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スーパーラヴァーズ
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 10話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio DEEN |
海外に住む高校生ハルは、母親から野性的で無口な養子の兄弟レンの世話をするよう命じられる。二人は最初、対立関係にあったが、お互いを理解し始めることで次第に心を通わせていく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
海外で暮らす高校生・海棠晴は、ある日母親から「養子に迎えた義弟・蓮の世話をしてほしい」と告げられる。野性的で人になつかず、ろくに言葉も話さない蓮との生活は、戸惑いと衝突の連続だった。それでも晴は根気強く蓮と向き合い、二人は少しずつ距離を縮めていく。やがて事情によって離ればなれになった二人は、数年の時を経て日本で再会する。成長した蓮と、変わらず彼を気にかける晴。一度は途切れたはずの絆が、再びゆっくりと結び直されていく、あたたかな家族の物語。
みどころ・魅力
① 不器用な二人が育む、じれったくも優しい関係性
最初は反発し合っていた晴と蓮が、時間をかけて少しずつ心を開いていく過程が丁寧に描かれます。一足飛びには進まないからこそ、ふとした瞬間に見せる笑顔や歩み寄りが胸に響きます。距離感の変化をじっくり味わえる作品です。
② 個性豊かな家族と仲間たちの賑やかな日常
晴の双子の弟たちをはじめ、周囲を彩るキャラクターが非常に魅力的。再会後の日本での生活では、カフェを舞台にした賑やかな場面も多く、コメディタッチの掛け合いがテンポよく展開されます。ほっとできる日常系の魅力が詰まっています。
③ 柔らかな作画と空気感が生むあたたかさ
淡くやわらかい色彩と、登場人物の細やかな表情の描写が物語の優しい雰囲気を支えています。静かなシーンの間の取り方も心地よく、キャラクターの感情の機微がしっかり伝わってきます。作品全体を包む穏やかなトーンに癒される人も多いでしょう。
キャスト・声優一覧












スタッフ
| 監督 | 石平信司 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 中村能子 |
| 音楽 | 片山修志、高梨康治、加藤賢二 |
| 音響監督 | はたしょうじ |
| OP | 矢田 悠介「おかえり。」 |
| ED | 海堂 蓮「ハピネスYOU&ME」 |
| ED | 海堂アキ「ハピネスYOU&ME」 |
| ED | Kaidou Brothers [Ren Kaidou「ハピネスYOU&ME」 |
| ED | 海堂 蓮「ハピネスYOU&ME」 |
| ED | 海藤ハル「ハピネスYOU&ME」 |
| ED | 海藤ハル「ハピネスYOU&ME」 |
| ED | 海堂 蓮「ハピネスYOU&ME」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
BLの新作が配信に並んでいると、とりあえず一周はしておくか、という気持ちで再生ボタンを押す。それが俺の習慣で、スーパーラヴァーズもその流れで見始めた一本だった。最初は正直、海外暮らしの高校生が無口で野性的な養子の世話を押しつけられる、という設定にそこまで身を入れていなかった。「懐かない子を懐かせる」よくある型だろう、と高をくくっていた。ところが序盤を抜けたあたりで手が止まる。言葉を持たない相手に、晴がただ根気よく言葉を渡し続ける。その地味な反復に妙な熱があった。2回目に見返して気づいたのは、これは恋に落ちる前に、まず一人の人間を人間に育て直す話だということ。そこを見落とすと半分も入ってこない。
「家族」というラベルが先にあって、中身があとから育っていく話
この作品が面白いのは、関係の名前が中身より先に決まっているところだ。母親の都合で「兄弟になれ」と命じられ、晴とレンはまず肩書きを与えられる。血の繋がりも、積み重ねた時間も、本人たちの合意もないまま、最初に「家族」という枠だけがぽんと置かれる。普通の物語なら、関係が育った結果として名前がつく。ここでは順番が逆なんだ。空っぽの器が先にあって、二人はそこへ何を注いでいくのかを、長い時間をかけて探っていく。
レンは言葉をほとんど持たない子として現れる。感情の出し方も、人との距離の取り方も知らない。晴がやるのは、口説くことでも守ることでもなく、まず「人と暮らすとはどういうことか」を一つずつ教えることだ。食べる、待つ、名前を呼ぶ、また会う約束をする。恋愛の手前にある、もっと原始的なやり取りの積み重ねが画面のほとんどを占める。だからこの作品を単なるラブコメとして見ると、進みの遅さに焦れる。けれど「育てる関係が、いつ恋に横滑りするのか」という一点で見ると、その遅さこそが本題だと分かってくる。
個人的に引っかかり続けているのは、晴自身も完成された大人ではないことだ。明るく面倒見がいいように見えて、自分の事情を抱え、無理をして笑っている。育てる側のはずの彼が、レンに人として支えられていく瞬間が後半にいくつもある。器を満たしていたつもりが、いつの間にか自分も注がれていた——そのねじれを、作品は説教くさくせずに置いていく。家族という言葉を、与えられるものではなく二人で作っていくものとして描き直す。野性的な養子もの、で片付けたくない理由はそこにある。
特に刺さったシーン
効いてくるのは、晴を演じる前野智昭の声だ。元気な兄ちゃんの芝居は明るく軽やかなのに、ふとした語尾に疲れと寂しさが滲む。この二層構造があるから、晴の「面倒見のよさ」がただのキャラ付けで終わらない。序盤の再会シーン、久しぶりに顔を合わせた相手に向ける声が、嬉しさより先に戸惑いを含んでいて、思わず巻き戻した。海棠家の弟たちの賑やかさも、この作品の体温を上げている。松岡禎丞の亜樹は飄々とした軽口で空気をかき回し、寺島拓篤と皆川純子が演じる下の子たちが場をさらに散らかす。皆川純子の少年声は相変わらず外さない。大人側に置鮎龍太郎の篁が一人いるだけで画面が落ち着くのも上手い配置だ。賑やかな食卓の場面ほど、その後に訪れる二人きりの静けさが沁みる。にぎわいと沈黙の落差で語る作品だと、こういう場面で腑に落ちた。
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この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 恋に落ちる手前の、距離が少しずつ縮まっていく時間そのものを味わいたい人
- 疑似家族・引き取った相手を育てる関係に弱い人
- 賑やかな日常と、ふいに訪れる静けさの落差で泣ける体質の人
- 前野智昭・松岡禎丞・置鮎龍太郎あたりの声で芝居を聴きたい人
合わない人
- 話がぐいぐい前に進まないと退屈してしまう人
- 養子・年齢差を含む関係性の設定に、最初から構えてしまう人
- 分かりやすい盛り上がりや事件の連続を求めている人
次に見るなら
育てる関係がいつの間にか恋になる距離感が好きなら、純情ロマンチカ。年の差とじれったい間合いを、BL王道の語り口でじっくり煮込んでいく一本で、スーパーラヴァーズの遅さが好物だった人ほど合う。
同じ作り手の空気で、もう少し大人の現場を見たいなら世界一初恋。仕事場を舞台に、すれ違いながら関係を確かめ合う過程が丁寧で、賑やかさと静けさの行き来も近い。
恋愛色を抜いて「突然引き取った相手と家族になっていく」核だけを味わいたいならうさぎドロップ。育てる側が育てられていくあのねじれが、別の角度から沁みてくる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『スーパーラヴァーズ』は、現在dアニメストアで視聴することができます。アニメ作品を豊富に取りそろえた配信サービスなので、本作をじっくり楽しみたい方はチェックしてみてください。最新の配信状況については、念のため公式サイトで確認することをおすすめします。
よくある質問
まとめ
『スーパーラヴァーズ』は、現在dアニメストアで視聴することができます。アニメ作品を豊富に取りそろえた配信サービスなので、本作をじっくり楽しみたい方はチェックしてみてください。最新の配信状況については、念のため公式サイトで確認することをおすすめします。


