ダンスインザヴァンパイアバンド

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2010ダンスインザヴァンパイアバンド

ダンスインザヴァンパイアバンド

★ 3.2 / 5.0アクションセクシーラブコメ超自然
放送年2010年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作Shaft

吸血鬼の女王ミナ・テペスが日本に突然現れ、同族のための植民地を築こうとする。少年時代にミナに仕えることを誓ったアキラ・カブラギは、彼女の運命を果たすため、彼女を王位から引きずり下ろそうとする者たちから彼女を守らなければならない。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

吸血鬼の女王ミナ・テペスは、莫大な財力で日本の国債を肩代わりし、近海に同族のための特区「バンド」を築き上げる。そしてテレビ番組を通じ、世界に向けて吸血鬼の存在を公表した。幼い頃にミナへ忠誠を誓った人狼の血を引く少年・神樹昴は、再び彼女の守護者として傍らに立つことになる。だが特区の建設は人間社会との軋轢を生み、ミナの命を狙う同族の陰謀も次々と動き出す。少女の姿をした女王と、彼女を守る少年の運命が交錯していく物語が幕を開ける。

みどころ・魅力

① シャフト×新房昭之による独特な映像美

新房昭之監督とシャフトが手がける本作は、影と光を大胆に使った構図や象徴的なカット割りが随所に光る。物語の妖艶さと緊張感を、唯一無二の映像表現で描き出しているのが大きな特徴だ。

② 女王ミナと守護者・昴の関係性

威厳ある女王でありながら少女の素顔ものぞかせるミナと、彼女に仕える人狼の少年・昴。主従でありながら互いを想い合う二人の繊細な距離感が、物語全体を貫く核となっている。

③ 政治劇とアクションが融合した重厚な物語

吸血鬼の特区建設をめぐる人間社会との駆け引きや、王位を狙う一族の陰謀など、政治サスペンス的な要素が色濃い。そこに人狼の昴が繰り広げる迫力あるバトルが加わり、緩急のある展開を楽しめる。

キャスト・声優一覧

三枝由紀
三枝由紀
メイン
›
斎藤千和
暁・鏑木・レーゲンドルフ
暁・鏑木・レーゲンドルフ
メイン
›
中村悠一
ミナ・ツェぺッシュ
ミナ・ツェぺッシュ
メイン
›
悠木碧
サブ
›
釘宮理恵
彦坂
彦坂
サブ
›
市来光弘
サブ
›
山口理恵
美刃
美刃
サブ
›
小林ゆう
久世遼平
久世遼平
サブ
›
千葉進歩
平井星一
平井星一
サブ
›
千葉一伸
シスター・ローラ
シスター・ローラ
サブ
›
鴨ノ宮ゆう
石動
石動
サブ
›
丸山詠二

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スタッフ

監督園田雅裕
シリーズ構成吉野弘幸
キャラクターデザイン紺野直幸
美術監督東厚治
音響監督鶴岡陽太
OP中野愛子「Friends」
OP響「Tsumeato」
ED中野愛子「Tsumeato」
ED山村響「Friends」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

見たことがある、という確信だけがあって、中身がまるで残っていない。そういう作品がたまにある。これがまさにそれで、2010年のシャフト製の吸血鬼もの、というラベルだけが頭の隅に貼ってあった。配信で見つけて、確かめるつもりで再生した。冒頭の、夜の街と紅い色彩設計を見て、ああこの感じだ、と思い出しかけて、結局ストーリーは初見みたいに新鮮だった。最初は雰囲気だけの作品だと値踏みしていたら、女王ミナの造形に妙に引っかかって、気づけば最後まで通していた。2回目で見えてきたのは、派手な見た目の下にある寂しさのほうだった。

国を背負う女王が、ただの女の子に戻れる場所の話

吸血鬼の女王ミナ・テペスは、同族のための土地を日本に作ろうとする。植民地、という言葉の生々しさのわりに、作品が一番熱を込めて描くのは政治劇でも種族間の駆け引きでもない。幼い見た目をした絶対的支配者が、誰の前でなら肩の力を抜けるのか——その一点だ。ミナは数百年を生きていて、国家規模の決断を下し、自分を殺そうとする者たちと常に隣り合わせにいる。それでいて外見は少女のままで、わがままも甘えも、本来なら許されない立場にある。この作品は単なるセクシー路線の吸血鬼ものではなく、背負わされた重さと、その重さを一瞬だけ預けられる相手の話として見ると、急に芯が通る。アキラが彼女のそばにいる意味も、ただの護衛では説明がつかない。少年時代の誓いという設定は便利な動機づけに見えて、実際は「この人の前でだけ女王をやめていい」という、ミナにとっての避難所そのものを指している。支配と孤独はセットで、強ければ強いほど甘えられる相手が減っていく。その逆説を、ロリ然とした見た目という一見キワモノの意匠でやってのけているのが、思い返すほど効いてくる。中村悠一が演じるアキラの、過剰に熱くならない声の置き方が、その避難所っぽさをちょうどよく支えている。

特に刺さったシーン

刺さったのは派手なアクションよりも、ミナが女王の顔と素の顔を切り替える、その境目の瞬間だった。命令を下す声と、ふと子どもじみたわがままを言う声が、同じ口から地続きで出てくる。悠木碧の芝居がここで効いていて、威厳と幼さを別々に演じ分けるのではなく、一つの声の中に両方を溶かしてくる。終盤の、ミナが自分の弱さをアキラの前でだけ晒す展開で、ここまで強がってきた人がこうなるのか、と思わず姿勢を正した。序盤のお風呂まわりのあの押しの強い場面も、最初は記号的なサービスに見えて、2回目だと「触れられることに慣れていない女王」のぎこちなさとして見えてくる。斎藤千和や小林ゆうといった脇の声が、その世界の体温を地味に底上げしているのも見逃せない。

読んで見たくなったら——『ダンスインザヴァンパイアバンド』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 強い立場の人間が見せる、ほんの一瞬の隙や寂しさに弱い人
  • シャフト特有の色と構図、間の取り方が好きな人
  • 吸血鬼ものを政治と孤独のドラマとして味わいたい人

合わない人

  • 幼い外見のキャラへのきわどい演出が苦手な人
  • 設定を一話ずつ丁寧に説明してほしい人(説明より雰囲気で進む)
  • 2010年の作画やテンポに引っかかりを感じる人

次に見るなら

化物語が好きなら、同じシャフトの色彩と会話劇の呼吸がここにもある。怪異を吸血鬼に置き換えた姉妹編のような手触りで、台詞と台詞の間で語る作りが共通している。

月詠 -MOON PHASE-も近い。シャフトが描くもう一人の少女吸血鬼の話で、わがままさと孤独が同居するヒロイン像がミナとよく重なる。

ヴァンパイア騎士は、吸血鬼と人間のあいだに横たわる身分と禁忌のドラマを、もっと耽美に振った一本。種族をまたぐ関係の重さが好きなら相性がいい。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『ダンスインザヴァンパイアバンド』はdアニメストアで視聴できます。吸血鬼政治サスペンスとダークなラブコメが融合した独自の世界観を、ぜひ一度お楽しみください。

「ダンスインザヴァンパイアバンド」は、現在dアニメストアで配信されており、全話を視聴することができます。豊富なアニメ作品を扱う定額制サービスなので、追加料金を気にせずじっくり楽しめます。妖艶な世界観に浸りたい方は、ぜひチェックしてみてください。

よくある質問

Q. ダンスインザヴァンパイアバンドはどこで見られますか?
A. dアニメストアで配信中です。全12話をまとめて視聴できます。
Q. 原作漫画との違いはありますか?
A. アニメは全12話のためストーリーが原作の序盤〜中盤に集中しています。原作の続きが気になった方は漫画版もあわせて読むとより深く楽しめます。
Q. 年齢制限やグロ描写はありますか?
A. 吸血鬼を題材にしたダークファンタジーのため、血や暴力描写が含まれます。過激な表現が苦手な方は事前にご確認のうえ視聴されることをおすすめします。
Q. 続編や関連作品はありますか?
A. アニメ本編のほか、原作漫画(全16巻)が完結しています。アニメで描かれなかった後半の展開は漫画で楽しめます。

まとめ

『ダンスインザヴァンパイアバンド』はdアニメストアで視聴できます。吸血鬼政治サスペンスとダークなラブコメが融合した独自の世界観を、ぜひ一度お楽しみください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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