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ヘタリア World★Stars
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio DEEN |
この世には奇妙な人間がいる。短ければ数日間消え、長ければ数百年消える。名前や性格が変わり、誰かの予期しない考えで突然現れる。最も奇妙であるにもかかわらず、上司に緩く受け入れられ利用されている。そんな奇妙な人間たちの物語である。
作品概要・あらすじ
あらすじ
世界各国を擬人化したキャラクターたちが繰り広げる、笑いあり涙ありのコメディアニメ。国ごとに異なる個性・文化・歴史を持ちながらも、時に反目し、時に協力する国々の日常を軽妙なタッチで描く。ドイツ・イタリア・日本を中心に、アメリカやイギリス、フランスなど世界中の”国”たちが織りなすドタバタな外交(?)劇が展開される。くすりと笑えるショートストーリー形式で、気軽に楽しめる作品だ。
みどころ・魅力
① 各国キャラの個性が際立つ笑いの連続
イタリアの陽気さ、ドイツの真面目さ、日本のマイペースな空気感など、国民性をデフォルメしたキャラクター造形が絶妙。短いエピソードにぎゅっとユーモアが詰まっており、知識がなくても笑えるコメディとして完成度が高い。
② 歴史・文化の雑学がサラッと学べる
各国の歴史的エピソードや文化の違いを物語のネタとして盛り込んでいるため、笑いながら自然と世界の雑学が身につく。学校では習わないような細かいネタも多く、大人でも「そういえば…」と気づきがある。
③ 原作ファン待望のWorld★Stars編をアニメで堪能
2021年配信の本作は、WEB連載から人気を集めた「World★Stars」編を映像化。長年のファンには懐かしく、新規視聴者にも入りやすい構成になっており、ヘタリアシリーズの魅力をコンパクトに体験できる。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | わたなべひろし |
|---|---|
| シリーズ構成 | 筆安一幸 |
| キャラクターデザイン | 岡真里子 |
| 音楽 | コーニッシュ |
| 美術監督 | 三宅昌和 |
| 音響監督 | 平光琢也 |
| ED | イタリア「Chikyuu Marugoto Hug shitainda (地球まるごとハグしたいんだ)」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「ヘタリアまだやってたんだ」というのが正直な第一声だった。2013年ごろに一度ちゃんと追いかけていたシリーズで、まさか2021年に新作が出るとは思っていなかった。配信ページを開いたとき、ちょっとした懐かしさと「どこまで続けるんだろう」という半分呆れた感情が混在していた。
最初の数話を流し見したとき、テンポが昔と変わっていないことに逆に安心した。国擬人化という設定自体がそもそも無茶苦茶なのに、それを全員が当たり前として受け入れているあの空気感。2回目に見直したとき気づいたのは、ギャグの密度より間のとり方が変わっているということで、ONA形式になったことで1話の尺が短くなり、その分テンポが締まっている。「長すぎて間延びするヘタリア」じゃなくなっていた。
「国家」という記号を使って描く、人間の面倒くさい関係性
ヘタリア World★Starsを改めて見返すと、これは歴史コメディとか擬人化ギャグという括りよりも、「関係性を固定されてしまった存在たちの話」として読める。アメリカとイギリスが会えば何年経っても同じような言い合いをするし、イタリアはドイツに何かと迷惑をかける。それは設定上「国の性質」として描かれているが、見ていると人間関係の惰性とか、変わりたくても変われない関係のしんどさと重なってくる。
小西克幸が演じるアメリカのあの能天気な押し付けがましさは、何回見ても絶妙に「わかるけど嫌」という塩梅で、安元洋貴のドイツが毎度呆れながらも結局付き合ってしまうところに、長年の関係特有の疲れと諦めと愛着がある。安元洋貴はもともとキャリアが比較的短めの印象があるにもかかわらず(出演作195本台で主要キャストをこなす)、こういう「無表情に振り回される役」の温度感がうまい。
浪川大輔のイタリアは、声優と夜あそびでのMC仕事と全然違う方向のゆるさで、この落差が毎回おかしい。あえて「何も考えていない声」に聞こえるように演じているのは明らかで、その計算が透けないほど自然なのがすごい。
ギャグのフォーマット自体はずっと変わっていないのに見続けてしまうのは、「変わらない」ことそのものがこの作品の本質だからかもしれない。国家は何百年経っても根本的なキャラクターを変えられない——というメタ設定が、コメディの下に妙なペーソスを敷いている。
特に刺さったシーン
杉山紀彰のイギリスが独り言を言っているシーンは、毎回地味に好きだった。主要キャストの中では出番のバランスが読みにくいキャラクターで、出てきたと思ったらすぐいなくなる。ただ杉山紀彰の演じるイギリスはセリフの短さに対して感情の密度がやけに高くて、ぼそっと言った一言に100年分の拗ねが入っているような瞬間がある。最初に見たときは流していたが、2回目でその間に気づいて少し止まった。
小林裕介のスロバキアは出番こそ限られているが、登場したときのテンションの均質さが面白い。大国たちがわちゃわちゃしている中に差し込まれる小国パートの温度感の違いが、このシリーズの層の厚さを支えている部分だと思う。小林裕介は近年出演作が増えていて、こういうサイズの役でも手を抜かないのが信頼できる。
読んで見たくなったら——『ヘタリア World★Stars』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 旧シリーズを一度でも通っていて、あの空気感を懐かしいと思える人
- 1話5〜10分前後の短尺ONAを隙間時間に消化したい人
- 設定の深掘りより「キャラクター同士の掛け合いを見る」ことに価値を感じる人
- 浪川大輔・安元洋貴・杉山紀彰の演技を別ベクトルで楽しみたい声優ファン
- 歴史モチーフが入っているギャグをゆるく楽しみたい人(知識は不要)
合わない人
- シリーズ未履修で世界観の説明なしに入ろうとしている人
- きちんとしたストーリーラインや伏線回収を求める人
- 擬人化・国家メタファーのフォーマット自体が苦手な人
- 映像クオリティや作画密度に強くこだわる人(ONA相応の仕上がりで、TVアニメの水準を期待すると差を感じる場面がある)
次に見るなら
Mr.ふざけ先生のような短尺ギャグONAが好きな人は、同じく「設定を言い訳にしたキャラクター芸」が軸になっている作品なら入りやすい。ヘタリアで浪川大輔・安元洋貴の掛け合いにはまったなら、二人が別の組み合わせで出ている作品を声優軸で追うのも面白い。
はたらく細胞は同じく「何かを擬人化して日常コメディにする」フォーマットで、キャラクター間の関係性が固定されている心地よさは近い。こちらはTV放送のクオリティで丁寧に作られているので、ヘタリア World★Starsの映像感で物足りなかった人はここから入り直すといい。
ポプテピピックは方向性は全く違うが、「シリーズが続くこと自体がギャグ」という構造で楽しめる人には刺さる。声優の使い方への興味が近い層にも響きやすい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『ヘタリア World★Stars』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで現在視聴できます。いずれも月額サブスクで幅広いアニメラインナップを揃えているため、すでに契約中のサービスをそのまま利用できます。まずは無料トライアルを活用して、気軽に視聴してみてください。
よくある質問
まとめ
『ヘタリア World★Stars』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで現在視聴できます。いずれも月額サブスクで幅広いアニメラインナップを揃えているため、すでに契約中のサービスをそのまま利用できます。まずは無料トライアルを活用して、気軽に視聴してみてください。
