神様はじめました

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2013神様はじめました

神様はじめました

★ 3.9 / 5.0コメディファンタジーラブコメ超自然
放送年2013年
フォーマットOVA
話数2話
原作漫画
制作TMS Entertainment

マンガ第16巻に付属する2つのOVAエピソード。収録される1つのエピソードは第15巻のストーリーに基づいており、もう1つは完全新作のオリジナルストーリーである。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

ひょんなことから土地神となった女子高生・桃園奈々生と、社(やしろ)に仕える妖狐・巴衛(ともえ)の物語を描く、原作コミックス第16巻に付属したOVA2エピソード。1つは原作第15巻のエピソードを映像化した内容で、奈々生と巴衛の距離が少しずつ近づいていく様子が丁寧に描かれます。もう1つはアニメオリジナルの完全新作ストーリーで、本編では見られない神様と妖たちの日常がコメディタッチで展開。ファンタジーとラブコメが融合した、ファン必見の特別編です。

みどころ・魅力

① 原作15巻エピソードの丁寧な映像化

収録エピソードの1つは原作コミックス第15巻のストーリーがベース。奈々生と巴衛の関係性の機微が、声と動きを伴ってより鮮やかに表現されます。原作ファンが「あの場面が動く」と感動できる、原作再現度の高さが大きな見どころです。

② アニメオリジナルの新作ストーリー

もう1つのエピソードは、本編やコミックスにも存在しない完全新作のオリジナル。神様となった奈々生と妖たちの賑やかな日常が、軽快なコメディタッチで描かれます。原作既読者でも新鮮に楽しめる、OVAならではの特別な内容です。

③ ファンタジー×ラブコメの世界観

人間と妖が交わる和風ファンタジーの空気感はそのままに、奈々生と巴衛のじれったい距離感が物語を彩ります。超自然的な設定とラブコメの甘酸っぱさが同居する、本シリーズらしい魅力が凝縮された2話構成です。

キャスト・声優一覧

巴衛
巴衛
メイン
立花慎之介
桃園奈々生
桃園奈々生
メイン
三森すずこ

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スタッフ

監督大地丙太郎
音楽増田俊郎
OPハナエ「神様はじめました」
EDハナエ「神様お願い」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

神様はじめました、見た。といっても最初はTVシリーズの流れで「続きがあるなら」くらいの軽い気持ちで、原作16巻に付いてきたOVAだと知ったのは見たあとだ。要するにこれは本編の代わりじゃなく、漫画を追ってきた人へのおまけ——片方は15巻の話をなぞり、もう片方は完全新作という、わりと尖った構成になっている。最初に見たときは「アニメだけ追ってきた身には情報の出し方が早いな」と思った。前提を知っている人向けに作られているから、奈々生と巴衛の関係をもう体に入れた状態で見ないと、ただのいい雰囲気で流れていく。だから2回目は原作の手触りを思い出しながら見た。そうすると、本編では尺の都合で省かれがちな「二人がただ同じ空間にいる時間」が、ここではちゃんと描かれていることに気づく。事件が起きない時間こそ、この作品の本体なんだと、見返してようやく腑に落ちた。

契約で結ばれた主従が、契約じゃない何かに変わっていく時間の話

この作品の中心にあるのは、土地神になってしまった人間の女の子と、その社に仕える妖狐の関係だ。出発点は完全に契約関係で、奈々生が神で、巴衛が従者。立場としてはそれだけのはずなのに、見ていると主従というラベルがどんどん薄くなっていく。OVAという短い尺は、その「薄まっていく感じ」を切り出すのに向いている。本編みたいに大きな事件で関係を動かすのではなく、日常のちょっとした距離の詰まり方だけで進んでいくからだ。 個人的に効いていると思うのは、人間と妖が抱える時間の差だ。巴衛は何百年も生きてきた存在で、奈々生は十代の女の子。本人たちはそこをあまり口に出さないけれど、彼が彼女を見る目には、すでにいなくなる未来を知っている者の静けさがある。乙女ゲームっぽい甘い空気の作品として消費されがちだけど、その甘さの下には「いつか終わる関係を、それでも今は選ぶ」という、わりと残酷な前提が敷かれている。これは単なる人外ラブコメではなくて、釣り合わない二人が、釣り合わないことを承知のうえで一緒にいるための言い訳を探し続ける話だと思う。契約というのは本来、終わりを定めるための仕組みだ。それがいつのまにか、終わらせないための口実に変わっていく——そのねじれを、こんなに柔らかいトーンでやってのけるのが、この作品のしぶといところだ。

特に刺さったシーン

刺さったのは、終盤の何でもないやり取りだ。大きな展開があるわけじゃなく、巴衛がふっと素っ気ない態度の奥を一瞬だけ見せる——あの間。立花慎之介の声がここで本当にうまい。普段の巴衛は皮肉と余裕でできていて、声も低く乾いているのに、ほんの一語だけ温度が変わる瞬間があって、思わず巻き戻した。演技の振り幅じゃなく、振り幅を見せない我慢の演技で勝負しているのがいい。 三森すずこの奈々生もよかった。神様という肩書きに全然見合っていない、年相応のうろたえ方を声でちゃんと出している。序盤の、巴衛の態度に振り回されてむくれるあたりの芝居が地味に好きで、ここで彼女が人間のままでいてくれるから、二人の差がちゃんと差として残る。新作エピソードのほうは肩の力が抜けていて、ファンへのご褒美みたいな空気が全編に流れている。事件で泣かせにくるんじゃなく、好きなキャラが画面で息をしているだけで満たされる、あの感じ。それを狙って作ってあるのが伝わってきて、見終わったあとに変に余韻が残った。

読んで見たくなったら——『神様はじめました』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • TVシリーズか原作を追っていて、奈々生と巴衛の関係をもう知っている人
  • 乙女ゲーム的な、甘くて少し意地悪な距離感が好きな人
  • 大事件より、キャラが同じ空間にいる日常の時間そのものを味わいたい人
  • 立花慎之介三森すずこの芝居を腰を据えて聴きたい人

合わない人

  • 本編を知らずに、これ単体で物語として完結させたい人
  • はっきりした起承転結や派手な山場を求めている人
  • 人外×人間の関係に、最初から距離を感じてしまう人

次に見るなら

人と妖が同じ画面で静かに時間を過ごす感じが好きなら、夏目友人帳。恋愛の甘さは抑えめだけど、人ならざるものと関わる切なさと優しさの描き方は、この作品と地続きだ。 人外と人間の不器用な距離感をもっと濃く味わいたいなら、妖狐×僕SS。お屋敷もの×妖×ラブコメという座組みが近くて、甘さと痛みの配合が似ている。 少女漫画原作の、家族と呪いをめぐる関係劇が見たいならフルーツバスケット。超自然の設定を入り口に、人と人の埋まらない距離を丁寧に描くところが、この作品を好きな人にはきっと効く。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
OVA『神様はじめました』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで視聴することができます。複数の動画配信サービスに対応しているため、お使いの環境やすでに加入しているサービスに合わせて選べるのが嬉しいポイントです。原作付属のOVAをじっくり楽しみたい方は、これらのサービスからチェックしてみてください。

よくある質問

Q. OVA『神様はじめました』はどこで配信されていますか?
A. dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つの動画配信サービスで視聴できます。加入中のサービスや視聴環境に合わせて選べます。
Q. このOVAはどんな内容ですか?
A. 原作コミックス第16巻に付属した2エピソードです。1つは原作第15巻が元になっており、もう1つはアニメオリジナルの完全新作ストーリーとなっています。
Q. 原作を読んでいなくても楽しめますか?
A. コメディとラブコメ要素が中心なので雰囲気は楽しめますが、奈々生と巴衛の関係性が前提のため、本編アニメや原作を知っているとより深く味わえます。
Q. ジャンルは何になりますか?
A. コメディ、ファンタジー、ラブコメ、超自然を組み合わせた和風ファンタジー作品です。妖と人間が交わる世界観の中で、甘酸っぱい関係性が描かれます。

まとめ

OVA『神様はじめました』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで視聴することができます。複数の動画配信サービスに対応しているため、お使いの環境やすでに加入しているサービスに合わせて選べるのが嬉しいポイントです。原作付属のOVAをじっくり楽しみたい方は、これらのサービスからチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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