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うる星やつら (2022)
| 放送年 | 2022年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 23話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | David Production |
鬼族という宇宙人が地球侵略に来た。人類の代表として選ばれた不運で好色な諸星あたるは、地球の運命をかけた決闘に挑む。相手は鬼族の美しい姫ラム。あたるの無節操な行動のおかげで、彼女との危険な鬼ごっこに勝利する。しかしあたるは知らない。彼の勝利がラムの地球への片思いを生み出し、彼女は地球に残ることになるのだ。
作品概要・あらすじ
あらすじ
鬼族という宇宙人が地球侵略を宣言。人類の代表として選ばれた高校生・諸星あたるは、鬼族の美しい姫ラムと地球の命運をかけた鬼ごっこに挑む。好色で不運なあたるだったが、ラムの角をつかむことに成功し、地球を救うことに。しかし喜びのあまり「結婚したい」と叫んだ言葉を、ラムは”プロポーズ”と受け取ってしまう。以来、ラムはあたるの家に居候し、「ダーリン♡」と呼びながら彼への一途な愛を貫く。ドタバタ騒動の絶えない二人の、笑いと切なさが入り混じるSFラブコメディ。
みどころ・魅力
① 高橋留美子が生み出した”元祖ラブコメ”の完全リメイク
1978年連載開始の伝説的名作が、2022年に現代の映像クオリティで復活。キャラクターデザインや演出を刷新しつつ、原作の空気感を忠実に再現。ラムの天真爛漫な魅力と、あたるのダメっぷりが生む独特のテンポは、旧来のファンも初見の視聴者も楽しめる普遍的な面白さを持つ。
② 個性豊かなキャラクターたちが繰り広げるカオスなコメディ
あたるをめぐる幼馴染の三宅しのぶ、貴族気取りの面堂終太郎、温泉マーク先生など、強烈な個性を持つキャラが次々と登場。宇宙人・幽霊・神様まで入り乱れる奇想天外なエピソードの中に、笑いとちょっぴりのロマンスが絶妙に散りばめられている。
③ 真っすぐな愛と”ツンデレの元祖”が織りなす切ない関係性
ラムがあたるを一途に愛し続ける一方、あたる自身はその気持ちをなかなか素直に認めようとしない。軽薄な言動の裏に垣間見えるあたるの本音と、ラムの無条件の愛情が交差する瞬間に、長年愛され続ける感情的な深みがある。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 高橋秀弥、木村泰大 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 柿原優子 |
| キャラクターデザイン | 浅野直之 |
| 音楽 | 横山克 |
| 美術監督 | 野村正信 |
| 音響監督 | 岩浪美和 |
| OP | 美波「アイウエ」 |
| OP | MAISONdes feat. asmi, Surii「アイワナムチュー」 |
| ED | 花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」 |
| ED | MAISONdes feat. yama, Nito.「アイタリナイ」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
リメイクと聞いて、少し構えた。原作世代ではないから思い入れはないはずなのに、なぜか身構えた。おそらく「ラムちゃんの声が変わる」という話をあちこちで見かけすぎたせいだ。平野文版への愛情が深い人の気持ちはわかる。声って、記憶と直結している。
ただ実際に見てみると、そういう比較の外側で普通に面白かった。1話から畳みかけるギャグのテンポが今の感覚に合っていて、古びていない。2回目を見たときに気づいたのは、1話で画面に詰め込まれた情報量の多さで、初回は笑いながらかなり取りこぼしていた。
あたるが最低であればあるほど、ラムの愛が輝く構造
この作品を「好色な男と宇宙人ヒロインのドタバタラブコメ」と要約すると、半分は正しいが半分は外れる。核心にあるのは、愛の非対称性だ。
ラムはあたるを一途に愛している。浮気されても、他の女の子を追いかけ回されても、「ダーリン」と呼んで笑っている。これを「都合のいいヒロイン」と読むのは簡単だが、それだと作品の味が半分消える。ラムの愛情は盲目ではなく、あたるの本質を見抜いた上での選択に近い。あたるが外で騒げば騒ぐほど、ラムの動じなさが際立つ。
あたる側も単純ではない。口では他の女の子のことしか言わないが、いざラムが離れそうになると本気で焦る。その感情の落差が笑いと切なさを同時に生む。「本当は好きなんだろ」という視聴者の読みをわかっていてずっと焦らし続ける構成で、これが原作で何年も続いた理由だろうと思う。
リメイク版はこの構造をかなり丁寧に再現している。作画が現代水準になったことで、ラムの表情の細かいニュアンスが拾いやすくなった。怒っているようで嬉しそうな瞬間、笑っているようで少し寂しそうな瞬間。平野文版を知らない世代がラムを好きになれる下地が、このリメイクにはある。
特に刺さったシーン
終盤に差し掛かるあたりの、ラムとあたるの関係が一瞬だけ剥き出しになる場面。普段はギャグの文脈で流されるふたりのやり取りが、ここだけ妙に静かになる。こういう緩急の使い方が上手くて、笑わせておいて急に刺してくる。
花澤香菜のランが良くて、キャラクターとして出てくるたびに少し緊張する。天真爛漫なようで底が読めない演技で、コメディ場面での弾け方と感情的な場面での落差が面白い。435本のキャリアから来る安定感がありつつ、このキャラのために当てたような声になっている。
早見沙織のおユキは声のトーンだけでキャラクターの温度が伝わってくる。セリフの少ない場面でも存在感があって、2回目に見ると音だけで場面を追いたくなる。悠木碧のテンは子どもキャラの難しさを感じさせない。うるさいはずなのに聴いていられる、という意味でかなり技術がいる役だと思う。
読んで見たくなったら——『うる星やつら (2022)』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
合う人
- テンポの速いギャグアニメが好きで、1話に詰め込まれた密度を楽しめる人
- 昭和ラブコメの構造(焦らし・すれ違い・どうせ好きなんだろ)を現代の絵で見たい人
- キャラクターが多くて賑やかな群像劇が好きな人
- 旧作を知らずフラットに見られる人
合わない人
- 主人公の好色ぶりや誠実さの欠如がストレスになる人(あたるは基本的にずっとそういう男だ)
- 平野文版ラムの声が染み付いていて、別の声で見続けるのがつらい人——その感覚は正直だと思うし、無理に上書きしなくていい
- ストーリーが綺麗に完結することを期待している人。これはずっと続くやつだ
次に見るなら
めぞん一刻(アニメ版)——同じ高橋留美子原作で、こちらは大人向けのすれ違いラブコメ。うる星やつらより感情の密度が高く、「焦らしが限界まで来るとどうなるか」を見たい人に。笑いより切なさ寄り。
らんま1/2(2024リメイク)——うる星やつら同様に高橋留美子作品の2020年代リメイク。ドタバタと恋愛の比率が近く、テンポの感覚も似ている。「リメイクで原作を知る」という体験をもう一度したい人にちょうどいい。
シティーハンター(2024年版)——こちらも昭和の名作をリメイクした一本。好色な主人公と実力の落差という意味でキャラクターの構造が共鳴する部分がある。アクションとコメディのバランスで別の方向性を見たいときに。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『うる星やつら(2022)』はABEMA・Netflix・Disney+の3サービスで視聴可能です。サブスクリプションがあれば追加料金なしでいつでも楽しめます。まずは第1話から、ラムとあたるの騒がしくも温かいラブコメの世界に飛び込んでみてください。
よくある質問
まとめ
『うる星やつら(2022)』はABEMA・Netflix・Disney+の3サービスで視聴可能です。サブスクリプションがあれば追加料金なしでいつでも楽しめます。まずは第1話から、ラムとあたるの騒がしくも温かいラブコメの世界に飛び込んでみてください。


