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ヘタリア Axis Powers
| 放送年 | 2009年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 52話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio DEEN |
ヒマルヤヒデカズの人気ウェブ漫画を原作とした作品。第一次世界大戦と第二次世界大戦の間のヨーロッパを舞台にした「皮肉なギャグ」ストーリー。美少年キャラクターたちが、各国の国民性を誇張して表現している。例えば、イタリア・ヴェネツィアーノはパスタと女性が好きで、ドイツ人キャラはジャガイモとソーセージを愛している。
作品概要・あらすじ
あらすじ
第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけてのヨーロッパを舞台に、世界各国を擬人化した美少年キャラクターたちが織りなす歴史風刺ギャグコメディです。お調子者で女好き、パスタに目がないイタリア・ヴェネツィアーノを中心に、ジャガイモとソーセージを愛する生真面目なドイツ、紳士然としたイギリスなど、各国の国民性をユーモラスに誇張したキャラクターが続々登場します。1話数分のショートアニメ形式で、世界史のエピソードを「皮肉なギャグ」として軽快に描き出していきます。
みどころ・魅力
① 「国の擬人化」という唯一無二の発想
国そのものをキャラクター化し、その国民性や歴史的背景を性格や言動に落とし込むという斬新な設定が最大の魅力です。世界史で習った国同士の関係性が、まるで人間ドラマのように見えてくる新鮮な面白さがあります。
② 国民性をデフォルメしたキャラクターギャグ
パスタ好きで憎めないイタリア、几帳面なドイツ、料理が壊滅的なイギリスなど、各国のステレオタイプをコミカルに誇張したキャラクター描写が秀逸です。クスッと笑えるやり取りの中に、各国の文化的特徴が散りばめられています。
③ 数分で気軽に楽しめるショート形式
1話あたりが短いショートアニメ形式のため、スキマ時間にサクサク観られるテンポの良さが魅力です。歴史小ネタとギャグが凝縮されており、軽い気持ちで世界史の雰囲気に触れられる入り口にもなっています。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | ボブ白旗 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 平光琢也 |
| キャラクターデザイン | 河南正昭 |
| 音楽 | コーニッシュ |
| OP | コニッシュ「ヘタリアの大いなる世界」 |
| ED | 高戸靖広「Marukaite Chikyuu (Italy version)」 |
| ED | 安元洋貴「Marukaite Chikyuu (Germany version)」 |
| ED | 高橋広樹「Marukaite Chikyuu (Japan version)」 |
| ED | 高遠 康広「Marukaite Chikyuu (Russia version)」 |
| ED | 杉山紀彰「Marukaite Chikyuu (United Kingdom version)」 |
| ED | 小野坂昌也「Marukaite Chikyuu (France version)」 |
| ED | 小西克幸「Marukaite Chikyuu (America version)」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ヘタリアは通ってきていない。2009年当時、ニコニコのコメントが滝みたいに流れていたのは横目で見ていたけれど、自分の脇を通り過ぎていった作品だった。だから見始めたのは半分宿題みたいな気持ちで、最初は「国を美少年にして何が面白いんだ」と斜に構えていた。ところが一話が数分で終わる軽さに、気づけば連続で再生していた。テンポがいいというより、止まる隙をくれない。2回目に見たときに気づいたのは、自分があの時代のノリを案外わかっている気でいることだった。わからないけど、わかる。その妙な距離感のまま、いまも見続けている。
国民性というステレオタイプを、悪意なく笑いに変える距離感
この作品は、国を擬人化して国民性を誇張する。イタリアはパスタと女好き、ドイツはジャガイモと規律。文字に起こすと、下手をすれば差別すれすれの題材だ。けれど見ているうちに、これは単なるステレオタイプ遊びではなく、「差異を笑えるところまで持っていく」ための距離の取り方なんだと思えてくる。誰かを下に見て笑うのではなく、それぞれの偏りを横一列に並べて「みんな違って、みんなおかしい」に着地させる。その手つきが、思っていたよりずっと丁寧だ。
背景にあるのは第一次と第二次の戦間期。本来なら一番重く扱われる時代を、この作品は徹底して軽く流す。その軽さは逃げではなくて、たぶん意志だ。教科書で固有名詞として覚えた国が、戦場でパスタに全振りしたり、ジャガイモに執着したりしている。そうやって輪郭をぼかすことで、遠かったものが急に隣の席のやつくらいの距離になる。
斜に構えていた自分が一番やられたのは、この「軽さの設計」だった。重さで殴ってくる作品はわかりやすい。軽さで懐に入ってくる作品のほうが、あとからじわじわ残る。国というでかすぎる主語を、隣のテーブルで騒いでる友達くらいまで縮めてしまう。その縮尺の魔法こそが、この作品の核心だと思っている。単なる擬人化ギャグではなく、距離を縮める装置として国民性を使っている——そう受け取ってから、見え方がだいぶ変わった。
特に刺さったシーン
やっぱり軸はイタリアとドイツのコンビだ。序盤、イタリアが戦場でまるで戦う気がなく、白旗とパスタに全振りしているくだり。浪川大輔の声が、あのへらへらした調子をこれ以上ないくらい体現していて、ずるい。情けないのに憎めない、という難しい塩梅を声だけで成立させている。対するドイツの安元洋貴。低くて生真面目な声が、イタリアに振り回されるたびに微妙に削れていくのが伝わってきて、ため息混じりのトーンを聴いたとき思わず吹き出した。たまに画面の端から全力で飛び込んでくるアメリカも強い。小西克幸の声量が、文字通り場の空気を持っていく。皮肉とプライドの滲むイギリス——杉山紀彰のあの拗ねた響きも捨てがたいし、後に出てくるリヒテンシュタインに釘宮理恵が当たると、短い出番なのにちゃんと記憶に残る。尺が短いぶん、声優の瞬発力がそのまま笑いの強度になっている。
読んで見たくなったら——『ヘタリア Axis Powers』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 1話数分の軽さで、テンポよく笑いたい人
- 世界史の固有名詞に、ほんの少しでも引っかかりのある人
- キャラの掛け合いとアンサンブルで転がっていく作品が好きな人
合わない人
- 国民性のステレオタイプ表現そのものが受け付けない人
- 重厚なストーリーや、起承転結の決着を求める人
- 2009年前後のネット的なノリに乗りきれない人
次に見るなら
銀魂——史実や時代設定をゆるく茶化しながら、キャラの掛け合いだけで押し切るギャグ。歴史をネタにして笑える距離感が好きなら、地続きで楽しめる。
はたらく細胞——擬人化で難しい対象を一気に親しみやすくする発想が近い。体内を国みたいに眺める楽しさがあって、ヘタリアの「縮尺の魔法」と通じるものがある。
おそ松さん——男性キャラのアンサンブルが短めの尺で暴れ回る感じ。ファンダムの熱量まで含めて、あの時代の空気と地続きの作品だ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『ヘタリア Axis Powers』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信されており、いずれの環境でも視聴できます。アニメ配信に強い専門サービスから総合型まで幅広くカバーされているため、すでに加入しているサービスがあればそのまま楽しめます。ご自身の利用環境に合わせて、好きなサービスを選んで視聴してみてください。
よくある質問
まとめ
『ヘタリア Axis Powers』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信されており、いずれの環境でも視聴できます。アニメ配信に強い専門サービスから総合型まで幅広くカバーされているため、すでに加入しているサービスがあればそのまま楽しめます。ご自身の利用環境に合わせて、好きなサービスを選んで視聴してみてください。
