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魔入りました!入間くん 第3シリーズ
| 放送年 | 2022年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 21話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Bandai Namco Pictures |
スズキイルマという人間の少年がサリヴァン大魔王の「孫」となり、会長を務める悪魔学校に通い始める。友人を増やしながら悪魔としての階級を上げていくイルマは、困難な試練を乗り越えて新しい環境で成長していく。第3シーズンでは、さらなる挑戦がイルマを待つ。
作品概要・あらすじ
あらすじ
人間の少年・鈴木入間は、悪魔界の大魔王サリバンに「孫」として迎えられ、悪魔の学校「バビルス」へ通い始めた。持ち前の愛され体質と機転で仲間を増やしながら、悪魔としての階位を着実に上げてきた入間。第3シリーズでは、バビルスを揺るがす大きな試練と新たな脅威が次々と降りかかる。絶体絶命の状況でも諦めず仲間と共に立ち向かう入間の姿が、笑いあり感動ありで描かれる。みどころ・魅力
① 入間の”本気モード”が炸裂する覚醒シーン
温厚で争いを避け続けてきた入間が、仲間を守るために本気で戦う場面は第3シリーズの最大の見せ場。普段とのギャップが大きいだけに、覚醒時の迫力と格好よさは格別で、視聴者の感情を一気に引き上げる圧巻の演出が続く。② バビルスの仲間たちとの絆と青春群像劇
アリス、クララ、アメリをはじめ個性豊かなキャラクターたちがそれぞれの葛藤や成長を見せる。学園祭や特別授業など青春ならではのイベントを軸に、笑いと熱さが絶妙に絡み合う群像劇としての面白さが第3シリーズでも全開だ。③ 伏線が一気に回収される怒涛の後半展開
序盤から丁寧に張られてきた謎や人物の背景が第3シリーズ後半で一気に明かされる。コメディの皮をまとったストーリーの底に流れるシリアスな因縁が浮かび上がり、「次が気になって止まらない」テンポで物語が加速していく。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 森脇真琴 |
|---|---|
| OP | ファンタスティックス・フロム・エグザイル・トライブ「ギリギリ Ride it out」 |
| ED | 水曜日のカンパネラ「鍋奉行」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
3期か、という感じで見始めた。1期・2期を追いかけて、4期の記事もすでに書いている身としては、もはや「安心して見られる枠」に入っている作品だ。新しいことを期待するというより、好きな店に定食を食べに行くような感覚に近い。
最初に1期を見たとき、正直なめていた。NHK放送のコメディ、悪魔学校に入学する人間の少年、という設定は「子ども向けにまとまるんだろうな」という先入観があった。それが2回目に見たとき変わった。入間が「断れない」という弱さを持ちながら、その弱さのせいでむしろ周りを巻き込んでいく構造が、じわじわ機能していることに気づいた。3期はその蓄積が一番厚い時期で、キャラクターの関係性を全部把握した上で見ると、拾える情報量がまるで違う。
「断れない人間」が、悪魔の世界で最も恐れられるまでの話
入間くんという作品を一言で説明しようとすると、たいてい「人間が悪魔学校に通うコメディ」で終わってしまう。それは間違っていないのだが、3期まで見るとその説明が少し惜しく感じてくる。
入間の根本的な属性は「NO と言えない」ことだ。親に売られた過去を持ち、誰かに何かを頼まれると本能的に応じてしまう。これは一見、最弱の設定に見える。意志が薄い、自分がない、主体性がない。ところがこの作品は、その「断れなさ」を欠点として描くのではなく、悪魔の世界における最大の異質性として機能させる。
悪魔は基本的に欲望に正直な存在として描かれている。強さ、地位、快楽——それを隠さず追い求める。そこに「自分の欲より他者の求めを優先してしまう人間」が紛れ込んだとき、悪魔たちは対処法を持っていない。アリス(木村良平)がなぜあれほど入間に惹かれるかを考えると、それが見えてくる。強さへの憧れではなく、自分にないものへの純粋な驚きだ。
3期のハーベストフェスティバル編で入間が見せる「魔悧フェーズ」は、この構造の裏返しとして機能する。普段の入間ではない、もう一人の入間。あの瞬間にゾクっとした人は多いと思うが、それが効くのは、普段の入間の「断れなさ」をずっと見てきているからだ。善意の塊が本気になったとき、なぜこんなに怖いのか。それは、その人が普段どれだけ自分を抑えているかを、こちらが知っているからだ。
カルエゴ先生(小野大輔)が入間に向ける視線の変化も、3期では解像度が上がる。初期の「人間を守るための監視」から、どこか一目置く関係性へのグラデーション。あの声で「……成長しているな」的なトーンで喋られると、素直に効く。
特に刺さったシーン
ハーベストフェスティバルで入間が孤立するくだりは、複数回見て毎回引っかかる場所が変わる。最初は単純にハラハラしながら見ていたのが、2回目では周囲のキャラクターの反応を追うようになった。アリスとジャズ(柿原徹也)がそれぞれ別の場所で動いているのに、入間のことを頭の隅に置いている、その描き方が地味に丁寧だ。
柿原徹也のジャズは本当にいい仕事をしていて、普段のチャラいトーンと、いざというときの本気が同じ声から出てくるのに毎回ちゃんと別人に聞こえる。あれは技術だと思う。
あと個人的に刺さったのは、アメリ先輩(早見沙織)が入間に対して素直になれないまま動いているシーンで、早見沙織の「強がりの中に滲む本音」の乗せ方が毎回うまい。セリフの内容より声のテクスチャで感情を乗せてくるタイプで、台本読んだだけでは伝わらない情報量がある。
読んで見たくなったら——『魔入りました!入間くん 第3シリーズ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 1期・2期を見て「キャラクターが好きになった」人。3期はその蓄積を全部使う
- コメディと成長要素が同居しているアニメが好きな人
- 主人公がじわじわ強くなる過程に快感を覚える人
- 賑やかなキャラクター劇よりも、関係性の変化を丁寧に追いたい人
合わない人
- 1期・2期を飛ばして3期から入ろうとしている人(関係性の文脈がないと半分くらい意味が薄れる)
- テンポの速い一話完結型を求めている人(3期は中盤以降、シリアスな長尺展開が続く)
- 主人公に積極性やリーダーシップを求める人(入間は基本的に巻き込まれる側)
次に見るなら
入間くんのような「異世界に紛れ込んだ人間が場を制圧していく」系の快感が好きなら、はたらく魔王さま!は外せない。魔王が現代日本でアルバイトをするという逆転設定で、「強者が日常に揉まれる」コメディとしての完成度が高い。2013年のアニメだが古さを感じさせない。
「善意のある主人公が周囲を変えていく」構造が好きなら、転生したらスライムだった件も相性がいい。テンポや演出の方向性は異なるが、主人公の人格が世界に影響を与えていく気持ちよさは近いものがある。長期シリーズなので入間くんと並行して追うにも向いている。
学園もの×特殊能力の覚醒という文脈では、この素晴らしい世界に祝福を!のパーティものとしての賑やかさが入間くんのノリと重なる。シリアスとギャグの切り替えが早く、キャラクターの関係性で笑わせるタイプの作品が好きな人にはまる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「魔入りました!入間くん 第3シリーズ」は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Hulu・Disney+と主要な配信サービスで幅広く視聴可能です。サブスクを持っている方はほぼ確実にいずれかのサービスで楽しめる環境が整っています。第1・第2シリーズを追いかけてきたファンはもちろん、今から一気見を始めたい方にとっても入りやすい状況です。




