルアニメではない
  • 「殺し屋の윤리観」みたいな部分を深掘りしてほしい人には、そこは割り切った作りになっている
  • 1クールで綺麗に終わる話なので、続きが見たくなっても見られない。それが合わない人もいる

次に見るなら

SPY×FAMILY——「普通じゃない事情を抱えた大人が、子どもとの生活を通して変わっていく」という構図は共通している。あちらはよりコメディ寄りで明るいトーンだが、Buddy Daddiesのほの暗さが好きなら、比較対象として見る価値がある。

91 Days——殺し屋・裏社会・人間関係の複雑さが好きで、もう少しシリアスな方向に振りたいならこちら。Buddy Daddiesの「笑える部分」を取り除いて、その分だけ重さを増したような作品。全13話でテンポよく見られる。

BANANA FISH——バディものとして見たときの、二人の間の感情の積み重ね方が好きだったなら。こちらは全24話でより長い尺を使って関係性を描いていく。Buddy Daddiesよりずっと消耗するが、後を引く。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

「Buddy Daddies」はdアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluと主要な配信サービスに幅広く対応しており、利用中のサービスでそのまま視聴できる可能性が高い。字幕・吹替の対応状況は各サービスのページで確認してほしい。複数サービスで視聴できるため、無料トライアルを活用して試してみるのがおすすめだ。

よくある質問

Q. Buddy Daddiesは何話まであるの?
A. 全13話構成の1クールアニメです。2023年1月から3月にかけて放送されました。コンパクトにまとまっているので、一気見にも向いています。
Q. どこで視聴できる?無料で見られる?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluで配信中です。各サービスの無料トライアル期間を利用すれば、無料で全話視聴できる場合があります。
Q. 子ども向けのアニメ?大人でも楽しめる?
A. むしろ大人向けの作品です。アクション・コメディ・家族ドラマが絡み合い、子育てや家族の意味を描いた深みのある内容なので、大人が見て響く場面が多いです。
Q. 続編や2期の予定はある?
A. 2026年5月時点で2期の公式発表はありません。1期は全13話で完結しており、単体でしっかり楽しめる作品になっています。

まとめ

「Buddy Daddies」はdアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluと主要な配信サービスに幅広く対応しており、利用中のサービスでそのまま視聴できる可能性が高い。字幕・吹替の対応状況は各サービスのページで確認してほしい。複数サービスで視聴できるため、無料トライアルを活用して試してみるのがおすすめだ。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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