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2016

ALL OUT!!
★ 3.3 / 5.0スポーツ
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 25話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | MADHOUSE |
城恩健二は背が低く、そのことでいつも怒っている。岩清水澄明は背が高いが臆病だ。高校初日、いじめによってこの似つかわしくないペアが出会うが、ラグビー部への入部が彼らを真の友人にしていく。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
神奈川県立神奈川高校に入学した祇園健次は、低身長がコンプレックスで常に苛立ちを抱える少年。一方、長身ながら気弱な性格の石清水澄明は、その体格をからかわれてばかりいました。入学初日、いじめがきっかけで出会った正反対の二人は、偶然足を踏み入れたラグビー部に惹かれていきます。「体の大小も、得意も不得意も、すべてが武器になる」――15人それぞれの個性が活きるラグビーという競技を通じて、二人は本当の仲間と居場所を見つけ、成長していきます。みどころ・魅力
① 体格も性格も「全部活きる」ラグビーの奥深さ
小柄でも大柄でも、それぞれにポジションと役割があるのがラグビーの魅力。低身長の健次、長身の石清水という対照的な二人が、自分の体格を弱点ではなく武器に変えていく姿が丁寧に描かれます。競技未経験でもルールが自然と頭に入る構成も見事です。② 泥臭く熱い、本格派の部活青春ドラマ
華やかな勝利よりも、地道な練習やぶつかり合いの痛みをしっかり描く骨太な作風。仲間との衝突や挫折を乗り越えていく過程に説得力があり、スポーツアニメ好きの心を掴みます。気弱だった石清水が少しずつ変わっていく成長も見どころです。③ 個性豊かな部員たちの群像劇
主人公二人だけでなく、頼れる先輩やクセのある仲間たちが多数登場し、チーム全体の物語として厚みがあります。原作は雨瀬シオリによる人気漫画で、キャラクター一人ひとりの背景や関係性が丁寧に積み上げられている点も魅力です。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 清水健一 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 横谷昌宏 |
| キャラクターデザイン | 筱雅律 |
| 音楽 | 高梨康治 |
| 美術監督 | 西倉力 |
| 音響監督 | 小泉紀介 |
| OP | レニー・コード・フィクション「Flower」 |
| OP | シヴィリアン「生者ノ行進」 |
| ED | スキマスイッチ 「全力少年 produced by 奥田民生」 |
| ED | 瀧川ありさ「ノーサイド」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ラグビーのアニメ、と聞いて長いこと素通りしていた。ルールもよく知らないし、スポーツものなら他に見るものがある、くらいの理由で後回しにしていた作品だ。実際に再生してみたら、想像していた「熱血部活もの」とは入り口がだいぶ違っていて、背の低さに苛立っている少年と、体は大きいのに怯えてばかりの少年が、高校初日にうまくいかない形で出会うところから始まる。最初に見たときは、正直この二人の噛み合わなさにちょっと引いた。けれど2回目に見直すと、あの噛み合わなさこそがこの作品の入口だったとわかる。気の強さと気の弱さ、低い背と高い背——本来なら混ざらないはずの二人を、ラグビーという競技が同じ土俵に乗せていく。その手つきが思っていたよりずっと丁寧で、結局最後まで見た。「背が低い」「気が弱い」が、ここでは弱点にならない——体格のコンプレックスと居場所の話
この作品を貫いているのは、ラグビーという競技には「使えない体」が存在しない、という一点だと思う。背が低いことに怒り続けている祇園健次は、その低さと瞬発力が武器になるポジションを見つける。体は誰より大きいのに人を押すことすら怖い岩清水澄明は、その体格こそがチームの要になりうると突きつけられる。サッカーやバスケなら不利になりかねない身体的特徴が、ここでは役割に変換されていく。単純なスポ根の「努力で弱点を克服する」話ではなく、「弱点だと思っていたものは、場所が違えば武器だった」という話なんだと、見ているうちにわかってくる。 面白いのは、その理屈を作品が言葉で説明しすぎないところだ。誰かが立派な台詞で「ラグビーには全員に役目がある」と宣言するより前に、画面のほうが先にそれを見せてくる。小さい体が相手の懐に潜り込む瞬間、大きい体がスクラムで踏ん張る瞬間——コンプレックスがそのまま機能に変わる場面を積み重ねることで、テーマが頭ではなく体感として入ってくる。だからこの作品が描いているのは、勝ち負けそのものよりも「自分の体をどう肯定するか」という、もっと手前の問題なのだと思う。背が低いと怒っていた少年が、その低さを怒らなくなっていく過程は、勝利の感動とは別の種類の静かな救いがあった。特に刺さったシーン
刺さったのは、岩清水が自分の体格と怖さに向き合わされる序盤の展開だ。体が大きいことを、本人はずっと負い目のように抱えている。人を傷つけてしまうかもしれない、という怯えが彼を縛っているのが、保村真の少し震えるような声の置き方で伝わってくる。あの怯えが、ぶつかることを許される競技の中でほどけていく瞬間に、思わず前のめりになった。 千葉翔也が演じる祇園の、苛立ちと不器用さがそのまま乗った声も効いている。彼の「背が低いことへの怒り」は放っておけば嫌な感じになりかねないのに、声のテンポが妙に憎めなくて、空回りしているのが伝わるからこそ応援したくなる。上級生側に細谷佳正や津田健次郎が構えているのも大きくて、特に津田健次郎の吉田は、声が落ち着いている分だけチームの重心になっている。終盤の競り合う展開で、こういう上級生の声の低さが効いてくると、画面全体がぐっと締まった。読んで見たくなったら——『ALL OUT!!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 自分の体格や性格を弱点だと思ってきた経験のある人
- ルールを知らないスポーツでも、人間関係の積み重ねが描けていれば見られる人
- 派手な必殺技より、地味な踏ん張りや位置取りに燃える人
- 主役二人のような「噛み合わないペア」が変わっていく過程が好きな人
合わない人
- 序盤からテンポよく勝ち進む爽快感を求めている人
- 主人公の苛立ちや怯えに、しばらく付き合うのがしんどい人
- 競技の説明や試合より、恋愛・日常パートを求めている人
次に見るなら
ハイキュー!!が好きなら、こちらも間違いなく合う。背が低いことを武器に変える主人公という共通点があり、体格と役割の話としては地続きだ。バレーとラグビーの違いはあれど、根っこの励まされ方は近い。 あひるの空もおすすめしたい。小柄な主人公がバスケに挑む話で、「体の小ささをどう肯定するか」というテーマが正面から描かれる。ALL OUT!!の祇園に感情移入できた人なら刺さるはず。 走ることそのものを描いた風が強く吹いているも近い。寄せ集めのメンバーが一つのチームになっていく過程と、向いてないと思っていた体や自分が居場所を得る感触が、この作品の余韻とよく似ている。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
TVアニメ「ALL OUT!!」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで視聴できます。いずれもラグビーに青春を懸ける少年たちの熱い物語を、最初からじっくり追いかけられる配信サービスです。アニメ作品を幅広く扱うサービスで配信されているので、ご自身が使いやすいプラットフォームを選んで楽しめます。
