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2018

劇場版 のんのんびより ばけーしょん
★ 4.0 / 5.0コメディ日常系
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | SILVER LINK. |
美しい朝日ヶ丘村に住んでいても、他の場所を探検する機会は逃すべきではない。夏休みが終わろうとする時、スグルが沖縄への無料旅行に当選する。村の全生徒5人と教師1人、そして地元の駄菓子屋の主人は、3日間の沖縄旅行の開始を待ちきれずにいた。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
夏休みも終わりに近づいたある日、宮内一穂の弟・卓が懸賞で沖縄への無料旅行を当ててしまう。旭丘分校に通うれんげ、夏海、小鞠、ひかげ、そして駄菓子と先生も加わり、総勢で南国・沖縄への3日間の旅へと出発する。普段はのどかな田舎で過ごす一同にとって、青い海と白い砂浜が広がる沖縄はまさに非日常の世界。慣れない土地での出会いや小さなハプニングを通して、いつもとは少し違う夏の思い出が紡がれていく。のんびりとした空気感はそのままに、舞台を移して描かれる特別な休暇の物語。みどころ・魅力
① 舞台は沖縄、いつもと違う”ばけーしょん”
本作最大の魅力は、田舎暮らしのれんげたちが南国・沖縄へ飛び出すという非日常感です。青い海や個性豊かな現地の風景が、いつもの朝日ヶ丘村とは異なる新鮮な彩りを物語に添え、シリーズファンにとっても初見の人にとっても旅情あふれる時間を味わえます。② 変わらない日常系の癒し
舞台が変わっても、のんびりとした空気感とキャラクターたちの素朴なやり取りは健在です。れんげの独特なマイペースぶりや、小鞠と夏海の賑やかな掛け合いなど、シリーズが積み上げてきた”何気ない幸せ”の魅力がたっぷり詰まっています。③ 劇場版ならではの美しい映像
TVシリーズで培われた繊細な背景美術が、劇場版クオリティでさらに磨かれています。光あふれる沖縄の自然や水の表現は息をのむほど美しく、大きなスクリーンを意識した丁寧な作画が、日常系の穏やかな物語を一層引き立てています。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 川面真也 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 大塚舞 |
| 音楽 | 水谷広実 |
| 美術監督 | 赤坂杏奈 |
| 音響監督 | 亀山俊樹 |
| OP | ナノ.ライプ「あおのらくがき」 |
| ED | 宮内 れんげ「おもいで」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
のんのんの映画、と聞いたときの第一声が「ああ、これは安心して見られるやつだ」だった。テレビシリーズの、何も起きないのに見終わると妙に満たされるあの感じが、スクリーンでどうなるのか。日常系を映画館でやる意味あるのか、と半分疑いながら席についたのを覚えている。で、沖縄に行く話だと知って、おや、と思った。田んぼと駄菓子屋しかない村の空気こそが売りなのに、わざわざ外に出すのか、と。最初は不安だった。場所を変えたら、のんのんじゃなくなるんじゃないか。結論から言えば、その不安は的外れだった。むしろ村を離れたことで、いつもの五人と一人(と店主)の距離感が、普段より輪郭くっきり見えてくる。ひと夏かぎりの友達と、別れの練習
のんのんびよりという作品は、基本的に「終わらない毎日」を描いている。田植えがあって、夏が来て、雪が降って、また春になる。大きな事件は起きないし、誰かが去っていくこともない。始まらないから終わらない。その円環の心地よさが、この村のいちばんの財産だ。ところが旅は、そこに期限を持ち込む。三日経ったら帰る。当たり前のことなんだけど、これがのんのんの世界に入ると急に重みを持つ。沖縄でれんげが出会う地元の女の子との関係が、この映画の芯になっている。普段のれんげにとって、まわりの人間は全員「ずっとそこにいる人」だ。明日も明後日も会えることが前提の世界で生きている。そこへ、明後日には会えなくなる相手が初めて現れる。子どもは別れを処理する語彙をまだ持っていない。寂しいという言葉に着地する前の、もやっとした何かを抱えたまま、れんげは三日間を過ごす。あの、何かを言いたいのに言葉が出てこない間の取り方が、観ているこっちの胸を妙に締めつける。
これは単なる「みんなで沖縄旅行、楽しかったね」の話ではなくて、変わらない日常を生きる子が、初めて「変わってしまうもの」に触れる話だと思っている。村に帰れば、れんげはまたいつもの毎日に戻る。でもその毎日は、旅の前とほんの少しだけ違う。出会いと別れを一度くぐった目で、同じ田んぼを見ることになる。日常系が描けるいちばん遠いところまで、この映画は足を伸ばしている。
特に刺さったシーン
終盤の、別れぎわのれんげ。ここで泣くんだろうな、と身構えていたら、作品はそういう分かりやすい泣かせ方をしてこない。感情が決壊する一歩手前で踏みとどまる演出が、かえって効く。隣の席ですすり泣きが聞こえてきて、映画館で日常系を観る意味、ここにあったか、と納得した。音がいい。波の音、風の音、誰もしゃべっていない時間の長さ。家のテレビだと早送りしたくなるその「間」が、暗い箱の中だと全部ごちそうになる。声の話もしておきたい。越谷夏海の佐倉綾音は相変わらず空気を一瞬で軽くする力があって、しんみりしかけた場面を絶妙なところで救ってくる。越谷小鞠の阿澄佳奈、お姉さんぶりたいのに背伸びがバレる感じの芝居が好きだ。そして加賀山楓の佐藤利奈、宮内一穂の名塚佳織、宮内ひかげの福圓美里——大人(と、お姉さん)組がどっしり構えているから、子どもたちのあやうさが映える。誰も声を張らない。その抑え方が、この村の温度そのものだった。
読んで見たくなったら——『劇場版 のんのんびより ばけーしょん』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 何も起きない時間そのものを味わえる、日常系の体質を持っている人
- テレビシリーズを通って、すでにあの村が好きになっている人
- 静かな映画館で、声を張らない芝居と環境音に身をひたしたい人
- 子どもの、言葉にならない感情の機微にぐっとくる人
合わない人
- 起承転結のはっきりしたドラマや大きな事件がないと退屈に感じる人
- キャラの関係性を知らないまま、いきなり映画から入ろうとしている人
- 派手なアクションや劇場版らしいスケールの「事件」を期待している人
次に見るなら
ばらかもん——島と子どもと方言。外から来た人間が、ゆっくり土地と人になじんでいく感触が、のんのんの空気とよく似ている。れんげのあのマイペースが好きなら、なるが刺さるはず。たまゆら——海辺の町で、写真を通して人とゆるく繋がっていく話。何も起きないのに満たされる、あの読後感が近い。沖縄の余韻が抜けないうちにどうぞ。
ゆるキャン△——風景と静けさを味わう旅もの。一人と五人で温度は違うけれど、「いい景色をただ見る時間」の豊かさを知っている作品という点で地続きだ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ | |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「劇場版 のんのんびより ばけーしょん」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つのサービスで視聴できます。複数の配信サービスで取り扱いがあるため、すでに加入しているサービスがあればそのまま楽しめますし、これから選ぶ場合も比較しやすい状況です。ご自身の利用環境に合わせて視聴サービスを選んでみてください。







