レベルE

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2011レベルE

レベルE

★ 3.5 / 5.0コメディSF
放送年2011年
フォーマットTVアニメ
話数13話
原作漫画
制作Studio Pierrot

現在、地球には数百体の宇宙人が潜んでいる。友好的な者もいれば、好戦的な者もおり、研究目的の者もいれば犯罪を目指す者もいる。彼らの存在に気づいていないのは人間だけだ。ある日、問題児の宇宙人が地球にやってくる。宇宙で最も頭が良いと言われているが、大きな性格的欠陥がある。彼はいつも

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

地球には人知れず数百体もの宇宙人が暮らしている。友好的な者、好戦的な者、研究目的の者などさまざまだが、その存在に気づいていないのは大多数の人間だけだ。高校進学を機に引っ越してきた野球部員・筒井雪隆は、新居であるはずの部屋で「記憶喪失」を名乗る謎の美青年と出くわす。彼の正体は、宇宙一の知能を持つとされるドグラ星の王子。だがその頭脳は人を欺き引っかき回すことにばかり使われ、地球は王子の気まぐれな悪戯に振り回されていく。

みどころ・魅力

① 冨樫義博原作ならではの頭脳戦と伏線

「HUNTER×HUNTER」「幽☆遊☆白書」で知られる冨樫義博の異色作。一話ごとに趣向を変えた構成と、緻密に張られた伏線、二転三転する展開が魅力です。視聴者すら騙しにかかる仕掛けが随所にあり、何度見ても新たな発見があります。

② 一筋縄ではいかない王子のキャラクター

宇宙一頭が良いのに性格は最悪——嘘と悪戯で周囲を翻弄する王子は、主人公や部下のクラフト大佐を巻き込んで次々と騒動を起こします。憎めない愛嬌と、底の知れない不気味さを併せ持つ唯一無二の存在感が光ります。

③ コメディとシリアスを行き来する振り幅

ギャグ全開の回もあれば、ゾッとするブラックなオチや本格SFサスペンスの回もあり、その落差こそ本作の醍醐味です。カラーレンジャー編など独立性の高いエピソードが揃い、一話完結に近い感覚で楽しめるのも特徴です。

キャスト・声優一覧

バカキエル・ドグラ
バカキエル・ドグラ
メイン
浪川大輔
幹久 今日子
幹久 今日子
サブ
小林ゆう
百地 治
百地 治
サブ
大原桃子
サド
サド
サブ
高塚正也
萌
サブ
松嵜麗
クラフト
クラフト
サブ
子安武人
サキ
サキ
サブ
高梁碧
ラファティ
ラファティ
サブ
徹 秋吉
野崎
野崎
サブ
倉富亮
ルナ ミ マド・マグラ役
ルナ ミ マド・マグラ役
サブ
中川翔子
山田
山田
サブ
徹 秋吉
横田 国光
横田 国光
サブ
金谷ヒデユキ

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スタッフ

監督加藤敏幸
シリーズ構成花田十輝
キャラクターデザイン竹田逸子
音楽梁邦彦
音響監督高桑一
OP栗山千明「コールドフィンガーガール」
EDViViD「「夢」~ムゲンノカナタ~」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

最初は「冨樫の作品なら外さないだろう」くらいの軽い気持ちで見始めたら、一話の終わりで完全にやられた。あらすじだけ追うとよくあるSFコメディに見えるのに、見終わるころには「騙されてたのは登場人物じゃなくて自分のほうだった」と気づく。冨樫義博の作品の中だと、幽白やハンターに比べてどうしても一番地味な扱いをされている気がする。配信で名前を挙げる人も少ない。でも面白いんだ、これが。二回目に見ると、初見でただ笑っていたシーンが急に薄ら寒くなる。キャラがいい。それだけで何度でも見返せる、そういうアニメ。

宇宙一の頭脳が、退屈しのぎに人間をオモチャにする話

レベルEを単なる「宇宙人ドタバタコメディ」だと思って見ると、たぶん芯を外す。この作品の中心にいるのは、宇宙で最も頭がいいとされる存在で、その頭脳を世のため人のためには一切使わない。使い道はただひとつ、暇つぶし。周囲の人間を、ときには仲間の宇宙人すらも、手の込んだ嘘と脚本で振り回して、その反応を眺めて楽しむ。笑えるんだけど、よく考えると、これはかなり気持ちの悪い話だ。

頭が良すぎる者にとって、世界は退屈だ。先が全部読めてしまうから。だから彼は自分から面倒事を作り出す。人を騙し、状況をかき回し、誰も予想できない方向へ物事を転がしていく。その悪戯のスケールが、ときに惑星規模にまで膨らむ。そしてこの構造が巧妙なのは、視聴者まで同じ手のひらの上で転がされるところだ。序盤のある真相が明かされる展開で、こちらは登場人物と一緒にまんまと騙される。コメディの顔をしておいて、実は見ている側の思い込みを的確に突いてくる。

冨樫義博という人は、たぶん「お約束を裏切る快感」を描かせたら異常にうまい。レベルEはそれが一番剥き出しになった作品だと思う。感動も友情も成長もない。あるのは、頭のいい奴が退屈をもてあまして、世界をひとつのゲーム盤として遊んでいる、その冷たい愉快さだけ。だからこそ、何度見ても古びない。むしろ初見の驚きが消えた二周目のほうが、笑いの下に流れている悪意の手触りがよく見えてくる。

特に刺さったシーン

子安武人が演じるクラフトの、あの常に胃を痛めていそうな声がとにかくいい。主のやることがいちいち想定外で、振り回されて、それでも職務として後始末をする。ツッコミというより、もう諦めと忠誠の中間みたいな声なんだ。序盤、彼が状況を必死に把握しようとして、結局すべて主の掌の上だったと悟るあたり、思わず「お前は悪くない」と画面に言いたくなった。

浪川大輔が演じるバカキエル・ドグラもいい。名前からしてふざけきっているのに、芝居は妙に律儀で、その温度差がおかしい。そこに小林ゆうが演じる幹久今日子のような、巻き込まれる側の人間の声が入ると、画面が一気に「こっち側」になる。常識人が一人いるだけで、宇宙人たちの理不尽さがくっきり際立つ。コメディなのに声優陣がみんな真顔で全力、というのがこの作品の一番の効きどころだと思う。

読んで見たくなったら——『レベルE』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 頭脳戦・どんでん返しが好きで、感動より「やられた」と言いたい人
  • 冨樫義博の冷めた笑いのセンスにニヤッとできる人
  • 主人公に好感が持てなくても、作りの巧みさで楽しめる人

合わない人

  • 友情・努力・成長で泣きたい人
  • 主人公に感情移入して応援したいタイプの人
  • 後味のすっきりしたハッピーエンドを求めている人

次に見るなら

同じ冨樫義博作品で頭脳戦の冷たさを味わいたいならHUNTER×HUNTER。明るい冒険の顔をしておいて、要所で容赦のない策略と心理戦に振り切る感覚は、レベルEの悪意とまっすぐ地続きだ。

地球に宇宙人が紛れ込んでいる設定のコメディSFが好きなら銀魂。ばかばかしさの底に妙な切れ味があるところ、シリアスとふざけの落差で殴ってくるところが近い。

「強すぎる・賢すぎる存在が、退屈そうに周りの人間を眺めている」あの温度が好きなら斉木楠雄のΨ難。能力を持て余した主人公が、騒がしい人間たちを冷めた目で処理していく感じは、王子のスタンスと案外似ている。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
アニメ「レベルE」は、dアニメストアとU-NEXTで視聴できます。アニメ専門のdアニメストアなら月額料金を抑えて楽しめますし、U-NEXTなら他ジャンルの作品とあわせて幅広く視聴できます。ご自身の視聴スタイルに合わせて、好きなサービスを選んでみてください。

よくある質問

Q. レベルEはどこで配信されていますか?
A. dアニメストアとU-NEXTで配信されています。どちらのサービスでも見放題対象として全話を視聴できます。最新の配信状況は各サービスの公式ページでご確認ください。
Q. レベルEの原作は誰の作品ですか?
A. 「HUNTER×HUNTER」「幽☆遊☆白書」で知られる冨樫義博さんの漫画が原作です。週刊少年ジャンプで連載され、独特の頭脳戦とブラックユーモアが詰まった作品として知られています。
Q. 全何話で、一気見にも向いていますか?
A. 全13話の1クール構成です。一話完結に近いエピソードも多いため、一気見はもちろん、空いた時間に少しずつ観るスタイルにもおすすめです。
Q. 予備知識がなくても楽しめますか?
A. 宇宙人と地球人の交流を描くSFコメディで、設定は作中で丁寧に説明されるため予備知識は不要です。冨樫作品が初めての方でも、ひねりの効いた物語を気軽に楽しめます。

まとめ

アニメ「レベルE」は、dアニメストアとU-NEXTで視聴できます。アニメ専門のdアニメストアなら月額料金を抑えて楽しめますし、U-NEXTなら他ジャンルの作品とあわせて幅広く視聴できます。ご自身の視聴スタイルに合わせて、好きなサービスを選んでみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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