Vivy -Fluorite Eye’s Song-

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2021Vivy -Fluorite Eye’s Song-

Vivy -Fluorite Eye’s Song-

★ 4.1 / 5.0アクションドラマ音楽SFスリラー
放送年2021年
フォーマットTVアニメ
話数13話
原作オリジナル
制作WIT STUDIO

松本という名のAIが、世界初の自律型ヒューマノイドAI・ヴィヴィの前に現れる。松本の使命は、100年後に起こるAIと人間の戦争を阻止するため、ヴィヴィと共に歴史を書き換えることだ。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

舞台は、AIと人間が共存する近未来。歌うことを使命として生まれた自律型ヒューマノイドAI・ヴィヴィは、小さなテーマパークで日々歌い続けていた。そこへ突然、未来から送り込まれたAI・松本が現れる。松本が携える使命はただひとつ——100年後に勃発するAIによる人類殲滅を阻止すること。二体のAIは「シンギュラリティ計画」と名付けられた歴史修正の旅に乗り出す。

みどころ・魅力

① 歌と物語が交差する唯一無二の世界観

「歌でみんなを幸せにする」というヴィヴィのシンプルな使命が、壮大なSFスリラーと絡み合う構成が見事。挿入歌・主題歌はすべてヴィヴィ(CV:八木海莉)が歌い上げ、物語の感情的な核として機能している。音楽と演出の一体感はほかのアニメでは得難い体験だ。

② 息をつかせぬシナリオと伏線の精度

WIT STUDIO制作による高品質なアクション作画に加え、各エピソードが「過去の選択が未来を変える」構造で緻密に積み上げられている。「なぜAIは人間を憎むのか」という核心へ向かうほどに伏線が回収され、最終話まで目が離せない。

③ AIとは何か、使命とは何かを問う深いテーマ

ヴィヴィは戦いながらも「歌への想い」と「命令としての使命」の狭間で揺れ続ける。感情を持つとはどういうことかというAI哲学的な問いが、アクションの合間に丁寧に描かれており、SFファンのみならず幅広い層に刺さる作品となっている。

キャスト・声優一覧

ヴィヴィ
ヴィヴィ
メイン
種﨑敦美
マツモト
マツモト
メイン
福山潤
エステラ
エステラ
サブ
日笠陽子
グレイス
グレイス
サブ
明坂聡美
オフィーリア
オフィーリア
サブ
日高里菜
霧島モモカ
霧島モモカ
サブ
富田美憂
松本オサム
松本オサム
サブ
子安武人
相川ヨウイチ
相川ヨウイチ
サブ
加藤将之
加藤将之
ナビ
ナビ
サブ
泊明日菜
アーカイブ
アーカイブ
サブ
大原さやか
桑名
桑名
サブ
稲田徹
垣谷ユウゴ
垣谷ユウゴ
サブ
新垣樽助

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スタッフ

シリーズ構成梅原英司、長月達平
原案キャラデザらうんどろー
キャラクターデザイン高橋裕一
美術監督竹田悠介
音響監督明田川仁
OPジェネラルパーパスディーバAI「Happy Together」
OPヴィヴィ「A Tender Moon Tempo」
OPヴィヴィ「Sing My Pleasure」
OPヴィヴィ「Galaxy Anthem」
ED神前 暁「Ending Theme」
EDエステラ「Ensemble for Polaris」
EDEstella & Elizabeth「Ensemble for Polaris」
EDヴィヴィ「Flourite Eye’s Song」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「AIもののSFで評判がいい」という噂だけで見始めた。正直に言うと、その時点ではそこまで期待していなかった。オリジナルアニメのSFはどうしても「設定は面白いのに着地がぼんやり」というパターンが多くて、少し構えていた部分があった。

1話を見て、その構えが外れた。種﨑敦美が演じるヴィヴィが歌うシーンの静けさ、そこに乱入してくる福山潤のマツモトの軽さ——この二人の温度差が最初から計算されていて、「これは最後まで見る」と判断するのに10分かからなかった。

2周目で気づいたのは、1話の時点ですでにいくつかの伏線が画面の隅に置かれていること。最初に見たときは単純にテンポのいいSFとして楽しんでいたのに、2回目は細部を追うだけで別の見方になる。そういう作りをしている。

「使命を果たすこと」と「歌に魂を込めること」は、本当に両立できるのか

この作品を「AIと人間の共存SF」と一言で片付けることもできるが、それだと核心を外す。本当に問われているのは、目的のために生きることと、意味を感じながら生きることが同じかどうか——という、かなり古典的で、だからこそ答えの出ない問いだ。

ヴィヴィは「歌で人々を幸せにする」という使命を与えられたAIとして存在している。ところが、マツモト(福山潤)から歴史改変の任務を押しつけられたことで、「使命を遂行する機体」と「歌に本当の意味を見出そうとする個体」の間で何十年もかけて引き裂かれていく。

注目したいのは、子安武人が演じる松本オサムの存在だ。彼はヴィヴィに「魂を込めて歌え」と言い続けた人間で、AIが「意味」を問い始めるきっかけを作った張本人でもある。人間が無責任に「本物であれ」と求めた結果、AIがその問いを文字通りに引き受けてしまう——この構造は意地が悪いくらい正確に描かれている。

日笠陽子のエステラも、大原さやかのアーカイブも、それぞれのやり方で「AIが何者であるか」という問いに別の回答を出している。エステラは人間に近づくことで、アーカイブは人間を超えることで。そのどれもが正解でも不正解でもないように見えるところが、この作品の誠実さだと思う。

結末については今でも解釈が定まらない。あの終わり方は「使命が完遂された」と読むこともできるし、「使命に殉じた」と読むこともできる。どちらに転んでも、ヴィヴィが最後に歌った理由は変わらないはずで、だからこそ2周目以降の方が刺さる。

特に刺さったシーン

終盤、ヴィヴィが長い時間をかけて積み上げてきたものが一点に収束していくシーン——種﨑敦美の演技がここで全部回収される感覚があった。ヴィヴィというキャラクターは感情をあまり表に出さない設計になっているのに、声のわずかな揺れだけで「ここに来るまでに何があったか」が全部流れ込んでくる。台詞よりも沈黙の方が重い、という演出を声だけで成立させているのはかなりの技術だと思う。

音楽の使い方も話数が進むにつれて変わっていくのが面白い。同じメロディーが状況によって全く別の重さで聴こえてくる。1話で聴いたときと終盤で聴いたときでは、同じ曲のはずなのに積み上げられた文脈の重さが違う。そういう構成の丁寧さが、見返す理由になっている。

読んで見たくなったら——『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • SFとして「AIとは何か」という問いに正面から向き合った作品が好きな人
  • 時間軸を跨いだ構成が好きで、伏線回収に喜びを感じる人
  • 感情の薄いキャラクターが少しずつ変化していくのを見ていられる人
  • 声優の演技を注意深く聴く習慣がある人(種﨑敦美福山潤子安武人のアンサンブルは見どころのひとつ)
  • 全話見終えた後に「あのシーンはこういうことか」と思い返したい人

合わない人

  • テンポを優先したい人(丁寧な分、展開がゆっくり感じる話数がある)
  • 感情移入できる人間キャラクターを軸に見たい人(主軸はあくまでAI視点)
  • 結末がきれいに「答え」として提示される作品を求めている人(解釈の余地が多い)
  • アクション比重が高いと思って見始めると、思っていたより内省的な作品で面食らうかもしれない

次に見るなら

プラスティック・メモリーズ
AIが「感情を持つとはどういうことか」を別の切り口で描いた作品。Vivyよりずっと小さなスケールで、日常と別れを丁寧に積み上げる。SFとして硬派ではないが、AIと人間の関係性を感情寄りで描くならこちらも。

魔法少女まどか☆マギカ
時間軸と「使命のために何かを引き受けること」というテーマが重なる。Vivyのシリアスな構成に耐性ができたなら、まどかのループ構造にも同じ種類の重さを感じるはず。2006年以降の「魔法少女」再定義の出発点としても見ておいて損はない。

86 -エイティシックス-
人間とAI(あるいは人間に近い存在)の間に引かれた線を問い直す作品として、テーマの近さがある。Vivyより戦闘シーンの比重は高いが、その奥にある「誰のために戦うのか」という問いはよく似た場所にある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+

『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Netflixの3サービスで視聴可能です。サブスク加入者はすぐに全話を楽しめる環境が整っています。まずは第1話の圧倒的なクオリティを確かめてみてください。

よくある質問

Q. 全何話ですか?
A. 全13話です。2021年春アニメとして放送され、1クールで完結しています。続編・2期は現時点では発表されていません。
Q. SFが苦手でも楽しめますか?
A. はい。難解な専門用語は少なく、ヴィヴィの感情的な成長とアクションが中心なので、SFに馴染みがない方でもスムーズに入り込めます。音楽が好きな方にも特におすすめです。
Q. 原作はありますか?
A. アニメオリジナル作品です。脚本は『魔法少女まどか☆マギカ』の虚淵玄氏が手がけており、アニメ放送後に小説版・コミカライズも展開されています。
Q. どのサービスで無料トライアルを使って見られますか?
A. U-NEXTは初回31日間の無料トライアルがあり、期間中に全話視聴できます。dアニメストアも初月無料キャンペーンを実施していることが多いので、各サービスの公式サイトでご確認ください。

まとめ

『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Netflixの3サービスで視聴可能です。サブスク加入者はすぐに全話を楽しめる環境が整っています。まずは第1話の圧倒的なクオリティを確かめてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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