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鬼滅の刃
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 26話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | ufotable |
大正時代の日本。炭売りの少年・炭治郎は、家族が鬼に殺されているのを発見する。唯一の生き残りである妹・禰豆子も鬼に変えられていた。絶望的な現実に直面しながらも、炭治郎は妹を人間に戻し、鬼を倒すために「鬼殺隊」の剣士となることを決意する。
作品概要・あらすじ
あらすじ
大正時代の日本。竈門炭治郎は炭売りをしながら家族と慎ましく暮らしていたが、ある日山から帰ると家族が鬼に惨殺されているのを発見する。唯一の生き残りだった妹・禰豆子は鬼に変えられていた。絶望の中、炭治郎は禰豆子を人間に戻す方法を求め、鬼と戦う組織「鬼殺隊」の剣士となる道を選ぶ。仲間とともに最強の鬼・無惨を追う壮絶な旅が始まる。みどころ・魅力
① 圧倒的なクオリティのアクション作画
ufotableが手がける戦闘シーンは、水の呼吸・炎の呼吸などの「全集中の呼吸」を美麗なエフェクトで表現。特に劇場版「無限列車編」や「遊郭編」の戦闘は、アニメ史に残る作画クオリティとして世界中のファンから絶賛されている。② 家族の絆と成長を描く感動のストーリー
炭治郎と禰豆子の兄妹の絆を軸に、仲間との友情、鬼との悲しい過去など感情を揺さぶる展開が続く。敵である鬼にも深い背景が描かれており、単純な善悪を超えた重厚なドラマが作品全体に貫かれている。③ 個性豊かなキャラクターと音楽の相乗効果
善逸・伊之助をはじめ、柱と呼ばれる上位剣士たちなど魅力的なキャラクターが多数登場。LiSAが歌う主題歌「紅蓮華」「炎」は社会現象となり、映像と音楽が一体となった演出が作品の感動をさらに高めている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 外崎春雄 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 松島晃 |
| OP | リサ「紅蓮華」 |
| ED | リサ「紅蓮華」 |
| ED | フィクション・ジュクション feat. LiSA「from the edge」 |
| ED | 椎名豪 feat. 中川奈美「竈門炭治郎のうた」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直なことを言うと、流行りすぎて少し距離を置いていた。Twitterがどこを見ても鬼滅の話で、それが少し引っかかって、あえて後回しにしていた時期がある。結局見始めたのは周囲の圧力ではなく、空き時間に1話だけ、という軽い気持ちだった。
で、そのまま止まれなかった。
1話の終わりの展開——あそこで引かれた人間は相当な心臓をしている。竈門炭治郎が家に帰るシーン。音楽とカットの切り替えだけで、画面に釘付けになった。2回目に見たとき気づいたのは、あの静けさが意図的なものだということ。派手な演出を避けることで、喪失の重さをそのまま置いてある。ufotableの計算がそこには確実にある。
「優しい人間が最強になる話」ではなく、優しさがどれほどの重荷かという話
鬼滅の刃を「家族愛の物語」とまとめる見方は間違っていないが、それだけで終わらせると少し惜しい。炭治郎が特異なのは、強さの動機が復讐でも自己証明でもなく、「妹を元に戻すこと」と「目の前の相手が抱えてきたものを受け止めること」に分裂している点にある。
鬼と戦いながら、その鬼が人間だったころの苦しみを感じ取ってしまう主人公というのは、創作の文法から言えばかなりしんどい設定だ。共感は武器にならない。むしろ戦いをより重くする。炭治郎が強くなっていくほど、彼が背負う感情の量も増えていく構造になっている。
花澤香菜が演じる甘露寺蜜璃のあの声の柔らかさ、早見沙織の胡蝶しのぶが持つ穏やかな口調の裏にある刃の冷たさ——このふたりのコントラストは、「優しさ」が一種類じゃないことを音で伝えてくる。甘露寺の優しさは外へ溢れていくタイプで、しのぶのそれは内側で砥がれていくタイプ。どちらも炭治郎と近いようで、少し違う。
それから、松岡禎丞の嘴平伊之助。あのキャラクターが作品全体の中で担っている役割は、笑いや勢いだけじゃなくて、「感情を言語化できない人間の成長」を丁寧に描くための装置になっている。2回目以降で改めて見ると、伊之助の変化の繊細さに気づく。松岡禎丞がああいう役をやると、荒削りな外皮の下に確かな柔らかさが滲む。
社会現象になった作品は語りにくい。何を言っても「そんなことはもうわかってる」という空気がある。でもこの作品が本当に描いているのは、大義名分のある戦いの中で、個人の感情がどうすり減っていくかという話で、それはどんなに有名になっても薄まるものじゃない。
特に刺さったシーン
煉獄さんが退場するシーン周辺はもう語り尽くされているので、あえて別のところを言う。
小西克幸が演じる宇髄天元が、派手派手と言いながらも仲間の安否を確認する瞬間の声のトーンの変化。ああいう「口では軽く言うけど目が笑っていない」芝居は、本当に上手い声優じゃないと成立しない。小西克幸はそのあたりの塩梅が抜群で、天元という人物の格がセリフ1本で決まってしまう感覚がある。
それと、禰豆子が戦う場面で流れる音楽の使い方。普通、見せ場には盛り上がる音楽をぶつけてくるが、あえて引いた瞬間がある。そこで思わず息を呑んだ。梶浦由記の劇伴がどこで鳴らないかを計算している、という感覚。音がないことでキャラクターの重さが浮き上がる。
映画館で見たとき、周囲があちこちで泣いていた。自分もそうだったけど、泣きながら「なぜここで泣いているのか」を考えていた。たぶん、悲しいからではなく、報われたからだと思う。
読んで見たくなったら——『鬼滅の刃』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さると思う人
- アクション作画にこだわりがある人——ufotableの水の呼吸演出は本当に一度見る価値がある
- キャラクターの背景・過去に感情移入するタイプ——敵側にも物語があるので報われやすい
- 声優の演技を追いかけている人——キャスト全体の質が高い。どこを切っても見どころがある
- 流行を後追いするのが苦にならない人——今から入っても遅くない。むしろ一気見できる分だけ有利かもしれない
合わない可能性がある人
- 「王道すぎる展開」が苦手な人——設定の基本構造はかなり正統派のバトル少年漫画。奇をてらったストーリーではない
- 感情的な盛り上がりが多い作品が疲れる人——特に終盤は畳みかけるので、淡々と見たい人には少し重いかもしれない
- 「社会現象になった作品」というだけで引いてしまう人——正直、流行で見ると期待値補正が難しい。少し時間を置いてから見るほうがいいかもしれない
次に見るなら
進撃の巨人——人類が理不尽な存在と戦いながら、その戦いの意味を問い続ける構造が近い。鬼滅よりもずっと世界観が暗く複雑になるが、「なぜ戦うのか」というテーマへの執着は共鳴する部分が多い。アクション作画の密度も高い。
呪術廻戦——バトル演出のスタイルとテンポが似ていて、鬼滅の作画面に引かれた人は自然に入れると思う。キャラクターの死の扱い方が容赦ないので、そのあたりの覚悟はしておくほうがいい。
もののけ姫——人と鬼(あるいは自然)の対立を単純な善悪に落とさず、それぞれの側に正しさと悲しみを置く視点が、鬼滅と通底している。全年齢向けの皮をかぶった、かなり重い作品。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『鬼滅の刃』はABEMA・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+と、主要な動画配信サービスのほぼすべてで視聴可能です。加入しているサービスからすぐにアクセスできるため、まだ見ていない方は今すぐ試してみるのがおすすめです。各サービスで配信シーズンや対象作品が異なる場合があるため、最新の配信状況は各サービスの公式サイトでご確認ください。









