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ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ
| 放送年 | 2007年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | OLM |
アラモスタウンの美しいアリスと共に、アッシュと仲間たちは町の特別な庭園が破壊されているのを発見する。気取った男爵アルベルトは、その破壊をダークライのせいだと非難する。まるでその非難を聞いたかのようにダークライが現れ、ヒーローたちに立ちはだかる。ダークライとは何か?悪魔なのか、それとも変装した友人なのか?
作品概要・あらすじ
あらすじ
美しい音楽が流れる水辺の町、アラモスタウン。サトシたちは町の少女アリスと出会い、特別な庭園を訪れますが、そこが何者かに破壊されているのを発見します。気取った男爵アルベルトは、その犯人をダークライだと決めつけます。やがて非難に応えるかのようにダークライが姿を現し、ヒーローたちの前に立ちはだかります。ダークライとは一体何者なのか。人々を脅かす悪魔なのか、それとも誤解された孤独な味方なのか。さらに時空を司る伝説のポケモン、ディアルガとパルキアの激突が町を巻き込み、アラモスタウンは消滅の危機へと突き進んでいきます。
みどころ・魅力
① ディアルガVSパルキア、時空を揺るがす伝説バトル
時間を操るディアルガと空間を操るパルキア。次元の裂け目から現れた二体の激突は、町そのものを崩壊させかねないほどの圧倒的スケールで描かれます。シリーズ屈指の迫力を誇る戦闘シーンは、本作最大の見どころのひとつです。
② 誤解される存在・ダークライの切なさ
不気味な見た目と能力ゆえに悪役と疑われるダークライ。しかしその行動の裏には、町とアリスを想う隠された理由があります。「怖い存在=悪」とは限らないというテーマが、物語に深い余韻を残します。
③ 音楽と街並みが織りなす幻想的な世界観
水の都を思わせるアラモスタウンの美しい景観と、物語の鍵を握る「オラシオンの調べ」。映像と音楽が溶け合う演出が作品全体を彩り、ポケモン映画の中でも特に芸術性の高い一作に仕上がっています。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 湯山邦彦 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 杉森建 |
| 音楽 | 宮崎慎二 |
| 音響監督 | 三間雅文 |
| OP | 秋吉史絵「Together 2007 (Eiga Version)」 |
| OP | 「”We Will Be Heroes (English Version)”」 |
| ED | 「いつもそばに」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ポケモン映画はだいたい子ども向けの一本道だと、どこかで決めつけていた。ミュウツーの一作だけが例外で、あとはまあ夏の風物詩でしょ、くらいの距離感で見始めたのがこのダークライの映画だった。ところが開幕、アラモスタウンの石造りの街並みと、空中庭園の水路がスクリーンに広がった瞬間に、その油断が消えた。妙に建築が作り込まれている。エッシャーの騙し絵みたいな塔を、カメラがぐるぐる舐めるように動く。「これ、街そのものを見せたい映画だな」と最初に思った。ダークライが初めて影から滲み出てくるところで、ああこれは怖がらせ方を知っている人が作ってる、と背筋が少し冷えたのを覚えている。子ども向けの顔をして、画面の設計はやたら大人びている一本だ。
「悪役に見えるもの」を、誰が裁くのかという話
この映画の芯にあるのは、ディアルガとパルキアという神話級の二体がぶつかる派手なスペクタクルではなくて、その手前にある「ダークライは悪魔か、それとも誤解された隣人か」という問いだと思っている。物語の序盤、庭園が荒らされた犯人として真っ先に名指しされるのがダークライだ。気取った男爵アルベルトが声高に断罪し、街の人々もそれに乗る。見た目が不気味で、人を悪夢に引きずり込む力を持っていて、いつも一人で影にいる——それだけの材料で、こいつが悪いに決まっている、と全員が結論を出してしまう。
でも映画が進むにつれて、ダークライがやっていたことの意味が裏返っていく。本当の脅威は別の場所、つまり時空をねじ曲げるディアルガとパルキアの衝突そのものにあって、ダークライはむしろ街を守ろうとしていた側だった。怖い見た目の存在が、いちばん不器用なやり方で誰かを守ろうとしている。この構図がいい。悪役として登場したものが、実は最初から味方だったというのは物語の定番だけれど、この映画が丁寧なのは「だからダークライを誤解した街の人々が悪い」と単純に断じないところだ。怖いものを怖がるのは自然なことで、その自然な反応がどれだけ簡単に断罪へ転がるか——そこを子ども向けの体裁で淡々と見せてくる。単なる怪獣バトルではなく、「見た目で裁くことの危うさ」を、悪夢を操るポケモンという最高に誤解されやすい題材でやりきった作品だと受け取っている。終盤、街を救うためにダークライが払う対価を見たあとで、もう一度アルベルトの第一声を思い出すと、あの断罪のあっけなさがじわじわ効いてくる。
特に刺さったシーン
終盤、時空が割れて街全体が崩れていく中で、ダークライがたった一体で前に出ていく展開がずっと忘れられない。あれだけ街の人間に疎まれていた相手のために、引く理由しかないのに引かない。セリフらしいセリフもほとんどない存在だからこそ、その背中の説得力がすごい。劇場の音響で見ると、時空が裂ける低音がお腹に直接来て、画面の崩壊と音圧が一体になって押し寄せてくる。家のテレビでは絶対に出ない圧だった。
もう一つ挙げるなら、緊迫の合間に挟まるロケット団のくだり。林原めぐみのムサシと三木眞一郎のコジロウの、あの息の合った掛け合いが、張り詰めた空気を一瞬ゆるめてくれる。重い話の中にこの二人がいるだけで呼吸ができる。大谷育江のピカチュウの鳴き分けも相変わらず細かくて、不安がる声と踏ん張る声がちゃんと違うのに、何度見ても気づいてはっとする。
読んで見たくなったら——『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ』はAmazonプライムビデオで視聴できる(30日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- バトルより、街や世界の作り込みをじっくり眺めたい人
- 「悪役だと思っていたものが実は」という構図にぐっとくる人
- うえだゆうじのタケシ、豊口めぐみのヒカリといった声の芝居まで含めて味わいたい人
- 映画館の音響でスペクタクルを浴びたい人
合わない人
- ポケモン同士の派手な対戦を主役として期待している人
- テンポよく事件が解決していく分かりやすさを求める人
- 登場ポケモンの名前や設定に予備知識ゼロで入ると、神話側の説明がやや駆け足に感じるかもしれない
次に見るなら
「怖い見た目の存在が実は守り手だった」という余韻が好きなら、同じシリーズの原点である劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲へ。生み出されたものの孤独と怒りを、もっと正面から描いている。
街そのものが主役級に作り込まれた映画にやられたなら、千と千尋の神隠し。異界の建築と空気感に飲み込まれる感覚が近い。
「人に疎まれる存在の不器用なやさしさ」に弱い人にはフランケンウィニーもおすすめしたい。怖いものの内側にある体温を、別の角度から見せてくれる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
本作「ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ」は、AmazonプライムビデオとNetflixで視聴することができます。どちらのサービスでも自宅で手軽に楽しめるため、ポケモン映画をまとめて見返したい方にもおすすめです。配信状況は変更される場合がありますので、視聴前に各サービスで最新の情報をご確認ください。
よくある質問
まとめ
本作「ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ」は、AmazonプライムビデオとNetflixで視聴することができます。どちらのサービスでも自宅で手軽に楽しめるため、ポケモン映画をまとめて見返したい方にもおすすめです。配信状況は変更される場合がありますので、視聴前に各サービスで最新の情報をご確認ください。



















