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クレイジー・クレイ・レスリング
| 放送年 | 2007年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
イエローとオレンジが激しいハードコアレスリングで対戦する。どちらが勝つのか?!世界で最もエキサイティングで残酷なハードコアレスリング「CCW」。粘土アニメーションで描かれた迫力の試合をお楽しみください。力と技のどちらが勝るのか、目が離せません!
作品概要・あらすじ
あらすじ
粘土(クレイ)で作られたキャラクター「イエロー」と「オレンジ」が、過激なハードコアレスリングで激突するクレイアニメーション作品。舞台となるのは世界最過激と謳われるプロレス団体「CCW(クレイジー・クレイ・レスリング)」。力でねじ伏せるのか、技で翻弄するのか。粘土ならではの独特の質感と動きで描かれる迫力の試合は、目が離せない展開が続く。どちらが最後に笑うのか、その結末に注目だ。みどころ・魅力
① クレイアニメーションならではの独特の質感と動き
粘土素材を使ったストップモーションアニメならではの、ぬめりと重みのある動きが試合の迫力をユニークな形で表現している。人形アニメとはひと味違う有機的な変形表現が随所に登場し、ハードコアレスリングの激しさをコミカルかつリアルに伝える。② ハードコアレスリングの過激な試合展開
通常のプロレスの枠を超えた「ハードコア」ルールの試合が展開され、予測不能な攻防が続く。イエローとオレンジそれぞれの戦略や個性がぶつかり合い、短編ながら起承転結のある試合構成が楽しめる点も見どころだ。③ 短編ONA形式で気軽に楽しめるテンポの良さ
ONA(オリジナルネットアニメ)として制作された本作は、テンポよくまとめられた短編スタイル。余分な説明なしにいきなり試合が始まり、クライマックスまで一気に駆け抜ける構成は、隙間時間でも最後まで楽しめる手軽さが魅力。スタッフ
| 監督 | 長尾武奈 |
|---|
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルに「クレイ」が入っていたから、最初はホラー方向のやつかと思って開いた。2007年のONA、ジャンルはスポーツ、粘土アニメーション。情報量が多いようで何も分からない。実際に再生してみると、色つきの粘土がレスリングをしている。それだけだった。
イエローとオレンジが戦う、という話だが、名前が色名なのも全部そういうことなんだと飲み込むしかない。2回目に見たとき、これが意外と真剣にレスリングをやっていることに気づいた。ギャグでもなく、ホラーでもなく、本当にスポーツとして成立させようとしている。そのまじめさが一番謎だった。
粘土でやるからこそ伝わる、肉体の痛さと可塑性の話
これを「スポーツアニメ」として解釈すると、どこかで引っかかる。通常のスポーツアニメが訴えるのは「人間の限界への挑戦」だが、素材が粘土である以上、登場するのは限界のない物体だ。叩きつけられても変形するだけで元に戻る。壊れることがない。
ところがこの作品は、その「壊れない素材」でハードコアレスリングをやらせている。粘土が変形するたびに、見ている側に奇妙な痛覚のようなものが走る。本来ならダメージとして処理されるべき変形が、粘土だから「そういうもの」として流れていく。この矛盾が、見ていて不思議な感触を残す。
2007年というタイミングも関係しているかもしれない。この時期のONAは予算も尺も限られていて、制作サイドが「これでいける」と判断した最低限の表現を積み重ねている。粘土アニメーションは手間はかかるが、3Dレンダリングより安く独自性を出せる手法として注目されていた。クレイアニメーション特有のヌルっとした動きが、レスリングの衝突と奇妙にマッチしている。
単なるゲテモノとして消費するには、作りが妙に誠実すぎる。かといって深読みを要求してくるわけでもない。2007年の誰かが粘土でレスリングを作った、という事実だけが残っている。そこに変な重みがある。
特に刺さったシーン
試合が始まってすぐ、最初の組み合いで両者の形が少し歪むところがある。声優の演技どうこうではなく(そもそもセリフがほとんどない)、粘土の動きがコマ撮りであることをいやでも意識させる瞬間だ。1コマ1コマ手で形を変えながら撮っている人間の存在を感じる。
終盤の技が決まるシーン、粘土の飛び散り方に変なリアリティがある。液体でも固体でもない粘土の物理が、ハードコアレスリングの「痛い」という感覚を別の回路から刺激してくる。思わず「これ何回取り直したんだ」と考えてしまった。答えは永遠に分からないが、それを考えさせた時点でこの作品は何かをやっている。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- クレイアニメーションというジャンル自体に興味がある人
- 短尺・実験的なONA作品を掘るのが趣味の人
- 「なぜこれが作られたのか」という問いを楽しめる人
- 2000年代前半〜中期のインターネット動画文化に郷愁がある人
合わない人
- キャラクターへの感情移入を軸にアニメを見る人
- ストーリーの起伏や感情的カタルシスを求める人
- 映像クオリティを重視する人(制作費・時代的制約がそのまま出ている)
- 「なんかよく分からなかった」で終わることを許容できない人
次に見るなら
ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン(2015年)——予算的制約を逆手にとった「わざとらしい低予算」の美学という点で近い。あのシュールさが刺さったなら、こちらも間違いなく合う。
直球表題ロボットアニメ(2012年)——実験的・ミニマルなONA作品として同じ棚に置ける。「これはアニメとして何なのか」という問いを持ちながら見るタイプの作品。短尺なので気軽に試せる。
プラスティック・メモリーズ(2015年)——ジャンルは全然違うが、「粘土=変形する・戻る」という素材の性質から「消えることの話」を連想したなら、こちらで感情的なカタルシスを補完するのがちょうどいい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
現在、本作を配信している公式サービスは確認されていません。視聴を希望する場合は、動画共有サイトや海外のアニメデータベースサイトなどで公開状況を個別にご確認ください。2007年公開のONA作品のため、入手経路は限られますが、クレイアニメーションという珍しいジャンルに興味がある方はぜひ探してみてください。