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ファイナルファンタジーVII アドベント チルドレン コンプリート
| 放送年 | 2009年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | ゲーム |
完全版には、オリジナル版にはない大量の新規映像と約千シーンの修正が含まれており、合計26分が追加されています。新しいシーンには、ジオスティグマについてのより詳しい解説、デンゼルとカダージュの起源、そしてクラウドとセフィロスの延長された戦闘が含まれています。このエディションの日本版では新しいエンディングが特徴です。
作品概要・あらすじ
あらすじ
星を脅かした「セフィロス」との戦いから2年。世界には原因不明の病「星痕症候群(ジオスティグマ)」が広がり、人々を苦しめていました。かつて世界を救った元ソルジャーのクラウドもまた病に侵され、過去の罪悪感を抱えたまま孤独に身を引いていました。そんな折、銀髪の三兄弟カダージュたちが「母さん」を求めて子どもたちをさらい始めます。仲間との絆、そして自らの過去と向き合うことを迫られたクラウドは、再び剣を手に取り戦いへと身を投じていきます。本作はそのすべてを再構築した完全版です。みどころ・魅力
① 約26分の追加映像で深まる物語
オリジナル版に対し、約千シーンの修正と26分もの新規映像が追加されています。ジオスティグマの詳しい解説や、デンゼルとカダージュの起源が描かれることで、世界観と登場人物の背景が格段に理解しやすくなり、物語への没入感が増しています。② 圧倒的クオリティのフルCGアクション
本作最大の魅力は、緻密に作り込まれたフルCGによる戦闘シーンです。完全版ではクラウドとセフィロスの戦闘が延長され、スピード感あふれる剣戟と空中戦が一層見応えのあるものに。当時の映像技術の到達点ともいえる迫力を堪能できます。③ 原作ファンに刺さる集大成
ティファ、バレット、シドら懐かしの仲間たちが勢揃いし、それぞれの見せ場が用意されています。日本版には新エンディングも収録され、『FFVII』という物語に区切りをつける集大成として、シリーズファンにとって特別な一作に仕上がっています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 原案キャラデザ | 野村哲也 |
|---|---|
| 音楽 | 植松伸夫 |
| ED | 「Safe and Sound」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「ゲームの後日談を映像にしたご褒美ムービーだろう」と高をくくって席についた。原作を通った人間への、おまけみたいなものだと思っていた。それが、暗がりでクラウドがバイクにまたがった瞬間に崩れる。あの横顔のかっこよさだけは、何年経った今でも体のほうが先に覚えている。家に帰ってから配信で見返そうとしたら、どこにもなかった。dアニメにもU-NEXTにもネトフリにも、ない。結局Amazonでディスクを買うしか手がないと知って、なんというか、これはもともと映画館で浴びるために組まれた塊だったんだな、と妙に納得した。スクリーンのサイズと音響ありきで設計された映像で、家のテレビで縮こまって見るのが惜しい類のやつだ。
罪悪感という病——「許される側」になれない男の話
この作品、表向きは剣とバイクと爆発の映画なんだけど、芯にあるのはずっと地味で重い。生き残ってしまった人間の、罪悪感の話だ。
劇中で人々を蝕むジオスティグマという病が、そのまま比喩として効いている。理屈の上では星の傷から来る病なんだが、見ているうちに「過去を手放せない心が、体に出てきたもの」に思えてくる。コンプリート版で追加された解説パートを見ると、その輪郭がよりはっきりした。クラウドという男は、守れなかった人間——彼女のことも、ザックのことも——背中にくくりつけたまま生きている。だから一人で街を離れ、連絡を絶ち、症状を隠す。誰かに頼ることが、死んだ人間を置き去りにすることのように感じられるんだろう。
そこにセフィロスが、過去そのものとして立ち上がってくる。倒したはずなのに死なない。記憶が消えない限り、何度でも還ってくる。この映画が単なる続編アクションではないのは、ラスボスが外側の敵ではなく、クラウドが捨てられない後悔の形をしているからだ。終盤で彼がたどり着くのは、敵を倒すことじゃなくて、許されることを自分に許す、という一点に尽きる。子どもたちに手を引かれて水に触れるあの感触まで含めて、ようやく荷物を下ろせた男の話なんだと思う。倒したから救われたのではなく、もう逃げなくていいと気づいたから前に進めた。順番が逆なのが、この作品の優しさだ。
特に刺さったシーン
やはり終盤、クラウドとセフィロスの一騎打ちだ。コンプリート版はこの戦闘がはっきり延長されていて、初見で映画館の音響に殴られた記憶が今でも残っている。剣がぶつかる金属音と、崩れていく建物の低音が腹に直接来る。櫻井孝宏のクラウドは、叫ぶより黙る芝居が利いていて、追い詰められても声を荒げない。その抑えた感じが、対する森川智之のセフィロスの余裕と気持ちよく噛み合う。あの「俺はずっとお前の中にいる」と言わんばかりの落ち着いた声、ずるい。落下しながら何度も斬り結ぶ場面で、思わず座席の肘掛けを握っていた。
もう一つ挙げるなら、鈴村健一のザックが記憶の中でクラウドを後押しする瞬間。長く出てくるわけじゃないのに、声だけで「こいつのために前を向くのか」と腑に落ちる。逆に藤原啓治のレノが場を軽くしてくれるおかげで、重さでつぶれずに済む。脇を固める声優陣——森久保祥太郎あたりも含めて——が画面の密度を支えていて、音だけ抜き出しても成立する映画だと思う。
読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。Amazonで購入できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 原作ゲームを通っていて、あの後の彼らがどうしているか知りたい人
- 過去を引きずる主人公が、それでも一歩前に出る話に弱い人
- CG格闘・アクション作画を、できれば大きい音で浴びたい人
- ストーリーを言葉で全部説明されるより、空気で察したい人
合わない人
- 予習ゼロで、誰が誰だか整理されながら見たい人
- 動機や設定をきっちり言語化してほしい人
- 配信でサッと済ませたい人(これはディスクを買うしかない)
次に見るなら
全編CGの作り込みと、ゲーム世界の地続き感が好きならキングスグレイヴ ファイナルファンタジーXV。同じ系譜の重厚な映像で、こちらは王と国の話に振れている。質感の延長線上で楽しめるはず。
ゲーム原作のフルCGアクション映画というくくりならバイオハザード ダムネーションもいい。手触りが近く、銃と肉弾戦の見せ方に振り切っているので、戦闘シーンの密度で選ぶなら相性がいい。
背負った罪とどう折り合うか、という芯のテーマで響いたなら鋼の錬金術師を。取り返しのつかない過去を抱えて進む話で、アクションの裏でずっと「許し」を扱っている点が、この映画と地続きだ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
本作は現在、定額制の配信サービスでの取り扱いが確認できていません。視聴をご希望の場合は、Blu-rayやDVDなどのパッケージソフト、または各サービスのレンタル・購入での提供状況をご確認いただくのがおすすめです。配信状況は時期によって変わることがありますので、最新の情報は各サービスで直接ご確認ください。
